Secret Sphere
<<Week8
-WEEK9-

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Smart Diary
ワカメ
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※虐待等の表現があります

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"わたし"の話をします。

 わたしの名前は【九条照子】、"九"つに筋道を意味する"条"、天"照"すに子供の"子"と書いて、くじょうてるこまぁ、おかあさんあの人は、そう深く考えずに名付けたかと思います。

 わたしは双子として生まれました。二卵性双生児その妹がわたし、"おにいちゃん"は【九条照彦】、同じ名字で同じ"照"にうみひこやまひこの"彦"が付いた名前。
 わたしとおにいちゃんは、とても仲良しでした。内気で臆病だったわたしと違って、おにいちゃんは明るくてどんな人とも仲良くなれるでも、いつもわたしを一番に考えてくれる優しいおにいちゃんでした。

 わたし達の親にあたるあの女性(ひと)は、ねぐれくとと呼ばれる人でした。子供に関心がなくて、温かいご飯やお布団を用意してくれなくて、いつも"九条"さんのおうちに行ってばかりでした。そんな人だったから、おにいちゃんは他の子のお母さんのようにご飯を作ってくれたり、わたしを寝かしつけてくれたりとっても大変だっただろうに、お母さん役をずっと務めてくれました。わたしだって時にはおにいちゃんの手伝いをしました。でも、おにいちゃんがしていることは、わたしが思う以上に難しくて、大変で失敗ばかりをして
 ああ、そういえばこんなこともあったっけお昼ごはんにチャーハンを作ってくれたおにいちゃんの手伝いに、わたしが棚から皿を出したとき、手を滑らせて割ってしまったそんな簡単なことも出来ないわたしを、おにいちゃんは絶対に怒らず、真っ先に怪我をしてないか、心配をしてくれたんです。その後、帰ってきたあの人に、おにいちゃんが代わりに怒られたのですけどね

 あの人はいつもわたしのことを『出来の悪いグズ』と呼んで叩いてました。実際、出来が悪いから否定は出来なかったのですが、おにいちゃんのことは『生意気で余計な荷物』と影でぐちぐちと呟いてたのが、許せなかったなぁ。あの人がわたしをけなし始めて、おにいちゃんが凄く怒って殴りかかって、それにあの人が怒る我が家では、いつもの光景です。父なんて存在は知りません、"九条"さんのおうちには、わたし達は一度も行った事がなくて、だからおにいちゃんは『ろくでもないクソ』と言ってました。わたしは、ただそれを黙って、頷くだけでした。
 いいえ、不満なんて、一切ありません。でも、少しだけホントのことを話すなら、きっと、普通の家族はこんな風じゃないと、ずっと思ってたんです。おにいちゃんが無理をして何でもしてくれたりせずに、お母さんという女の人が温かくおかえりと言ってくれて、お父さんという男の人がただいまと帰ってきた時に飛びついたりして、皆で温かいご飯を囲って食べ合うそれが、普通の家族なんだなって、憧れていました。結局、最期まで叶わなかったけど

 わたしとおにいちゃんはそんな生活をしながらも、色々な大人からしえん?を受けて、なんとか小学校には行けるようになったんです。嬉しかったです!赤いランドセルと黒いランドセル!ピカピカで、綺麗で誕生日プレゼントを貰ったぐらい、心が躍りました。おにいちゃんも嬉しそうで、わたし達は、ようやく普通の生活が出来るんだとそう思いました。


 そう、信じて、疑わなかった


 何がいけなかったんだろう、何を間違っていたんだろう


 わたし達は、少なくとも、普通にしていた筈なのに


 最初の1,2年ぐらいは平和でした。皆が仲良しで、放課後は近所の公園で遊んだりして、本当に本当に平和でした。けれど、3年生になり、担任の先生も変わった頃から、何かがおかしくなっていったのです。
 "初めて"それを自覚した時は、登校したその日に上履きが無くなっていたのです。おにいちゃんもクラスメイトの何人かも探してはくれて、ようやく見つけたその場所は焼却炉の横にある、ゴミ捨て場でした。用務員のおじさんが気付いてくれなかったら、わたしの上履きは燃やされていたそう考えただけでも泣きそうだったのに、真っ白だった上履きには、酷い言葉ばかりが書かれていたのです。おにいちゃんは真っ先にクラスメイトを疑いました。けれども、誰がそれをしたか、結局分からないままその事件は終わりました
 それから、イジメは始まりました。授業中に背中にゴミを投げられて私が振り向くと、いつも綺麗な服を着ている子が隣の席の子と笑っていて、それに気付いたおにいちゃんが怒って立ち上がると、先生に怒られて、廊下に立たされる。その間、ずっとわたしの背中には何かが当たり続けてて、授業が終わると、紙くずが足元にいっぱい溜まってました。
 休み時間にはトイレに入るとドアを塞がれて、上から冷たい水をかけられるそのまま教室に戻ってもおにいちゃんに心配されるのが嫌で、保健室でお腹が痛いとウソを吐いて、ベッドの布団に包まりながら泣きました。
 そうして、段々とわたしはイジメの標的となり、おにいちゃんは怒ると手が付けられない問題児として、わたし達はクラスから孤立してしまいました。先生はあの人と同じでわたし達の言葉は届かず、代わりに母親に連絡すると言っては、あの人に告げ口をし、家に帰ると『余計な問題を起こすな』と怒られ、わたしだけ押し入れに閉じ込めてました。外であの人とおにいちゃんが喧嘩する声が怖くて、怖くて、怖くて両手で耳を塞いで、早く終わりますようにと、何度も心の中で願いました。

 ある日、わたしはいつも綺麗な服を着ている子からイジメられている理由を聞かされました。


『アンタがトロくてムカつくから』
『そんなアンタをあの照彦くんが大切にしてるのが許せないから』



 ああ、そっか。わたしは、小学生になっても出来の悪い子で変わらなかったんだなって。おにいちゃんは何でも出来ることに変わりはなくて、わたしだけが変わってないそう思ったら、なんだか、納得してしまいました。酷い言葉を聞かされても、髪の毛を引っ張られても、大事なランドセルを泥で汚されても、わたしが出来の悪い子だから仕方が無いんだと、納得しました。

 そうして3年もイジメが続き、6年生になったある日、わたしはいなくなりました。いなくなればいいと自分で望んで、■にました。

 その時、後悔はしていなかったと思いました。だって出来の悪い妹がいなくなれば、おにいちゃんの負担は減るんだって、そう信じて疑わなかったんです。
 けれど、わたしが思う以上にわたしという存在はおにいちゃんには大きくて、その部分がなくなった時、おにいちゃんもまた■んでしまいました。兄としての、九条照彦としての心を支えていたものを、わたしが何も思わずに崩してしまったせいで
 その後、おにいちゃんは復讐鬼として生まれ変わりました。どうして分かるのかって?"箱"に残ってたんです。シュプレニールの心の底に隠していた"箱"わたしが■んでからずっと閉じこもっていた"箱"に、あの後の記録が残されていて、それが、幸か不幸かなんて、分からないですが、少なくともわたしは、後悔しました。

 夢の中では"わたし"と"あの子"の記憶は混ざり合います。あの子が不安定になればなるほど、より鮮明に、わたしの記憶が呼び起こされる。その夢で出会ったとある人にも、同じように妹がいたんです。きっと、その記憶に触発されて、"箱"から引っ張り出されたのでしょう。
 あの場にいなければ、きっと、ずっと知らないままでいたと思います。でも、死者の時はずっと止まったままで、生者の時は今も尚刻み続けているそんなあの子の時を、わたしのワガママで止まらせてはいけないと気付くことが出来たのです。

 だから、もう、縛られるものは何もありません。"わたし"はわたし、"あの子"はあの子戻るべき場所に戻ることが、きっとあの子の為になると思うから、わたしはここで、いなくなります。

 でも、もし、もしも、もう少しワガママを言っていいなら


 わたしは、おにいちゃんの元に、帰りたい、なぁ


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与太話

なんとまぁ、こんなお涙頂戴物語にこの僕が優しい心遣いをしてあげられたのだろうか。今では立派に解放されて、あんな姿になっちゃって!」

 初めからあのつもりでシュプレニールを育ててたのか?あんな酷い姿にさせて。

「ん?なになに、人間嫌いの君があの子に情でもかけてたのかい?ま、分かってたさ!シュプレニールの精神が不安定な状態で壊されるのは君の眼から見てよろしくないと他の生徒にアプローチをかけてたことぐらいはね!」

 そんなつもりは

「君も一緒に見守っててくれてたからねぇ小さくてしわくちゃで潰してしまいそうな程柔らかい赤子の時からこうして立派な二足歩行が出来るまでの間のたった数年間人並みに情が沸いてしまうのも仕方がない!」

 

「だが安心してくれ!【実験】はもうすぐ終わるだろう!この世界、この魔法学園で彼女がやるべきことは殆ど果たしている!後はあの異物がどう動くか見物――」

 貴様、まさかあの"可能性"を視野に入れてないのか?

ん?何の話だ、今更ケチでも付ける気?」

 この世界にはあらゆる異世界への道筋が通じている。魔法学園の生徒全てがグラディアスの出身ではないように、その不可思議な道を通り抜けていく中にある存在がこの世界に降臨する事態も、貴様の想定内の筈だろう。以前余計な茶々を入れた栗毛の少女を覚えているか、あの娘が一番の例だ。元凶と密談していたぐらいだ、その【運命】を巡る騒動も見ていただろう、なら、気付かない訳がない。



 絶望に臥した者の前だけに現れる、お前が仇なすあの――

「黙れマギステラ。そんなことは絶対に有り得ない。あって、たまるものか。」

 だが状況は過去の例に酷似している、貴様と俺と、そして他の魔女らと同じようにな。ッハ、何が『解放された』だ。アイツを呼び寄せるエサを嬉々として作り、そうして魔女になる可能性を生んだ貴様が、実に滑稽だ。本当は笑わるつもりだったなら100点をくれてやるよ。喜べ、俺から貴様への初めてにして正当な評価だ。

ッチ、最悪だ、あーあ最悪だ!!誰がそんな奇跡の御業を望むものか、成っても厄介、増えても厄介な存在になったら死神より真っ先にそいつが僕の首を取りにくるだろ!やだねそんな魔女殺しの魔女!!だったら今から覆してやるよ、これがアレの仕組んだ運命なら尚更にな!」

 

「オイ、言い出しっぺの君も協力しろよ。同類になられて困るのはお互い様だろ?」

 当たり前だ、さっさと頭と手を回せ、ファウスト。

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パーティメッセージ
魚
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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青い鳥メッセージ
蟹
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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コミュニティNo.697 メーア寮【海馬の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.186 無人の教会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.259 無縁墓の霊園
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.310 被写体フリー宣言!
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.311 死霊研究部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.400 星の見える丘
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.513 学園街-防衛門
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.588 交錯する夢
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.683 パーティ会場(2/18時空)
で、0人の発言がありました。
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アイテム
ワカメ
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ハートはアイテムNo.15 ハルからのチョコレート を掲げた! 
周囲にほんのり美味しそうな匂いが漂った。

line

ハートは週替わりまほがく定食(魔) を食べた。

今週は魔法水をたっぷり与えて育てた野菜と魚のグリル定食だ。
素材の味が濃厚。

MMP/MSP/運命力が増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
メリーナ先生
「ジルせんせ~い~
 ジ~ル~せんせ~~い~~」

Icon
ジル先生
「……」

Icon
メリーナ先生
「ジルせんせ~~い~~
 ど~~こです~か~~」

Icon
ジル先生
「…………」

Icon
メリーナ先生
ジ~ル~

Icon
ジル先生
「うるさい、連呼するな」

Icon
メリーナ先生
「あら~、こんな近くにいたんですねえ~
 ジル先生~、ジル先生が~夜中に~
 よく~散歩していると~聞くんですよぉ~」

Icon
ジル先生
「はぁ……それが何だ、私の勝手だろう」

Icon
メリーナ先生
「夜はぁ~、結界があるとはいえ~、危険ですよぉ~
 なるべく~夜は眠るように~したほうが~……」

Icon
ジル先生
「余計な世話だ。
 大体私がそこらのモンスターや野党風情に後れを取ると思うか」

Icon
メリーナ先生
「それは~思わないですけど~……
 あら~?
 野党なんか出るんですか~?」

Icon
ジル先生
「……夜はああいった輩が現れる時間だ」

Icon
メリーナ先生
「まぁ~、つまり~、ジル先生は~安全の為に~
 見回りしてくださっていたんですねぇ~」

Icon
ジル先生
「ただの散歩だ。
 ついでに揉め事を起こされても面倒だから、
 肩慣らしに追い払っているだけだ」

Icon
メリーナ先生
「うふふ~、ジル先生って~
 本当は~生徒思いで良い先生ですよねぇ~
 言葉で~誤解されがちですけど~」

Icon
ジル先生
「うるさい、勘違いをするな」
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レイド戦
ワカメ
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第9パーティ岩嵐
PNo.18 真縞島 次郎VS岩嵐部隊長
PNo.48 ダインリーカ・ディープシィ岩嵐魔法兵
PNo.160 レミー・イル・イルベール岩嵐救護兵
PNo.408 ヴァウヘルミナ・ワッフル岩嵐救護兵
PNo.699 ころらいころ岩嵐救護兵
PNo.434 ユリウス・レーヴェン岩嵐魔闘兵
PNo.637 グレイグロウ・メイソン岩嵐魔法兵
PNo.662 シャロン・サベラス岩嵐救護兵
PNo.711 シャルランツァ岩嵐魔法兵
PNo.728 不確定のグランデバスト岩嵐魔法兵
PNo.757 シィザ・クラーヴァ岩嵐魔法兵
PNo.717 アルルコ・リャツカ岩嵐魔闘兵
PNo.827 シュプレニール・"ソウル"・フルハート岩嵐救護兵
PNo.838 タタン・トゥエト岩嵐魔法兵
PNo.839 セオドア・フラグナルド岩嵐救護兵
PNo.15 イネット・ジェイディエヌCHEER
PNo.758 エイロス・チェスティラシャスCHEER
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レイド戦終了
ワカメ
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ハート は 500 SCを報酬として入手!
ハート は 25 TPを報酬として入手!
ハート は 500 RPを報酬として入手!
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探索
亀
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探索中. . .
ハートはSCを280、TPを18手に入れた。
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訓練
ワカメ
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訓練を2回選択!
ハートは防御力が11増加した。
ハートは回避力が11増加した。
ハートは運命力が12増加した。
ハートは魅力が13増加した。
ハートはMSPが17増加した。
ハートはMMPが17増加した。
ハートは防御力が12増加した。
ハートは回避力が11増加した。
ハートは運命力が12増加した。
ハートは魅力が13増加した。
ハートはMSPが17増加した。
ハートはMMPが17増加した。

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ワカメ
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ハートはアイテムNo.12 サモン:障壁を私有化!

ハートはアイテムNo.16 ターゲットを私有化!

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武器 ひとりかくれんぼ を 攻撃力強化!
ひとりかくれんぼ の 攻撃力 が 24 上がった!(TP-1)
名称が オニキスのプランシェット に変更!

Iconハート
「「"オカルト"っていうのが流行ってたの、いっそいなくなってでもいいから、生きていないともだちが欲しくてこっそりやってたんだ。"ひとりかくれんぼ"」」

防具 おしいれのなか を 回避力強化!
おしいれのなか の 回避力 が 9 上がった!(TP-1)
名称が 学園支給のローブ に変更!

Iconハート
「「"おしいれのなか"はきらい、いつもあの人が決まってとじこめる場所だった。でも、おにいちゃんといっしょなら平気だったの。」」

装飾 おにいちゃんといっしょ を MMP/MSP強化!
おにいちゃんといっしょ の MMP/MSP が 9 上がった!(TP-1)
名称が ロケットペンダント に変更!

Iconハート
「「このペンダントには"おにいちゃんといっしょ"のわたしの写真が入ってる。だれがくれたのか、分からない。でも、これはとてもとても大切なもの。」」

使い魔 デスサイズ の 攻撃力 が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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レイド後
ワカメ
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激闘の中、ジャノン率いるスペリオル勢を抑え込んだ。

Icon
岩嵐のジャノン
「チッ、魔法が使えない世界じゃなかったのか?
 情報と全然違うじゃねぇか……!」

Icon
岩嵐のジャノン
「仕方ねぇ……お前ら! 撤退だ!

まだ残っていた兵士たちが次々に消えていく。
どうやら帰還の魔法を使っているようだ。


Icon
マスク先生
「よーし、皆。敵は去ったぞ!
 まだ完全に警戒は解けないが、とりあえずはお疲れ!」

Icon
学園長
「想定は上回っていたが、なんとか耐えきったか……
 さて、次は何をしてくるか……」












ゴゴゴゴゴゴゴ……

脅威を振り払ったという安堵の雰囲気が漂い始めたその時、
塔の方角から轟音が発生する。

Icon
マルル先生
うわわわ!? じ、地震なのだわ!?」

Icon
リベルタ先生
「いや、違う。これは……」

Icon
学園長
「しまった!」



塔が轟音と共に崩れていく。
学園の一部を巻き込み――。


Icon
ジャック
ハーッハッハッハ!

Icon
ジャック
「コルツィア団特製の強力地烈弾だぜェー!
 勝ったと思ったか! 安心したか!?
 ザまァみろォ!

Icon
ジャック
「……って、うわぁっ!



ジャックを巻き込み、塔は無惨にも崩れ去ってしまった。


Icon
パルフィー先生
「ああぁ……! 塔が……!
 このままでは――!」

Icon
ミラージュ先生
「あらら、最後の最後にとんでもない事するわねぇ……
 塔の加護は失われていたとはいえ……
 これじゃあスペリオルが攻め放題じゃない……」



Icon
学園長
「……」

Icon
学園長
「これでは……どうにもならないな……
 仕方がない……」

Icon
学園長
「……スフィア。
 ――願いの力は、使えるかい?」

Icon
???
「……1回だけ」



Icon
学園長
「そうか。
 これは、災厄を防ぎきれなかった私のミスだ。
 ……生徒たちに説明する時間も少ないが……やるしかない……

 時戻しの儀式を――」






※次回の授業イベントはありません。
 成長は行われます。
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次回予告
ワカメ
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