Secret Sphere
<<Week8
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Smart Diary
ワカメ
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◆◆◆◆歴 ◆◆◆◆月 ■日
異界地方調査使節団 定例会議後 同日


何処かの世界。
何処かの国。
その国の首都 にある、 とある屋敷。


その屋敷の見晴らしのよい部屋に 大きな机と椅子のセットがある。
貴族の使う物であろうその豪華な椅子には、その屋敷の主が座していつものように執務をこなしていた。


「やっと帰還命令か。 全くもって使節団執行部は愚蒙(ぐもう)で理解に苦しむな」
やや呆れ声でそんなことを言うのは、この国の貴族の家系の一つ、第十一位系譜の当主である。


「帰還後の事後処理に二カ月は掛かるだろうが、第六王女殿下の十八歳の生誕日までには落ち着くだろう。それまでにルドヴィークと殿下の婚姻の段取りを進めておきなさい。王家をこれ以上待たせるわけにはいかん」

当主である中年の男性は、自分の言葉を待っている御側付男性へそう命令を下す。
そしてバサリ、と手元の書類を置いてから、机の端に置かれている別の書類を手に取った。


「王家に式次第を通告したあと、第二夫人・第三夫人の申し出のあったそれぞれの貴家に了承の返答を。 貴族の人間が配偶者を一人だけしか持たないなど常識外にも程がある」


手に取っているのは、次期当主であるルドヴィークに対し、二人目、三人目の配偶者として当家の娘をと言う申し出がされている書類だ。

「かしこまりました」
御側付の男性は、いつものようにそういって、主から書類を受け取る。

この王国の貴族は、配偶者を複数持つことがゆるされており、逆にそれが常識になっていた。
ゆえに現当主にも配偶者は4名(うち1名は死亡しているが)おり、それぞれに子供がいる。


「そうだな、次男のエスカニオの方にもそろそろ婚約者候補をあてがう必要があるな。当主を補佐する家系になるのだ、相応しい者を何名か見繕っておけ」


当主の仕事の中には血族の婚姻を纏めるというものもある。
それは自らの家系を絶やさせない、という責務でもあるのだ。


彼らの婚姻は当主命令であり、それを拒むと言うことは貴族を下ろされると言うことでもある。


「ご命令、賜りました」
「しかし、次代様がお帰りになられたとき、さぞ驚かれるのでしょうね」
当主命令を拝した御側付の男性はそう苦笑いする。

「奴も理解はしているだろうよ。ただ、己の興味のあることばかりに気を向けすぎる。三男坊であれば目もつむるが、次期当主になる人間を何時までも遊ばせては置けん。なまじ優秀なだけに特にだ」
第十一系譜現当主はそう言いつつ眉間にしわを刻んだ。

「配偶者を複数娶る必要があるのは、王家も殿下も、無論ルドヴィークも知っていることだ。奴の性格なら殿下のみで良いと言い出すだろうが、当主命令であるなら拝命せざるを得まい」
「確かにその通りで御座いますね」

「ならば、速やかに手続きを」
自分の主にそう言われ、御側付の男性は恭しく腰を折ってから部屋を退出した。




そして。

未だこの出来事を知らない当のルドヴィークは、帰還したあとこの命令に盛大にため息をつき頭を抱えることになるのだが、それはそれで別の話である。
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パーティメッセージ
ワカメ
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PNo.623 ルドヴィーク
からのメッセージ:
Iconルー
「とうとうスペリオルとの戦闘だね」

Iconルー
「私はサポートになるけれど、どうぞよろしく」
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メッセージ
ワカメ
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PNo.382 阿山 九郎
にメッセージを送った。

PNo.682 シエルトルーデ・メーカ・レキシァル
にメッセージを送った。

PNo.991 ジルベール・レートル
にメッセージを送った。



PNo.91 星川 エト
からのメッセージ:
Iconえと
「あーこら!
こんな所で油じゃなかった、
オイルを売ってたのね!!
ここで緑の女、参戦!

Iconダイリ
油デアッテルヨ。
丁度ヨカッタ。
私ハ彼女ノ使イ魔デアリ世話役デモアリマス」

Iconえと
「うう、このポンコツ駄ロボットが急にごめんね、
何か身体的特徴を辱めるような事とか言われなかった?」
Iconダイリ
「言ワナイ言ワナイ」

Iconえと
Iconえと
目が、赤い!
ひょっとして吸血鬼!!!
ひいぃ命ばかりはお助けを――!!

Iconダイリ
「ヤレヤレスイマセンネ」

PNo.343 鹿金 信長
からのメッセージ:
Iconノッブ
「ああ、楽しみにしてるよ。
その為にも侵略者を撃退して、気持ちいい宴にしておきたいね」

Iconノッブ
「どうかそちらもお気をつけて」

PNo.360 メリク・シドロス
からのメッセージ:
Iconメリク
ええ
 異世界とはいえ、私の世界の400年の遅れはある程度
 取り戻せそうな気がする

Iconメリク
理想と現実に、果てしないほどの分厚い壁があるのは
 いつの時代でも、どの世界に行っても同じなのね

Iconメリク
私は、あまり理想は抱かない方かな
 『去年と今年昨日と今日のギャップ』に
 打ちひしがれるんだけどね
 だから、最新の情報と技術には敏感になりたい

Iconメリク
400年のブランクで技術も衰えたし
 ほぼほぼスタートラインよりも前なんだよね

Iconメリク
だから、防衛の日が超不安

PNo.468 ロロット・ブランシュ
からのメッセージ:
Iconロロット
「「女性ならでは」の大型案件の後に療養したりとかあるからね。
そういう意味では滋養が付くものがメインだけど、制限かける方もそれなりには覚えてるの」
Iconロロット
でも、ルドヴィークさんはそっちの方には携わらないのね。魔法が絡まないからかしら?」

ことりと首を傾げつつ。「もらい過ぎのお返し」については
Iconロロット
「ん~私の地元ではこういうのって気軽に買えるものじゃないから、重く受け止めすぎてる可能性は否定しないけどね」

と苦笑いしつつも
Iconロロット
「もちろん、もらったからには美味しくいただくわよ。改めてありがとう」

と。

PNo.493 別宮みつる
からのメッセージ:
Iconみつる
「え! 眼鏡持ってる人っていつもかけてるんじゃないんだ?!」
眼鏡を滅多に掛けないと言われて驚いている。


Iconみつる
「なんで?かけないと見えないからかけるんでしょ?眼鏡?」
眼鏡をかけたことが無い子供らしい質問である。

Iconみつる
「ルーさんが眼鏡かけるのってどんな時なの??ついでにかけて貰えたりする??みたいなあ?」
思い切り眼鏡姿を見たいと言って来る。
遠慮はない。

PNo.557 ミュゼット・フィールド
からのメッセージ:
Iconミュゼット
「ですよね~~?
 だからやっぱり食べられるかどうか、試しちゃうわけですよ~!」

だからと言って、
その辺の訳の分からない花を食べるのはどうなのだろうか。

Iconミュゼット
「痺れたらやっぱり毒ですかね
 でも、よく言いません?」
Iconミュゼット
「おいしいものには毒がある
 きれいなバラにはトゲがある!」

ドヤ顔である。

Iconミュゼット
でもあんまりおいしくなかった気がするですねー
 何せ食べてからあんまり記憶がないので
Iconミュゼット
「気がついたら医務室だったので、
 医務室には行ったですね!」

危機一髪だったようである。

Iconミュゼット
「食用には向いてなかったですけど、
 もしかしたらクスリとかになるのかもですね?」
Iconミュゼット
「食用に向いてないのは非常に残念ですけど

未練があるようだ。
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青い鳥メッセージ
牛
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
ワカメ
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コミュニティNo.632 フェルゼン寮309号室
で、1人の発言がありました。
コミュニティNo.13 丸眼鏡同好会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.99 大学部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.600 武術科部屋
で、0人の発言がありました。

コミュニティNo.632 フェルゼン寮309号室
で、1件発言しました。
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アイテム
ワカメ
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ルーは大猪のステーキ定食 を食べた。

近郊の森で獲れた巨大な猪を豪快な厚切りステーキに。
じっくり中までローストされていて、肉汁たっぷり。

MHPが増加した!
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
メリーナ先生
「あらあら~……リベルタ先生、
 ちゃんと睡眠とお食事はとっています~?
 今日も顔色が面白い色になっていますよ~」

Icon
リベルタ先生
「む……羊、いやメリーナか。
 それは余計な世話というやつである」

Icon
メリーナ先生
「あらあら~余計ではありませんよ~
 生徒はもちろんのこと、
 教師の健康維持も、わたしのお仕事のうちですから~」

Icon
リベルタ先生
「仕事熱心なのは認めるが……
 我輩とて研究は仕事の内である。
 故に3徹しようが仕方がないことであろう」

Icon
メリーナ先生
「そう~? お仕事は仕方がないですねぇ~
 でも、そう仰るなら、
 わたしもお仕事をするしかないですね~」

Icon
リベルタ先生
「!? お、おい、急に何の薬を……ぶちまけ……
 う……」

Icon
メリーナ先生
「大丈夫ですよ~、少し眠くなるお薬です~
 リベルタ先生、魔法を弾く装飾品もしてらっしゃいますし
 わたしはわたしのお仕事をこなしただけです~」
Icon
メリーナ先生
「は~い、保健室のベッドに転送しますね~♪」
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朝練戦闘
ワカメ
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レイド戦
ワカメ
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レイド戦終了
ワカメ
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ルー は 500 SCを報酬として入手!
ルー は 25 TPを報酬として入手!
ルー は 500 RPを報酬として入手!
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探索
蟹
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探索中. . .
ルーはSCを280、TPを18手に入れた。
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《魔道具》
牛
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Icon
リベルタ先生
「…………ブツブツブツ……
 ……あの法則は……いや、しかし……」

Icon
リベルタ先生
「……む。
 もう授業開始の時間か……
 まだ寝ていなかったのだが……
 まぁ一日くらい寝ずとも支障はなかろう」

Icon
リベルタ先生
「さて魔道具の授業だったな。
 今日はそうであるな……
 貴様らでも分るよう、簡単に身近な物の話でもするか」

Icon
リベルタ先生
「決して眠い訳では無い」

Icon
リベルタ先生
「夜になるとこの学園並びに寮周囲に等間隔で
 ランプが灯されていると思うが、
 あれも魔道具の一つである」

Icon
リベルタ先生
「簡単な炎の魔法を閉じ込めた水晶を入れてあるのだ。
 周辺の光量を感知し、暗くなれば勝手に灯る。
 逆に明るくなれば、勝手に消灯するのだ」

Icon
リベルタ先生
「魔道具というのは、
 こういった日常を便利にする物も当てはまる」

Icon
リベルタ先生
「無論、ああいった設置している魔道具は
 大気に魔力が充実していることが
 条件になってしまうがな」

Icon
リベルタ先生
「もし学園外に持ち出したいのならば、
 何らかの方法で魔力を充填しておく必要があるぞ」












Icon
リベルタ先生
「さて、我輩は多忙だからな。
 これで終わるぞ」

Icon
リベルタ先生
「……ああ、くれぐれも学園の設置されたランプを
 持ち出そうとはするんじゃないぞ」

Icon
リベルタ先生
「学園の警備に当てている、
 我輩特製のゴーレムがやってくるからな

 いや、それはそれで愉快だな……クックック……」

《魔道具》の授業を1回選択!
ルーはMSPが17増加した。
ルーはMSPが17増加した。
ルーは防御力が10増加した。
ルーは魅力が15増加した。
ルーは魅力が16増加した。

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牛
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ルーはSSスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
ショットをゲット!

ルーはTGスペルボックスを購入した。(SC-50)
魔開封!
カウンター化をゲット!

line


ルーはアイテムNo.3 ショットを私有化!

ルーはアイテムNo.4 ウェイトを私有化!

line

スペルNo.3 Sólarljóð の要素を除去。
スロット3 の要素 アクティブ化 が砕け散る
砕け散った力が集まり、アイテムNo.3 として固定化! (TP+1)
スペルがエレメント:ファイアに変化!

スペルNo.3 Sólarljóð をショップNo.2023 詠唱 で調律!(TP-1)(SC-100)
スペルNo.3 Sólarljóð のスペル名が ríða に変化!

新スペル開発!
ríða は新スペルとして承認された!
スペル名:ríða

スペルNo.7 ヒール の威力が 12 増加!
SP消費量が 2 増加!(TP-1)

スペルNo.7 ヒール の威力が 13 増加!
SP消費量が 3 増加!(TP-1)

スペルNo.7 ヒール の威力が 14 増加!
SP消費量が 3 増加!(TP-1)

スペルNo.7 ヒール の威力が 16 増加!
SP消費量が 4 増加!(TP-1)

スペルNo.7 ヒール の威力が 17 増加!
SP消費量が 5 増加!(TP-1)

スペルNo.7 ヒール の威力が 19 増加!
SP消費量が 6 増加!(TP-1)
スペルNo.7 ヒールの威力が200に調整された!
スペルNo.7 ヒールの消費が33に調整された!
スペルNo.7 ヒール のスペル名が Eir に変化!

スペルNo.10 bára をショップNo.2018 猛毒付与 で調律!(TP-1)(SC-100)

line


武器 第十一位系譜の写本 を 攻撃力強化!
第十一位系譜の写本 の 攻撃力 が 25 上がった!(TP-1)

防具 コート を 回避力強化!
コート の 回避力 が 12 上がった!(TP-1)

装飾 魔術の込められた手袋 を MHP強化!
魔術の込められた手袋 の MHP が 123 上がった!(TP-1)

魔法武器 第十一位系譜の写本 の 攻撃力 が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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レイド後
ワカメ
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激闘の中、ジャノン率いるスペリオル勢を抑え込んだ。

Icon
岩嵐のジャノン
「チッ、魔法が使えない世界じゃなかったのか?
 情報と全然違うじゃねぇか……!」

Icon
岩嵐のジャノン
「仕方ねぇ……お前ら! 撤退だ!

まだ残っていた兵士たちが次々に消えていく。
どうやら帰還の魔法を使っているようだ。


Icon
マスク先生
「よーし、皆。敵は去ったぞ!
 まだ完全に警戒は解けないが、とりあえずはお疲れ!」

Icon
学園長
「想定は上回っていたが、なんとか耐えきったか……
 さて、次は何をしてくるか……」












ゴゴゴゴゴゴゴ……

脅威を振り払ったという安堵の雰囲気が漂い始めたその時、
塔の方角から轟音が発生する。

Icon
マルル先生
うわわわ!? じ、地震なのだわ!?」

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リベルタ先生
「いや、違う。これは……」

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学園長
「しまった!」



塔が轟音と共に崩れていく。
学園の一部を巻き込み――。


Icon
ジャック
ハーッハッハッハ!

Icon
ジャック
「コルツィア団特製の強力地烈弾だぜェー!
 勝ったと思ったか! 安心したか!?
 ザまァみろォ!

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ジャック
「……って、うわぁっ!



ジャックを巻き込み、塔は無惨にも崩れ去ってしまった。


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パルフィー先生
「ああぁ……! 塔が……!
 このままでは――!」

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ミラージュ先生
「あらら、最後の最後にとんでもない事するわねぇ……
 塔の加護は失われていたとはいえ……
 これじゃあスペリオルが攻め放題じゃない……」



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学園長
「……」

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学園長
「これでは……どうにもならないな……
 仕方がない……」

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学園長
「……スフィア。
 ――願いの力は、使えるかい?」

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???
「……1回だけ」



Icon
学園長
「そうか。
 これは、災厄を防ぎきれなかった私のミスだ。
 ……生徒たちに説明する時間も少ないが……やるしかない……

 時戻しの儀式を――」






※次回の授業イベントはありません。
 成長は行われます。
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次回予告
ワカメ
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魔法学園の生徒遺跡の魔物たち
PNo.72 リュステリア=ゲイルロードVSツナウィッチ
PNo.816 魔宮マクシマイフリートの炎
PNo.860 リアラ=バルシュバインツナウィッチ
PNo.623 ルドヴィークCHEER
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次回朝練予告
ワカメ
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