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Diary | ||
(彼女の日記帳) 断信の道の上に拡がる天蓋は、夜空と言うよりも寧ろ石炭を上から無造作に投げいれて埋めた様な単純な黒さである。 本隊の壊滅、敗走に伴い更に此処に留まる事を余儀無くされた私とソムナンビュリストは、小さな椅子にも似た薄汚れた白い石のはだえに腰掛け火を熾していた。爆ぜる火花が其の白色に鈍く照り返り、何か秘密めいた意思を刷くが如く揺れていると眼に映るのだろうか、感傷的な人間には。 私の今まで周囲に居た兵士達は、動物も人間も総じて感傷的、詩的とは遠い存在であるように見えた。併し其の数少ない例外に、私に近しい存在が多かった。其の故に私もまた学習の結果、彼らが此処に居て今此の時間を過ごして此の光景を見たなら、ああきっとそう思うのだろうと考えるようになった。だがそれは、私自身が心から感情で以て火花を見詰めているのとはまた違う。分析し、思考し、理解する。納得は必要が無い。兵士に求められるのは、常に最適解である。―― そうした言葉の下造られた私達は、しかし研究者達は或る程度の感情を持たせた。そして其れを更に育てようとしていた。ソムナンビュリスト…銀羊に至っては、極端な感情の振幅を表している。 断信の道の先を見上げて思う。彼らは何故そうしたのだろう。戦の駒に、彼らは何を希ってやまなかったのか。何故此の拠点は、断信の道と言うのだろう。一切の感情も経験も全て捨てて永劫顧みぬのならば、永続を意味する絶の字が冠されて然るべきだ。であるにも関わらず、断、一時的な意味を内包する字が使われている。神の駒になりたかった筈の常闇の信者は、此の道で何もかもを捨てた先に、何を持とうと思っていたのだろうか。―― 不意に足元に視線を落とすと、薄汚れた白色の石達が狂ったようにみるみる黒くなっていった。そしてそれっきり、火花にも何にも光を返さなくなったのだった。 ―――――――――― (彼女の走り書き) 英雄にお薦めの危険な国カレイディア 英雄上がりのエトランジェなら大丈夫だろうと思っていたら 同じような体格のカモノハシに襲われた マーケットから徒歩1分の工房で アイテムが頭から血を流して破壊されていた 足元がぐにゃりとしたのでカートをめくってみると 自爆後の輸送系が転がっていた 依頼をしたアイテムが大失敗され、 目が覚めたら強度が落とされていた 攻撃でドッペルに突っ込んで倒した、 というか倒した後から死の連鎖とかを実行される 財布がムゥに襲撃され、 魔石も「レアアイテム獲得率も」全部減らされた 防衛戦から攻略戦までの10mの間に 人手不足に襲われた。 前に出なければ安全だろうと思ったら、 マップの敵が全員魔法系だった 支援系の1/3が情報検索経験者。 しかもネタ回答が存在するという都市伝説から「変な単語ほど危ない」 「そんな危険なわけがない」といってクジを引いた参加者が 5分後カモノハシ姿で戻ってきた 「依頼に行かなければ壊されるわけがない」と手ぶらで出て行った戦闘職が HPと活躍度を持ち去られ全滅で戻ってきた 最近流行っている登録は「チキレ」 メッセを丁寧に書いて締切時間に間に合わなくなるから 前線から半径200mは倒れる確率が150%。 一度ガッツが発動しまた倒れる確率が50%の意味 カレイディアにおけるバトルフェイズによる死亡者は1日平均120人、 うち約20人が分身した戦場アナ。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||
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Message(Linkage) | ||
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Market(入札) | ||||||||||
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Market(入札結果) | ||||
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Ability Setting | ||
アビリティを装備します。
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Item Setting | ||
装備品を整えます。
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Skill Setting | ||
スキルを装備します。
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Schedule | ||
……
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Grow | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
依代の浸透……
レベルアップしました(EXP-120)
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Event | ||
『常闇の祭祀殿』に張られた結界が魔石を霧散させます……。
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||
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