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| Diary | ||
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一週間も過ごせばどういう場所かは大凡検討がつく。要するにここは、家だ。それも相当身の回りのことに気がいかない奴の家だ。そのくせばかでかい。 片づけをしない奴というのは好きになれない。それは清潔とか身だしなみとかいうお洋服の次元の話じゃあなく、整理ができているのか、必要な時に必要なものが手元に現れるのかということで、詰まるところ機能性の問題だ。あるべきものがあるべき場所に収まっていない空間はひどく落ち着かない。 カナイじゃ孤児出のくせに細かすぎると言われることもあったが、片づけというか収納は、その範囲が部屋であるにせよ装備であるにせよ、美観の問題じゃなく生き死にの問題だ。生まれ育ちの劣等は関係ない。むしろ杜撰で生きていくほうがよほど贅沢の振る舞いだ。 一週間明けて、三百人前後いる周りの英雄候補者とやらにも目は通した。この先も召喚はぽつぽつ続けていくつもりだそうだが、よくまあこんなアクの強いのばかりしかもてんでばらばらに集めたもんだと、そのでたらめさにはある意味兜を脱ぐしかないのだろうか。 女子供はともかくとして(そもそも俺も若いほうだ)、腕に覚えのありそうなやつ、なさそうなやつ(なさそうなやつをなんで呼ぶんだ?)、なにを考えてるのかわからんやつ、無生物にカモノハシ、せめてとりつく先くらいはもうすこし統一性はなかったのか。英雄たちの顔ぶれのむちゃくちゃさが際だつにつれ、英雄の響きに少し感じた初日の高揚が恥ずかしくなってくる。 コンファイン、依代という概念はわりと早く理解できたと思う。カナイ神殿で祀られている英霊の力を降ろす冒険者は最近でもちらほらはいた。俺たちの故郷では欲する力に合わせて、例えば竜騎士の英霊を、暗殺者の英霊を、軍師の英霊を降ろしたわけだが、ここでは逆に俺たちが英霊として、欲する力に合わせて降りる体を選ぶわけだ。まるで逆といえば逆だが、正反対というのはどこかで似ているってことだと聞いたことがある。誰からかは忘れた。ともかく故郷との相似関係というのは、なんだかんだでモチベーションにはなる。守ってやれなかったやつの面影を守る、という理屈だ。嫌いじゃない。 だがこの大量の幻創(というらしい)はどうにかならないのか? 助けるのはやぶさかじゃない。だが家の片づけを助けに来たんじゃないはずだ。作ったものくらいは、頼むから管理しろ! |
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| 今回の滞在 | ||||||
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| リンケージはありません | ||
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レベルアップしました
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| 攻略の時間になりました!! | ||||||||
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