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Diary | ||
この世界には光が無い 否、光っているが光っていない 光るのは蝋燭、瓦斯灯 一番輝く光は其処に無い そう、太陽が無い 長い間、眠りについているという この世界を支配するものは、暗闇 夜の帳を引き連れて、常闇はこの世界を覆っている 己の性質は夢を喰らうもの、ゆめはみ、と記憶している 夢喰は夜の卷族 夜に見る夢は見るものによって味が違うのだ 白昼夢には味がない 「くらい、なあ……」 全てを包み込む暗闇 永遠の闇 この世界は己にとってまさに夢の様でもある 「けどねえ……」 この世界には月が無い 例え光る月があれど、それは紛い物に過ぎない 綺麗な形をした玩具、またはガラクタ 太陽が眠っている今、月は輝けない 美しい月が無い世界など つまらない夢を喰らうより味気ない 太陽の輝きは月にとって必要なもの ならば、太陽を起こさなければ 「僕は月が好きだ」 「僕が惚れ込んだ月は見られるだろうか」 だが、 月と別れることもまた自然の流れなら 此ばかりは仕方ない 戦えば太陽は戻るのだろうか 戦って血を流した後、其処に月は輝くのだろうか 否、 「戦って取り戻した月に、価値はあるのだろうか」 「…………」 ごろり 雲の上に横になる 「……わからないなぁ」 戦うのは他人に任せれば良い 己の領分、其の中だけで動けばよい 己を傍観者としよう 太陽が無くなろうが構わない 月が二度と輝かないとしても 自然の流れ、摂理なら仕方ない ただ、その面影に思いを寄せるだけのこと 「さて、僕にどんな夢を見せてくれるのかな」 |
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今回の滞在 | ||||||
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Message(Personal) | ||||||||||||
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Message(Linkage) | ||
リンケージはありません | ||
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レベルアップしました
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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