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Diary | ||
(彼女の日記帳) さにあらば いまはゆめのよ ああいまは さよなかぞ …… 常闇の地平に在るからと言う訳では無いが、昔に覚えた歌を小さく紡ぐ。 此の時ばかりは、依代が娘であって良いと思う。私の喉から滑り出た歌声は、眠りの時に混じるには少女の方が似合うだろう。 戦意高揚や或いは敵を怯ませるための歌とは真反対の位置に在る歌。 好き好んで覚えたのではない。ソムナンビュリストが歌っているのを傍で聴いていたので、もうずっと昔に覚えてしまっていたのだ。当のソムナンビュリストは私が覚えて以来歌う回数が極端に減り、いつも私に歌ってくれとねだるばかり。偶には私に歌ってくれれば良いのにと頼むこともあるが、彼が機嫌の良さそうに歌う時は大概が肌を重ねた後眠りに入るまでなので、何度も頼むのはどうだと言うような気分になる。 私が彼に歌ってやる時は逆に、ただ明日に備えて眠るだけ――つまり、攻略戦を控えた夜が多い。そして今夜も――平原の入口、大草原を制圧して一週間。明日は攻略戦。 圧倒的な夜に囲まれ、夜の眠りを詠う歌は、少し滑稽にも聴こえる。 夜は安らぎのヴェール、夜は優しき癒し手、それと言えるのも昼の巡り来たりてこそ。 自然とはなんと素敵だ、などと此の平原では言えぬのと同様に。 けれどソムナンビュリストは、幻想の安らかなりし夜を歌ってくれ、銀獅子の声を聴かせてくれ、と真剣に頼んでくる。 …夜に幻想の夜を齎すのの、何と容易でいて困難な事か。 奏唱師の様に魔力を編み上げた歌など歌えぬ。眠る彼の傷を癒したりはできない、何の意味も無い私の歌声。けれどもソムナンビュリストに幻創の夜、優しい眠りを齎せるのは、此れは彼の魔法なのだろうか。それとも彼を愛する、私の魔法なのだろうか。 わがこしかたに かえりみし ゆめのまにまに あこがれよ あわれいくひ なみだにくれぬ ねむれ ねむれ いとしきひと あいのつばさに おおわれつ いのらばや ゆらぐ よるのもと ながれたゆとう なみにもにたり さにあらば いまはゆめのよ ああいまは …… ―――――――――― (彼女の走り書き) ソムナンビュリストはつまり銀羊なのだから、眠れない時は手鏡でも見て自分の顔を一匹二匹三匹と数えていたらよいと思う。 |
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今回の滞在 | ||||||
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召喚士におねがい | ||||||||||||||||||||||||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||||||
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