Secret Sphere
<<Week8
-WEEK9-

|
Smart Diary
ワカメ
--------------------------------------------------------
 
俺の存在に気が付くと、井戸の星は自分の事を霊獣、
或いは龍の子供と説いたけれど、
俺は面倒なのでそのまま星星、若しくは朋友と呼ぶ事にした。


星星は一つ所から動けない俺に代わって、
この世界に広がる様々な景色を俺に語って聞かせた。

来光を望む霊山の崇高さ、
地を跨ぐ大河の雄大さ、
そしてそれらを千々に覆う木々の彩の美しさについてまでも。


俺は、そうした星星の話に心を奪われた。

その口から語られる物語をもっと知りたいと願い、
雷に乗って空を自由に駆け回るという彼らを、羨ましいと思いすらした。


だから、俺は星星が井戸の底から出ようとしない事を気にしなかったし、
出ないのではなく“出られない”のだという事に、気付きもしなかった。




その日、いつもなら水の昏さを押し退けるばかりに輝いていた水底から、
いつもの明るさが感じられなかった。


俺は星星が眠っているものと思って気にも留めなかったけれども、
昏い水の淵に苦しそうに浮いてきた朋友の姿を見て、
初めて事の次第に気が付いた。


星星の放つ気の影響か、やがて自ら動く事を覚えていた俺は、
井戸の底へはまり込んだ朋友を助け出すために、その水面へ釣瓶を投げ落とした。

けれども、既に星星にはそれを取るだけの力もなく、
また、ただの軋る“井戸車”である俺には、それを引き上げるだけの力もなかった。


衰弱し、喘ぐ朋友は、俺を見上げて切々と語り始める。


自分の夔龍としての力は、残る俺へと置いてゆく事。

そうすれば、俺は狭い井戸の天板から解き放たれて、
空を駆ける一輪の銀輪となって、
きっと何処へだって行ける事。


――そんな事は、どうでも良かった。


そんな事は、俺にはどうだって良かったんだ。


ただ俺は、初めての朋友を失いたくなくて――




『私の代わりに、美しい世界を見て回って欲しい』




それから、星星が美しいという広い世界で、俺はまた、独りぼっちになった。
 
--------------------------------------------------------

|
パーティメッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
PNo.368 ファンルゥ・フリゲート
からのメッセージ:
Icon少年はスマ本に投影される種々の映像へと
目を向けて。

「おぉ~~、
 ついに噂の侵略勢力が攻めて来たって
 事かぁ。

 しかも想定以上の数で

Iconファンルゥ
「でもまぁ、
 オレたちの所に攻めて来たのが運の尽きだな!

 綺麗さっぱり追い返して、
 オレの功徳の英雄譚に加えてやるのだ!」

Iconファンルゥ
「そして貰えるものもそりゃあガッポガッポと

*フフフッ*

少年は次回に向けて速やかにフラグを建設した。

PNo.786 タツノ
からのメッセージ:
Iconタツノ
なんか敵多くね?

Iconタツノ
「思ったよりガチで戦争だったな。
 温度差で風邪ひくんだが?
 いやまぁ~そのつもりではいたけどな」

Iconタツノ
「ついでにタツノ様の冒険譚も書き加えといてくれ~い!
 そんじゃまあいっちょやってみっか!
 いつも通りに、な!」

PNo.929 犬河瀬 譲里
からのメッセージ:
Iconゆずり
「軍じゃーん!

 でもスペリオル総出って感じではないのか?
 そりゃそうか。」

Iconゆずり
「にしても随分語るねえ、校長は。
 すげーおだてられて木に登らされてる感はあるが
 しょうがねー、俺もちょっと叙事詩になっちゃうか。」

Iconゆずり
「それにこんだけの敵を倒したら、絶対報酬も浴びるほど貰えるだろ!
 んじゃ、無理せず全力で死なないように死力を尽くそうぜ!」
--------------------------------------------------------

|
メッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
PNo.314 アデルリッタ・グロースハンデル
にメッセージを送った。

PNo.601 赤坂カサンドラ
にメッセージを送った。



PNo.211 井路葉坂 ギィア
からのメッセージ:
Iconギィア
どんな相談かと思えば、召喚だったとはな。
どうだ、あれから。なにか思いついたか?」

Iconギィア
「まあ、また今度手伝いに行ってやるさ。
いい暇つぶしにゃなるだろ。」
--------------------------------------------------------

|
青い鳥メッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
メッセージはありません。
--------------------------------------------------------

|
参加コミュニティ
蟹
--------------------------------------------------------
コミュニティNo.362 不要魔法生物引き取り所(おナスハウス)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.691 図書館の怪(了)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.6 悪逆遊戯研究部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.15 大魔部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.75 魔法学園 食堂
で、0人の発言がありました。

--------------------------------------------------------

|
アイテム
ワカメ
--------------------------------------------------------
ファンルゥはアイテムNo.6 三色サンドウィッチ を食べた。

三色サンドウィッチ
ベーコン、卵、レタスの三色を楽しめるサンドイッチ。

MHP/MMP/MSPが増加した!
--------------------------------------------------------

|
魔法学園の声
ワカメ
--------------------------------------------------------
Icon
パルフィー先生
「うーん……確か、この文字はこうで……
 こうなるから、……えっと……」

Icon
パルフィー先生
「きゃあ!」

Icon
マスク先生
「うわっ、危ない!」

Icon
マスク先生
「……大丈夫ですか、パルフィー先生。
 両手いっぱいに辞書やノートや石板みたいなものを抱えて、
 前を見ずに歩くのは危険ですよ」

Icon
パルフィー先生
「あ、ま、マスク先生、すみません!
 つい夢中になってしまって……」

Icon
マスク先生
「いえ……熱心なのは良いことだと思いますが、
 生徒にぶつかっても、互いに危ないですし
 どこか腰を落ち着けてから始めては?」

Icon
パルフィー先生
「そうですね……全然周りを見ていなくて……
 ごめんなさい、気を付けますわ」

Icon
マスク先生
「ああ、……もし何処にも空き部屋がないなら、
 学園長に言えば何かしら作業する部屋を用意してくれると思いますよ」

Icon
パルフィー先生
「はい、ありがとうございます。
 そうですね……研究室はあるんですけれど……
 暇があれば塔や遺跡入り口付近に足を運んでしまって。
 その途中で、色々調べていたら、つい……」

Icon
パルフィー先生
「でも、それで誰かがケガをしては大変ですしね……
 マスク先生にもご迷惑をおかけしました
 研究室に戻って、続きをすることにしますね」

Icon
マスク先生
「ああ、……良ければその荷物、持って行きますよ」

Icon
パルフィー先生
「えっ、でも、マスク先生のお手を煩わせるのは……」

Icon
マスク先生
「別にこれくらい大したことありませんよ。
 それにここで見送って、また転んだりしたら大変でしょう」

Icon
パルフィー先生
「す、すみません……では、お言葉に甘えて……」

Icon
パルフィー先生
「とても助かります、ありがとうございます」

Icon
マスク先生
「……どこかの誰かも、
 少しはまじめなパルフィー先生の爪の垢を煎じて飲んで欲しいものだな……」
--------------------------------------------------------

|
朝練戦闘
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
レイド戦
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
レイド戦終了
蟹
--------------------------------------------------------
ファンルゥ は 534 SCを報酬として入手!
ファンルゥ は 27 TPを報酬として入手!
ファンルゥ は 53 RPを報酬として入手!
--------------------------------------------------------

|
探索
ワカメ
--------------------------------------------------------
探索中. . .
ファンルゥはSCを280、TPを18手に入れた。
--------------------------------------------------------

|
《要素魔術》
ワカメ
--------------------------------------------------------
Icon
睦月先生
「では授業を始めるとしよう。
 準備は出来ているか?」

Icon
睦月先生
「本日は今までの要素魔術の基礎と応用の復習、
 それから一人ひとり適性を見ていこうと思う」

Icon
睦月先生
「まあ一種の小テストのようなものだ。
 身構えなくてもいい、いつもやっているようにしていてくれ」

Icon
睦月先生
「……とはいえ、魔術自体の適性については、私よりも
 エメロード先生やリベルタ先生の方が
 詳しく判断してくれるだろうが……」

Icon
睦月先生
「要素魔術が絡むと多少なりとも複雑だからな。
 私が判断できる範囲で見ようと思う」

Icon
睦月先生
「では各々順番に、得意とする魔法を見せて貰おう……」
















Icon
睦月先生
「……ふむ、こんなものだろうか……
 時間も丁度良く終わりそうだな」

Icon
睦月先生
「今、合格を貰った者もそうで無い者もいるかもしれないが、
 元より新しい魔法はこれからも出てくるかもしれないからな」

Icon
睦月先生
「重要なのは合否では無く、魔法の環境が移り変わっていく中で、
 どれが自分に適切かを判断する力だ」

Icon
睦月先生
「その力を磨いていくと良いだろう。
 それでは、今日はこの辺で終わろうか」

《要素魔術》の授業を1回選択!
ファンルゥはMHPが37増加した。
ファンルゥはMMPが23増加した。
ファンルゥはMSPが23増加した。
ファンルゥはMMPが23増加した。
ファンルゥはMSPが24増加した。
ファンルゥはMMPが24増加した。
ファンルゥはMSPが24増加した。
ファンルゥは回避力が13増加した。

--------------------------------------------------------

|
ワカメ
--------------------------------------------------------

PNo.876 緋色の狐[分身][分身]
からスペルウェイブを伝授してもらった!(SC-300)

line

スペルNo.15 禹歩を1人に伝授した!
OPを1入手!

line


スペルNo.21 ウェイブ の要素を除去。
スロット3 の要素 残心 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.3 として固定化! (TP+1)
スペルがウェイブに変化!
スペルNo.21 ウェイブ のスペル名が 呪法:瘟鬼 に変化!

スペルNo.21 呪法:瘟鬼 をアイテムNo.7 カウンター化 で調律!(TP-1)
スペルNo.21 呪法:瘟鬼 のスペル名が 呪法:瘟鬼 に変化!

新スペル開発!
呪法:瘟鬼 は新スペルとして承認された!
スペル名:呪法:瘟鬼

スペルNo.9 発勁 のSP消費量が 1 減少!
威力が 6 減少!(TP-1)
スペルNo.9 発勁 のスペル名が 発勁 に変化!

スペルNo.9 発勁 のSP消費量が 1 減少!
威力が 6 減少!(TP-1)
スペルNo.9 発勁 のスペル名が 発勁 に変化!

スペルNo.9 発勁 のSP消費量が 0 減少!
威力が 5 減少!(TP-1)
スペルNo.9 発勁 のスペル名が 発勁 に変化!

スペルNo.9 発勁 のSP消費量が 0 減少!
威力が 5 減少!(TP-1)
スペルNo.9 発勁 のスペル名が 発勁 に変化!

line


武器 ボロボロの手甲 を 攻撃力強化!
ボロボロの手甲 の 攻撃力 が 35 上がった!(TP-1)
名称が ボロボロの手甲 に変更!

防具 ボロボロの外套 を 回避力強化!
ボロボロの外套 の 回避力 が 13 上がった!(TP-1)
名称が ボロボロの外套 に変更!

装飾 ボロボロの腰帯 を MHP強化!
ボロボロの腰帯 の MHP が 136 上がった!(TP-1)
名称が ボロボロの腰帯 に変更!

Iconファンルゥ
「こんなもんかな?」

使い魔 《魔導甲手:風火輪》 の MMP が 10 上がった!
使い魔 《魔導甲手:風火輪》 の MSP が 10 上がった!(TP-1)
名称が 《魔導甲手:風火輪》 に変更!

Icon《風火輪》の魔力が少し上がった!
--------------------------------------------------------

|
目的の決定
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------

|
レイド後
ワカメ
--------------------------------------------------------

激闘の中、ジャノン率いるスペリオル勢を抑え込んだ。

Icon
岩嵐のジャノン
「チッ、魔法が使えない世界じゃなかったのか?
 情報と全然違うじゃねぇか……!」

Icon
岩嵐のジャノン
「仕方ねぇ……お前ら! 撤退だ!

まだ残っていた兵士たちが次々に消えていく。
どうやら帰還の魔法を使っているようだ。


Icon
マスク先生
「よーし、皆。敵は去ったぞ!
 まだ完全に警戒は解けないが、とりあえずはお疲れ!」

Icon
学園長
「想定は上回っていたが、なんとか耐えきったか……
 さて、次は何をしてくるか……」












ゴゴゴゴゴゴゴ……

脅威を振り払ったという安堵の雰囲気が漂い始めたその時、
塔の方角から轟音が発生する。

Icon
マルル先生
うわわわ!? じ、地震なのだわ!?」

Icon
リベルタ先生
「いや、違う。これは……」

Icon
学園長
「しまった!」



塔が轟音と共に崩れていく。
学園の一部を巻き込み――。


Icon
ジャック
ハーッハッハッハ!

Icon
ジャック
「コルツィア団特製の強力地烈弾だぜェー!
 勝ったと思ったか! 安心したか!?
 ザまァみろォ!

Icon
ジャック
「……って、うわぁっ!



ジャックを巻き込み、塔は無惨にも崩れ去ってしまった。


Icon
パルフィー先生
「ああぁ……! 塔が……!
 このままでは――!」

Icon
ミラージュ先生
「あらら、最後の最後にとんでもない事するわねぇ……
 塔の加護は失われていたとはいえ……
 これじゃあスペリオルが攻め放題じゃない……」



Icon
学園長
「……」

Icon
学園長
「これでは……どうにもならないな……
 仕方がない……」

Icon
学園長
「……スフィア。
 ――願いの力は、使えるかい?」

Icon
???
「……1回だけ」



Icon
学園長
「そうか。
 これは、災厄を防ぎきれなかった私のミスだ。
 ……生徒たちに説明する時間も少ないが……やるしかない……

 時戻りの儀式を――」






※次回の授業イベントはありません。
 成長は行われます。
--------------------------------------------------------

|
次回予告
ワカメ
--------------------------------------------------------
闘え!バイト戦士遺跡の魔物たち
PNo.368 ファンルゥ・フリゲートVSイフリートの炎
PNo.786 タツノイフリートの炎
PNo.929 犬河瀬 譲里イフリートの炎
--------------------------------------------------------

|
次回朝練予告
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------