ボスを撃破しました。召喚士側の勝利です！

対象	相手	結果	状況	生存者
召喚士PT	ボスPT	勝利	-	10
第4複合PT	第130複合PT	勝利	-	10
第8複合PT	第171複合PT	勝利	-	14
第6複合PT	第65複合PT	勝利	-	15

• 自身が持ちだした鏡と共に、敵化した歌姫カナデは倒れています。戦場アナは彼女を抱き起こしました。

戦場アナ 「カナデちゃん！」

歌姫カナデ 「……アナ」

戦場アナ 「どうしてなんですカナデちゃん。魔法歌はもう使わないって、約束したじゃないですか！」

歌姫カナデ 「私は見ていられないの。アナタが旅立ってから、カレイディアはますます酷くなっているわ」

歌姫カナデ 「太陽が失せたのをきっかけとして、各地で生き物が魔物と化した……でもそれだけならなんとかできた」

歌姫カナデ 「次第に『彼女』は、強大な魔法で各地の街を襲い始めたのよ。聞いたこともないような威力の魔法で、都市が次々と滅ぼされていったわ。わたし達が学んだ劇団都市もそのうちの一つよ」

戦場アナ 「劇団都市が！？」

召喚士 「──『禁術指定』ね」

歌姫カナデ 「既にカレイディアの人間の、どれだけが塵に帰ったかわからないわ。だから私は……『彼女』ガ……『召喚士』ガ、許セ、許」

戦場アナ 「カナデちゃん、どうしたんですか!?」

歌姫カナデ 「痛……頭が……『召喚士』は……」

巫女ユミ 「アナ先輩、彼女に近づいては危ないですっ！」

歌姫カナデ 「……みんなのカタキ……倒す！」

召喚士 「どうやら『彼女』と私を混同するような術を掛けられているようね……中和しないと危ないわ」

戦場アナ 「動かないでください！　さっきの戦いのダメージが残っているでしょ、身体が壊れてしまいますよ！」

歌姫カナデ 「うるさい……っ！」

女の子の声 「まったく……見ていられませんわね」

戦場アナ 「！」

• 突如、天から眩い光が降り注ぎ、敵化した歌姫カナデを打ちました。

戦場アナ 「カナデちゃん！　あなたよくもー！」

商人トレハ 「狼狽えないで下さいませ。放ったのは攻撃魔法ではございませんわよ」

• 商人トレハが現れました。
  見ると、暴れていた敵化した歌姫カナデの身体はじきに大人しくなります

召喚士 「……やるわね」

巫女ユミ 「すごい……魔法が解除されていく……！」

戦場アナ 「トレハさんが、回復魔法を？」

商人トレハ 「ええとまあ……昔のキネヅカといったものでしょうか」

商人トレハ 「まあこれで大丈夫ですわ。ったく……あの男らしい、悪趣味な魔法でしたわね」

戦場アナ 「あの男って……？」

商人トレハ 「大神官を騙るあの男、ジャンターに決っております」

召喚士 「……やはり敵だったようね」

巫女ユミ 「ううっ……といいますかトレハさんっ、今までどこ行っていたんです？」

商人トレハ 「『星降る極座』まで」

巫女ユミ 「ええっ!?」

召喚士 「彼女には祭祀殿の調査を頼んでおいたの」

召喚士 「トレハ、祭祀殿の『封印』は見つけられたのかしら？」

商人トレハ 「大神官ジャンターが持つ『杖』から強い魔力を感じました。おそらく宝具……シンボリックウエポンの一つでしょう。それを柱にしているようですわ」

商人トレハ 「今は、カレイディアンの身体をとどめておりますが……時間の問題でしょう」

巫女ユミ 「急がないといけないみたいですねっ」

商人トレハ 「ただ、その気配が一つじゃなく、複数感じられたような……」

召喚士 「なるほどね」

商人トレハ 「まあついでに、この一帯の結界を壊しておきましたわ。次回から、厄介な特殊ルールが緩和されるはずです」

巫女ユミ 「おおー」

戦場アナ 「逃げたんじゃなかったんですね」

召喚士 「ご苦労様」

商人トレハ 「ともあれ、互いにネタがばれてしまったわけですから、大神官も本気で兵を差し向けてくるでしょう」

商人トレハ 「恥知らずなことに、大神官ジャンターは外部から……裏社会の傭兵を多数雇っているとの情報も得ましたわ。なるべく会いたくない連中です」

商人トレハ 「あの男には個人的な貸しもあります。ここから先は、召喚士さんに同行いたしますわね」

召喚士 「よろしく頼むわね」

戦場アナ 「今度こそどこかに行かないで下さいよ！」

召喚士 「ユミはカナデを看ておいてもらえるかしら」

巫女ユミ 「わかりましたっ」