Infomation | ||
|
||
Diary | ||
「はな!あんまり走ると転ぶぞー!」 広がる草原の中、元気に四足走行する猫叉を、謙はゆっくりと追いかける。 先日、思いつきで計画したピクニックだったが、 謙が思うよりもずっとずっと、はなは楽しみにしていたらしい。 丁度天気も良く、日差しも暖かい。 もしも自分に小さな妹が居れば、こんな風に可愛がったのかもしれないと、謙は和やかな気持ちになった。 もっとも、実際に妹が居たとしても、四足走行はごめんだが。 「ご主人さまー!ご主人さまーー!!」 自分の前を駆けて行った猫が、自分を呼んで戻って来る。 「どうした、はな?」 にこにこと迎えて、謙の顔は凍りついた。 「とりー!」 「いやああああ!!!スプラッタ!!!!」 ぼとっ、という妙に生々しい音とともに、不気味な鳥が地面へ落ちた。 羽根は血でぐしゃぐしゃになっているが、まだビクビクと動いている。 「えらい?えらい?はにゃえらい?」 片や、主人の褒め言葉を待つ猫叉娘。 片や、何かもう瀕死の化け鳥。 和やかな気分も吹っ飛ぶ勢いだった。 「あ、ああ、え、えらいね…」 「わーいわーい!はにゃ、えらーい!」 くるくるとはなは謙の周りを走るが、 謙はその頭を撫でてやる気分にはなれなかった。 こういう場合、人間として叱るべきなのか。 それとも、猫として褒めるべきなのか。 極極普通の青年として暮らして来た謙には、判別がつかないのである。 「はな、あんまり危ないことはするなよ」 「?はーい!」 「さ、はな。もうちょっと行ったらお弁当にしようか」 「わーい!おべんとー!」 血でべたべたになった口を拭きとってあげて、謙ははなの手をとった。 〜謙の日記〜 はな、弁当を食べてしまったらすぐに眠ってしまった。 楽しみで仕方がなかったんだろうな。昨日はあんまり寝てなかったみたいだし。 はなとの接し方、まだよくわからない。 あの子が猫叉なのはわかったけど、猫なのやら人間なのやら。 いいや、猫であり人間なんだけど…。 もう少し人間らしく振舞うように、しつけた方が良いんだろうか…? でも、それって、はなとしてはどうなんだ? はなは、元々は猫なんだよなあ。 それが突然ああなってしまって。 それを人間らしくしろって言われたら、はなだって困るよな。 でもなあ。 このままじゃ、危ないと思う。 〜はなの日記〜 今日はピクニックでした! お日さまぽかぽかで、あったかかったです! ご主人さまのおべんとーおいしかった! でも、ご主人さまのおべんとー食べたらねむたくなっちゃいました。 そしたら、ご主人さまがだっこしてくれました。 ほんとうはもっともっといっぱい走っていきたかったけど、 ご主人さまがしんぱいしてたし、 ご主人さまにだっこしてもらったから、 はなは、とっても、しあわせって思いました! |
||
今回の滞在 | ||||||
|
||||||
Message(Personal) | ||||||
|
||||||
Message(Linkage) | ||
|
||
Ability Setting | ||
|
||
Item Setting | ||||||||||
|
||||||||||
Skill Setting | ||
|
||
Schedule | ||
|
||
Lvup | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルアップしました
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
攻略の時間になりました!! | ||||||||
|
||||||||