Qの一週間

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Diary
18日目の日記

奴は、唐突にオレの前に現れた。
オレと同じ姿をした・・・アイツが。

その姿を見た瞬間、オレは直感した。
奴もオレ同様、彼女に作られた存在なのだろう、と。
同時に、嫌な予感が脳裏を過ぎる。
奴は、まるでその予感を代弁するかの様に、話し始める。
「きゅきゅきゅー! きゅーきゅー!」
※以後、発言内容は翻訳されます。

『私は、キミ同様、マスターの手によって作られたぬいぐるみだ。
 私が作られた目的はただ一つ。
 キミの代用品として―――だよ』

奴はさらに言葉を続ける。

『彼女はキミが居なくなった後、直ぐに代わりのぬいぐるみを作り、今も平然と過ごしている。
 そう、まるで何事も無かったかのように。
 ・・・判るかい? キミなど、その程度の存在なんだ。
 居ても居なくても変わらない。代用品など幾らでも作ることが出来るのだから。
 私が何を言いたいか判るかい?
 そう、「キミ」という個性は、彼女にとって何ら重要視されていないんだよ』

オレに驚く隙も与えず、奴はさらに言葉を紡ぐ。

『それでも・・・私はキミに選択肢を授けたい。
 キミが望むなら、私とキミの立場を直ぐにでも入れ替えてあげる。
 ちょっとした裏技でね。私がここに残ることで、君は彼女の元へ戻ることが出来るんだ。
 おっと、大丈夫だよ。召喚師のお姉さんにバレるような愚は冒さないから。
 私とキミは、外見的にもほとんど同じだからね。私が、キミの代わりを十二分にこなしてあげる』

突然現れて・・・コイツはいったい何を言っているんだ?!
オレの疑問に応えるように、奴はさらに言葉を繋げる。

『ただし。これだけは覚悟するんだ。
 彼女の元へ戻っても、キミは彼女に感謝されることはない。
 あくまで元の位置に戻っただけ。
 彼女の元で、キミの個性が尊重されることはない。
 ・・・判るかい?
 彼女は「キューちゃん」という「ぬいぐるみ」を求めているだけで、キミの個性を求めているわけでないんだ』

それは、あまりに衝撃的な発言。
しかし、奇妙な説得力があった。

『不幸にも、キミはこの世界へ来たことで、余計なものを学習してしまった。
 ただの動くぬいぐるみではなく・・・「キミ」という個性を身に付けてしまった。
 彼女から独立してしまったんだ。
 キミはもう、彼女無しでも生きられる。
 よく考えてごらん? 彼女の元へ戻って、キミは本当に満足できるのかい?
 それでも・・・彼女の元へ戻りたいかい?』
今回の滞在
戦場アナ
「今回の攻略拠点は「怪鳥平原-貪る大草原」ですね」
召喚士
「時間になったら集まるのよ」
  • 血塗れ闘技場-王者の礎に滞在します。
Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「メッセージは届いておりません」
Message(Linkage)
リンケージはありません
召喚士におねがい
コンファインしたい季節です。召喚士のところに赴きました。
召喚士
「あら。その身体は飽きたのかしら」
召喚士
「いいわよ。好きな依代を希望しなさい」
召喚士
「……だめね、依代のNoが間違っているわ」
Ability Setting
  • No1のアビリティ「HITゲイン」を装備しました。
  • No2のアビリティ「間接スキル修練」を装備しました。
  • No3のアビリティ「連携射撃」を装備しました。
Item Setting
  • 主力装備は「バトルクロスボウ」です。
  • 補助装備は「黒く塗られた腕輪」です。
  • 身体装備は「バトルアーマー」です。
  • 装飾装備は「魂玉」です。
Skill Setting
  • 牽制スキル「シューティング」を準備しました。
  • 本命スキル「ナン・ド・モウツ」を準備しました。
  • ナン・ド・モウツ」は既に装備されています。
Schedule
  • 1日目はトレーニングです。
    • HPを消費しました。(800716)
    • EXPが変化しました。(4777)
  • 2日目はトレーニングです。
    • HPを消費しました。(716632)
    • EXPが変化しました。(77107)
  • 3日目はスキル研究です。
    • HPを消費しました。(632590)
    • EXPが変化しました。(107117)
  • 4日目はアビリティ研究です。
    • HPを消費しました。(590548)
    • EXPが変化しました。(117127)
  • 5日目はトレーニングです。
    • HPを消費しました。(548464)
    • EXPが変化しました。(127157)
  • 6日目は休憩です。
    • HPが回復しました。(464835)
    • EXPが変化しました。(157162)
  • アビリティ熟練度変化……
    • 連携射撃が熟練されました。(57.6%62%)
  • スキル熟練度変化……
    • ナン・ド・モウツが熟練されました。(81%83.1%)
Lvup

レベルアップしました

能力値成長前成長後変化値成長限界
LV001400150010019
HP083508650301000
DEF001000100000020
HIT030603170110343
INT000500050000020
RES000500050000020
ATK025402630090287
SPD019101980070210
LUK017101780070210
Event
魔石がいっぱい集まってきた頃です。

「……まーしゃるさん?」
不思議な声がしました。

「あれちがう。でもまーしゃるさんのニオイだむー」
……なんだか変な物体がQのところにふよふよ飛んできました。そいつは丸い形をしていました。羽?みたいなもので浮かんでいます。
駄天使ムウ
「ボクはムウだむー。こんごともよろしくむー」
よくわからない物体はこちらのまわりをグルグル回っています。
駄天使ムウ
「ねえまーしゃるさん。ボク、おなかがすいたむー。ごはんはマセキがいいむー。ほしいむー。ちょうだいー!」
どうやら魔石をほしがっているようです。どうしようかと考えていると……。
女の子の声
いけませんわっ!
駄天使ムウ
「むーーーー!?」
突然、妙に派手な服装の女の子が乱入し、物体を蹴飛ばしました。よくわからない物体はむーと叫びを上げて空の彼方に飛んでいきます。
商人トレハ
「ふう……危ないところでしたわね。わたくしは商人トレハと申します」
女の子は橙色の髪をしています。複雑な紋様が刺繍されたローブを着て、色とりどりのアクセサリーで着飾っています。背中には大きなリュック?が背負われています。
商人トレハ
「さっきのは駄天使ムウという、精霊の出来損ないです。魔石が大好物で、たくさん貯め込んでいる者を見つけてたかりまくり、不幸を呼び、破産させてしまう恐ろしい魔物ですわ。おそらくアナタの持っている魔石につられて現れたのでしょう」
商人トレハ
「魔石とは魔力を秘めたものなのです。そのため、持っているだけで悪魔や怪物を呼び寄せる恐ろしい側面があるのですわ。不用意に持ち過ぎると、ろくなことがありません。ですから、魔石はさっさと消費してしまうのが良いのですわ」
商人トレハ
「そこで! 今回はちまたじゃ置いてない、とても便利なグッズを特別にご奉仕……」
商人トレハは背中のリュックを降ろし、中に手を突っ込みます。
商人トレハ
「あ、あれ……おかしいですわね。確かここに……」
駄天使ムウ
「あっ、重そうだったから、メイドのおねーさんにもってもらったむー。ほめてほめて!」
商人トレハ
「な、な──」
駄天使ムウ
「ハイヒンなんとかいっていたけど、ボクには難しくてわからないむー。マセキマセキ!」
商人トレハ
「なにしてくれてやがりますかーッ!」
物体は何処かに飛んで逃げ、女の子はそれを追いかけていきました。
攻略の時間になりました!!
召喚士
「そろそろ時間よ。集まりなさい」
戦場アナ
「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ!!」
召喚士
「……落ち着きなさい」
召喚士
「アナタは確か、私の護衛に志願してくれているようね」
召喚士
「今回は必要ないわ。次の機会に頼むわね」