PNo264 ラクサ

-WEEK5-

	Smart Diary

	マリオン
	「はーい、緊急魔女会議やるわよー？」

	ラクサ
	「……ぱたり。」

	マリオン
	「肉体封印してるあたしが言えた身じゃないけど、そんなんなるまで身体鍛えるのはどうかと思うわよ？」

	ラクサ
	「やっぱり……弱点は、補っていかないと……。」

	マリオン
	「あー……いいからいいから、しばらく息整えときなさい。勝手に進行するから。」

	マリオン
	「それじゃあ議題その1。この学園では攻撃も命中も鍛えさせてない件について。」

	ラクサ
	「……！！」

	マリオン
	「最初は防衛優先で鍛えて、生徒の損耗を極力抑える方針かと思ったのよ。戦力は育てるコストがかかるものだから、まずは死なせず生き延びさせるのが大事なんでしょ？」

	マリオン
	「とはいえ授業内容も学食も、購買で売ってる食べ物も、相手を討ち果たす能力には一切関係ないわ。一見自由なようでいて、実際の所は露骨なまでに生徒の火力の向上を避けてるの。」

	マリオン
	「ついでに言えば、授業に出席せずに好き勝手やってる生徒達も、その辺りの訓練はしてないみたいね。 Smart Bookの機能で粗方確認してみたけど、その辺の能力を伸ばしてる奴は誰も居ないわ。学園全体に暗示とか認識阻害の術式でも仕掛けられてるのかしらね？それはそれで興味深いけど。」

	マリオン
	「ああ、もちろんスペルの調律で威力や命中を上げられるのは知ってるわよ？最近はひたすら魔力やら生命力やら身体制御能力やら注ぎ込んだスペルが猛威を振るってるらしいし。でもやっぱりそういうの、あたしから見ると効率は悪く見えるのよねー。」

	マリオン
	「そうそう。付け加えると、そういったスペルについても近々規制が入るみたいね？好意的に見れば、未熟な生徒に過剰なリスクを負うスペルを使わせないと見ることも出来るけれど……。」

	ラクサ
	「学園の意向としては、極力生徒に防戦していて欲しいということでしょうか。」

	マリオン
	「学園とそこを守る生徒に注目していて欲しい、かしらね。探索術を教えているということは、それ以上に教える側は探索術を持っているということだし、学園と生徒を囮にした上で教師陣が浸透作戦でもするのかも。」

	マリオン
	「何だったかしら、願いを叶える宝玉だっけ？塔の地下から湧いてくる奴らを生徒が抑えてる間に、塔の最上階にある宝玉を抑えようって魂胆かもしれないわ。」

	ラクサ
	「まーたきな臭い話ですねえ……普通そういう美味しい話は罠と疑ってかかるものでしょうに。」

	マリオン
	「とはいえ、学園を作って教師陣を配置して、多くの世界から生徒募集してるのよ？こんな大掛かりなことやってる以上、少なくとも目的を遂げるまでの算段はついてるってこと。まあ、宝玉自体の話がフェイクで本当の目的は他の所にある可能性もあるけれど……。」

	ラクサ
	「その辺りはどうしてもある程度の予想で止まってしまいますし、深く考えても仕方ないと思います。他に考えられる材料がなければ次の議題に移りましょうか。」

	マリオン
	「そうね……じゃあ議題その2。あたしが考案したスペルが思ったより弱かった件について。まさか万全の状態で放ってもコウモリ1匹に耐えられるとは思わなかったわ。」

	ラクサ
	「新人さんをボコボコにしていましたよね？」

	マリオン
	「それは別件として流してね？結局ランク戦でも負けちゃったし。スペル使うよりも殴る方が一発の威力出るのは、魔女としては流石にちょっとね……。」

	ラクサ
	「……いつぞやは、随分と気合が入った拳を振るってましたよね？」

	マリオン
	「古い話は忘れて未来の話をしましょうね？」

	ラクサ
	「自己強化魔法を雷属性化して使う準備は出来ましたので、そちらは今日から試してみますけれど。それ以上となりますと、やっぱりさっき言ってた効率が悪いやり方くらいしかありませんね。」

	マリオン
	「打ち上げれば回避行動も取れないだろうし、急所狙いでも格段に当てやすくなるとは思ったんだけどね。まさかここまで効きが悪いとは思わなかったわ。」

	ラクサ
	「その辺の効きの悪さは私の運命力の問題もあるかもしれません。威力の低さは……陳腐化の影響かもしれませんね。」

	マリオン
	「広く普及したものほど薄まって弱くなるんだっけ？誰しも考えることは同じってことかしら。」

	ラクサ
	「調律で威力を上げるのであればその分を補うことは出来そうですけれど、どうします？」

	マリオン
	「……戦闘中に身体制御を損なうのは論外よ？反動を受ける雷属性を扱う以上はフォローしてあげるけど、生命力を注ぎ込むのは多用して欲しくはないわね。」

	マリオン
	「そして魔力を注ぎ込むにあたってはより一層のフォローが必要になるわ。そっちについては次の議題にするけれど、リスクを取るなら相応の対策は用意してね。」

	ラクサ
	「うーん……いい機会ですし、スペルの構成を見直す必要があるかもしれませんね。」

	マリオン
	「そうするとなると、陳腐化の影響を考慮した上で付けるものも選ぶことになるわね。そして消費についても同じように考えなければならない、と。」

	マリオン
	「というわけで議題その3。戦闘中における魔力確保について。正直な所、サブライだけじゃ回復が追いつかないわよね？特にあたしは周辺魔力をかき集めて使うしかないわけだし。」

	マリオン
	「……まあ、消費量を考えずにスペルの改良をしたのはあたしなんだけどさ。」

	ラクサ
	「そこに関してはちょうど解決策が降ってきましたので何とかなりそうです。どうも最近入荷したスペルが、継続して魔力を滞留させる類いのものらしいので、それを利用しようかと。」

	マリオン
	「それはいいことだけれど……大丈夫？消費量とか回復量とかのバランスもあるでしょうし。」

	ラクサ
	「ですので、とりあえず1回雷属性で使えば継続して3倍回復すると思うので、楽にはなると思うんです。なのでそこはフォローして下さいね？」

	マリオン
	「もー……それ笑って言うことじゃないでしょ……。」

	ラクサ
	「それを別にしても、快適に動けるようにするために鍛えてたんですけどね。もちろん雷属性の反動に耐えるためでもありますけれど。」

	マリオン
	「主の生命力を鍛えると使い魔の周辺魔力が増えるってよくわかんないわね……。本当に大丈夫？無意識のうちに生命力削ってたりしてない？」

	ラクサ
	「どちらかというと明日の筋肉痛の方が怖いですね……。生きてる実感が持てるのはいいことですけれど。」

	マリオン
	「……わかったわ。それを言われたら敵わないわね。今日の所はこれでお開きにしましょう。ゆっくり休んでね。」

	パーティメッセージ

メッセージはありません。

	メッセージ

メッセージはありません。

	青い鳥メッセージ

メッセージはありません。

	参加コミュニティ

参加コミュニティはありません。

	アイテム

ラクサはアイテムNo.1 マジックキャンディを食べた。

マジックキャンディ
虹色のキラキラしたキャンディ。
舐めると魔法のように7つの味へと次々変化する。

MSPが増加した！

	魔法学園の声

マルル先生
「メル！
　ニンジンたっぷりのカトルカールが上手く焼きあがったから、
　お裾分けにきたんだわ～」

メリーナ先生
「あらあらあら、まあ～！
　とってもおいしそうなカトルカールねぇ～
　それに～、とっても栄養満点～
　嬉しいわ～、ありがとう～」

マルル先生
「喜んでもらえて良かったんだわ！
　フェルゼン寮の畑の一角で、ワタシが育てたニンジンを使ってるんだわ」

メリーナ先生
「まあ～ニンジンまで手作りなんて、すごいわ～！
　わたしはもっぱら～、薬草ばかり作っていて～……」

メリーナ先生
「ああ、そうだわ～
　おいしい薬草でお茶を淹れて～ティータイムにしましょう～」

マルル先生
「えっ、ほんと！　それじゃあ、お言葉に甘えて頂くんだわ～！
　カトルカールもお皿に出して、と……」

メリーナ先生
「選りすぐりの～、お茶ですよぉ～
　香りをよくするために～、花びらも入っているの～」

マルル先生
「うわ～、良い香りだわ！
　それじゃ、頂きまーす！」

マルル先生
「ああ～……このお茶、すっごく安らぐ香りだわ……
　気持ちが落ち着くんだわ～……」

メリーナ先生
「マルルちゃんの～、カトルカールもとってもおいしいわ～
　ニンジンの甘味が最高ね～」

マルル先生
「えっへへ、お口に合って良かったんだわ！
　たまにはこういう日も良いだわねぇ～」

メリーナ先生
「そうねぇ～、のんびりお茶会するのも～、楽しいわ～」

	朝練戦闘

魔法学園の生徒				魔法学園の生徒
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ				PNo.556 ドリス・ラ・コーネリア

	ランク戦

生徒No.264				生徒No.200
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ				PNo.200 オーフェン・アルタリア

	通常戦闘

魔法学園の生徒				遺跡の魔物たち
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ		VS		遺跡のカラス

	探索

探索中. . .
ラクサはSCを240、TPを14手に入れた。

	《治癒魔術》

マルル・メルル

ウサギの獣人の教師。フェルゼン寮監。
およそ130cm程ととても小柄だが、いつも生徒の相談や世話を焼いている。
例え相手が不良であれども、根気強く魔法を教えている。
好きな食べ物はニンジンとキャロットカトルカール。

マルル先生
「ワタシの授業にようこそだわ！
　一緒に治癒魔術を学んでいきましょうだわね」

マルル先生
「読んで字のごとく、ワタシの授業では
　傷や病を治せるような魔法を勉強をしていくだわよ」

マルル先生
「モチロン簡単にはいかないかもしれないけれど、
　それでも小さな切り傷一つでも治すことができれば、
　そこから侵入してくる病気も必然的に予防が出来る」

マルル先生
「日常生活においてもとっても役に立つハズだから、
　一緒に頑張りましょうだわ！」

マルル先生
「まず触りから始めるから、安心してちょうだいだわ」

・

・

・

マルル先生
「……うんうん、良い感じだわ。
　時間も丁度良いし、
　今日はこのくらいにしておきましょうだわ」

マルル先生
「初めて誰かのケガや病を治したときの、喜びを
　皆に知ってほしい。
　それだけでワタシも嬉しいだわね」

マルル先生
「それじゃあ、今日はここまで。
　また会えるのを楽しみにしてるんだわよ」

《治癒魔術》の授業を1回選択！
ラクサはMHPが33増加した。
ラクサはMMPが11増加した。
ラクサはMSPが12増加した。
ラクサはMMPが12増加した。
ラクサはMSPが12増加した。
ラクサは運命力が10増加した。
ラクサは運命力が11増加した。

ラクサはマナフィールドを購入した。(SC-100)

ラクサはウェイブを購入した。(SC-100)

ラクサは巨大化を購入した。(SC-100)

ラクサはシンフォニーを購入した。(SC-50)

ラクサは干しナマコを購入した。(SC-50)

ラクサはアイテムNo.1 マナフィールドを私有化！

ラクサはアイテムNo.3 ウェイブを私有化！

スキルNo.5 アクアビットの要素を除去。

スロット2 の要素攻撃連鎖化が砕け散る……。

砕け散った力が集まり、アイテムNo.1 として固定化！ (TP+1)

スペルがエレメント：ウォータに変化！

スペルNo.6 疑似再現・軍神のルーンをアイテムNo.4 巨大化で調律！(TP-1)

スキルNo.6 疑似再現・軍神のルーンの要素を除去。

スロット1 の要素残心が砕け散る……。

砕け散った力が集まり、アイテムNo.3 として固定化！ (TP+1)

スペルNo.10 ウェイブを調律しようとしたがアイテムNo.22020 がなかった。

スキルNo.-2 ウェイブの射程が 1 増加！
スペル使用後に[HP減]追加

スキルNo.-2 ウェイブの威力が 31 増加！
射程が 1 減少！(TP-1)

スキルNo.-2 ウェイブの威力が 43 増加！
射程が 1 減少！(TP-1)

スペル名が不誓の宿木に変化！

スペル名が疑似再現・太陽のルーンに変化！

武器エーテルストリングスを攻撃力強化！
エーテルストリングスの攻撃力が 22 上がった！(TP-1)

防具霊布の魔装衣を防御力強化！
霊布の魔装衣の防御力が 6 上がった！(TP-1)

装飾セルシウスリングを MMP/MSP強化！
セルシウスリングの MMP/MSP が 5 上がった！(TP-1)

使い魔シルクの MMP が 10 上がった！

使い魔シルクの MSP が 10 上がった！(TP-1)

	目的の決定

	次回予告

魔法学園の生徒				遺跡の魔物たち
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ		VS		遺跡のカラス

	次回朝練予告

魔法学園の生徒				魔法学園の生徒
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ				PNo.105 キーラ・スファレライト

	次回ランク戦予告

生徒No.264				生徒No.72
	PNo.264 ラクサ・ストレイシープ				PNo.72 リュステリア=ゲイルロード

	チョコレートイベント - 青い鳥

PNo.508 片隅のランタン

からのメッセージ：

瓶入りのホットチョコレートだ。不思議と温められている。

	レイド予告

ズズー……ン……

腹の底から響くような地鳴りと揺れが襲ってきた。

マルル先生
「あわわ！
　……び、びっくりしたのだわ……」

エメロード先生
「大丈夫ですか？
　……最近、地鳴りが多いですね……」

マルル先生
「ホントホント、この前も驚いたんだわ……
　危うく収穫したニンジンを、
　井戸に全部落としてしまうとこだったんだわ」

マルル先生
「……何か、
　ヤな事が起きなきゃ良いんだけど……」

エメロード先生
「……そうですね……地下から響いてるようなこの感じ……
　何事も無ければいいのですが」

マルル先生
「や、やめてよエメル～！
　生徒たちも不安になるんだわ～！」

エメロード先生
「そうですね……」

学園長
「…………」

学園長
「（あと3週間といったところか……）」

――スペリオルによる侵攻に、動きがあった。

どうやら【第8回更新】時にレイドイベントの予告が発生するようだ。