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Diary | ||
19日目の日記 オレと同じ姿をしたコイツの言葉が・・・オレの心を大きく揺さぶった。 奴曰く・・・ 創造主は、既にオレの代わりを作っていると言う。 オレが帰っても、彼女が喜ぶことは無いと言う。 それどころか・・・彼女はオレの『個性』を認めないと言う。 『急に自分と同じ姿をした者が現れ、こんなコトを言うんだ。 混乱するのもよく判るよ。 まぁ幸いにして時間はまだある。ゆっくり考えると――』 ――バキィッ!! 奴が言い終わる前に。オレは奴の顔を思い切り殴っていた。 『なっ?! どういうつもりだい? 私を殴ったところで、キミの立場は何も変わらないよ?』 「うるさいな。ムカついたから殴っただけだ」 そう吐き捨てて、オレは奴をひと睨み。 『ちょ・・・随分と短絡的じゃないか。そんな性格でよく今まで生き残れたものだ。 どうやら私は、キミのことを少し買いかぶっていた様だね』 「ふん。よく言うよ。オレと大して立場の変わらない分際で、上から目線で語るんじゃねえ!」 オレは怒鳴った。 「大方、お前も創造主の視線に耐え切れず、逃げ出してきたクチだろ? それを偉そうに、オレとの立場を“入替えてあげる”だぁ? “どうか変わって下さい”の間違いだろっ!』 『ぐ・・・』 奴の表情から余裕が消える。どうやら図星だった様だ。 「大体な。オレ同様、彼女に作られただけのぬいぐるみの分際で、彼女のコトを全て判ったような口調で喋るのが許せねぇんだよ。 オレは・・・自分の目で彼女を見て、そして自分で判断する! お前の世話にはならねぇよ!」 『ははは・・・何だよ。結局キミだって、私と入れ替わりたいんじゃないか』 「誰が“入れ替わりたい”なんて言ったよ。 オレはハナから、自分の力で帰るつもりだったんだ。その方針を曲げるつもりはねえ! この世界に来ちまったのは、オレの不注意だ。オレの責任だ。自分のケツは自分で拭くさ。 ・・・それにな。お前なんかじゃぁ、コッチの世界でオレの代わりは務まらねぇよ!」 『・・・ははは。見事なタンカだね。 そうまで言われちゃぁ、私は黙って帰るしかないね。 ・・・・・・・。正直、私はそんなキミが羨ましいよ。 そこまで強固に、自分の意思を貫けるキミの心が。キミの個性が』 ようやく、奴の本音が聞こえた気がした。 そうさ。奴もオレと変わらない。 かつてのオレ同様に悩み、苦しみ、そしてここへ来た。 違うところがあるとすれば、作られた順番くらいだ。 「お前も・・・少しは迷いが晴れたかよ?」 『ありがとう。これで私も・・・気兼ねなく彼女の元へ戻れそうだ。 向こうで待っているよ。成長した君が帰ってくるのを』 そして奴は消えた。 後には何も残らなかった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Linkage) | ||
リンケージはありません | ||
召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||||||||
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レベルアップしました
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||
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