髭面の男の一週間


	Diary
	身体がうまく馴染まない。いや、違う。身体は馴染んでいるが、感覚がそれを拒否している。避けられるはずだと思った攻撃を避けられない。かすり傷程度と思いあえて受けたはずの攻撃が致命打になる。状況の変化に感覚がついていけていないのだ。自分を取り巻く世界ががらりと姿を変えたあの瞬間。毒づきながらも、心のどこかでいつも通りなんとでもなると考えている自分がいた。だが、実際はこうだ。なんとでもなるどころか、目の前の状況にすら対処できていない。焦りだけが、積る。

今回の滞在

戦場アナ

「今回の攻略拠点は「召喚の御座-汚れ無き霊場」ですね」

召喚士

「時間になったら集まるのよ」

Message(Personal)

取引メイ

「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」

取引メイ

「……4件のメールが届いております」

E-No266 ちぇる子からメッセージが届きました。

ちぇる子

「あによ。むしろ先導がいる事を安堵するシーンだと思うなー？
いきなり変な世界送られて、身体も自分のもんじゃなくて、身内は見てるだけーのアイツだけだったら困ったでしょ」

ちぇる子

「いやー、流石免罪符兼スケープゴート。何処でも出せば一発で話が進むのねー。
そゆこと。事情聞く限りアンタは被害者って言っても過言じゃない巻き込まれ方したっぽいわねー、ソッチの事情もあるんだろうけど、アレが噛まなきゃもっとスムーズだったはずだしさ」

ちぇる子

「ばっか。ばーっか。猫どころか妖精よ？　よーせー。
右も左もワカラナイ青少年をフォローするのにこれほどのエキスパートは無いってば。
まー、青少年って言うにゃちょい老けてるけど、てか妻子持ちだけどまあ。そこはどうだっていいか。」

ちぇる子

「――それでいいのよ。
今宵のアタシは貴方の為に、貴方の為だけに。全身と全霊を差し出しましょう？
精々面白く踊って頂戴な。
」


	Ability Setting
	依代のアビリティ「間接スキル修練」を装備しました。 No1のアビリティ「HITゲイン」を装備しました。効果重複や装備できないアビリティを装備解除しました。

Item Setting


	Skill Setting
	牽制スキル「間接武器で撃つ」を準備しました。本命スキル「すばやく抜き撃つ」を準備しました。「間接武器で撃つ」は既に装備されています。


	Schedule
	大けがをしています。自動的に二日間の休憩が選択されます。疲労しています。自動的に休憩が選択されます。 1日目は休憩です。 HPが回復しました。(0→350) EXPが変化しました。(28→33) 2日目は休憩です。 HPが回復しました。(350→500) EXPが変化しました。(33→38) 3日目はトレーニングです。 HPを消費しました。(500→450) EXPが変化しました。(38→68) 4日目はトレーニングです。 HPを消費しました。(450→400) EXPが変化しました。(68→98) 5日目はトレーニングです。 HPを消費しました。(400→350) EXPが変化しました。(98→128) 6日目はトレーニングです。 HPを消費しました。(350→300) EXPが変化しました。(128→158) アビリティ熟練度変化…… 間接スキル修練が熟練されました。(29.2%→36.3%) スキル熟練度変化…… スキルの熟練はありません。

Lvup

攻略の時間になりました！！

召喚士

「そろそろ時間よ。集まりなさい」

戦場アナ

「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ！！」

召喚士

「……落ち着きなさい」