Infomation | ||
|
||
Diary | ||
「納得できませんね。」 意識がはっきりした時の第一声。 「・・・・ここはどこなんです?」 第二声。 対面していた少女は困惑の表情を浮かべていただろうか。 事情を聞いても飲み込めない・・・それに、この姿は。 ――・・・・・ 帰ろうにも帰れない。 少女の話が本当なのであれば尚更。 しかし、それ以上に。 記憶がない。 元からこの姿だったのかもしれない。 元からこの世界の住人だったのかもしれない。 しかし、調べる術はないわけで。 自身の名前は少女から聞いた。記憶がなくなる前に言ったのだろう。 「・・・。」 ちら、と視線を横にやれば。 不気味な・・・・おそらく骨で出来てあるであろう、棺桶。 「何故、このようなものを・・・」 意図が分からない。 何らかの魔力を感じ取ることは出来る。が。 このようなものを持ち歩け、とでも。 ・・・気持ち悪い。 記憶が無いせいで、ここに来た理由すらも分からない。 何故この世界で戦うことを望んだのかもを。 理由がない。少なくとも、記憶が無い自身では。 ・・・しかし、此方の意思に関係なく召集はされる。 ここまで思考を巡らせた時だった。 胸に激痛。声にならないほど。 自身の胸倉を掴み、必死に耐えようと、する、が。 痛みは治まるどころか激しくなる一方だった。 動悸が大きくなる。 無意識にポケットに入っていた瓶の中身を貪る。 ・・・・。 ・・・・。 段々と痛みが和らぎ、動悸が落ち着いてくる。 なんだったのだろうか、今のは。 元々、この身体は病気持ちだったのだろうか。 「・・・とんだ不良品をつかまされた感じですね。」 もっとも、薬瓶の存在は今さっき知ったばかりで。 この身体は元からかもしれないが、自身も元は病気持ちだったのだろうか。 「・・・。」 ワケガワカラナイ。 ふと、棺桶の方を見やれば。 この棺桶の象徴とも言える髑髏の・・・眼球の入る窪みの部分が淡く光っていた。 さっきは光すらなかったはずだが。 やはり不気味だ。 そう思い、薬瓶を見る。 中身は錠剤。さっきの発作で半分は使ってしまった。 ・・・・補充する時はどうすれば良いのか。 そもそも、原材料はおろか何の薬かも分からない。 ・・・・どうにも、前途多難のようである。深く溜息をついた。 |
||
今回の滞在 | ||||||
|
||||||
Message(Personal) | ||||||
|
||||||
Message(Linkage) | ||
リンケージはありません | ||
Ability Setting | ||
|
||
Item Setting | ||
|
||
Skill Setting | ||
|
||
Schedule | ||
|
||
Lvup | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レベルアップしました
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
攻略の時間になりました!! | ||||||||
|
||||||||