PNo254 マリオ

-WEEK3-

	Smart Diary

「あ、あなたは塵の子、よ。
　星がくだけて、この地に落ちてきた塵からできた、塵の子。」

　ぼくを拾った魔女が告げた。

　ここは白夜の国。

　はだかのぼくは、猛吹雪の中捨てられていた。
　真っ白な雪原の中、ぼくの周りだけ
　黒々とした塵が血のように溜まっていて、
　人見知りの魔女ですら、拾わざるを得なかったらしい。

　ぼくをつくったへんてこな魔法使いは、魔女の知り合いだった。
　魔法使いは時間のことが知りたくて、
　数十億年前からずっと地層に積もっている
　ぼくの話を聞いてみたかったんですって。

　でも、宇宙塵ひとつひとつの質量は
　想像を絶するほど小さくて。

　ぼくがヒトのかたちになるには、
　若い塵までも集める必要があって。

　結局。
　できあがったぼくは、思ってた仕上がりとは違ってたみたいです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「…………」

　ぼくが動くたびに、からだじゅうの穴から塵が漏れた。
　あっという間に埃塵だらけになった小屋の中を見て
　頭を抱えた魔女が提案した。

　あなたが塵を抑えられるよう、魔法で抑えてあげる。
　けれどあなたも、自分の塵を見逃さない努力をしなさい、って。

　そうして約一年。
　ぼくは魔女の元でお世話になった。
　気づけば魔力の糊は安定して、
　ぼくは埃を許さないお掃除好きになっていた。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

　白夜の国は、ずっと空が明るかった。
　太陽なんていう恒星が眩しいと、遠くの星はよく見えない。

　ぼくは生まれたときから、とある星を探していた。

　それは、死んでしまった星。
　けれど、あまりに遠すぎて
　"ぼくらの立つ地点"には"ずっと昔の光"が届いている……。

　残光の星。

　それが、ぼくだった。
　ぼくの一部だったものだった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

　へんてこな魔法使いは、ぼくにおまじないをかけた。
　昔の星が放つ光と、ぼくの身体になった星の一部を連動させたんだ。
　だから……。

　…………。

　ぼくは、少ない知識の中で考えた。
　【この星とあの星が近づけば、
　　その時間は先のばしにされる】んじゃないか。

　荒唐無稽だとも思わなかった。
　相対性理論の先の先。軌道を変えることの無謀さを知っていたはずなのに。
　ぼくをかたちづくった魔法なら、なんでもできるって信じてた。

　──星と星を近づける魔法。

　それが最終的に意味するところは【星の衝突】であり、
　この星を破壊して起こる、【超新星爆発】だと知りながら。

　ずっと魔法を信じてた。

	パーティメッセージ

メッセージはありません。

	メッセージ

PNo.401 ----

からのメッセージ：

前回の手紙が、分かれて送られてきたのだろう。
これは手紙の続きだった。
　------
　追伸。
　マリオさん。
　もしあなたが、どうしようもなく心細くなって
　誰にも頼れず、誰にも話せず、たった一人
　星明りも月明かりも見えない場所に迷い込んでしまった時は
　湖にある、桜の木を探してみてください。

　……何もなければ、それでいいの。
　この手紙のことはご放念ください。

PNo.516 サンディスプレ・アイス

からのメッセージ：

サンディ

「こんにちはマリオくん！サンディです！
　あのあとはちゃんと、あたたかいところで
　ねむった？

　そうじゃないとお風邪ひいちゃうかもって
　おもって･･･ヒトってすぐお風邪ひいちゃうんですよ！」

「･･･あ、でも立派なドクターがいるから
　だいじょうぶ！今度お薬プレゼントするんです！
　よかったらマリオくんも一緒にいかない？」

	青い鳥メッセージ

メッセージはありません。

	参加コミュニティ

コミュニティNo.297 無限に汚い地下室

で、0人の発言がありました。

コミュニティNo.464 学園都市の最北

で、0人の発言がありました。

コミュニティNo.13 丸眼鏡同好会

で、0人の発言がありました。

コミュニティNo.119 メーア寮【大広間】

で、0人の発言がありました。

	アイテム

マリオはアイテムNo.4 エールを使用しようとしたが、効果がなかった。

マリオは大猪のステーキ定食を食べた。

近郊の森で獲れた巨大な猪を豪快な厚切りステーキに。
じっくり中までローストされていて、肉汁たっぷり。

MHPが増加した！

	魔法学園の声

学園長
「……おや」

パルフィー先生
「……あ、学園長先生、お疲れ様です」

学園長
「パルフィー先生もお疲れ様。
　授業に塔の研究と、熱心だねえ」

パルフィー先生
「ええ、興味深くてついつい熱中してしまうんです……
　あ、もちろん授業には差し支えない程度にしていますよ」

学園長
「熱心で結構だよ。
　その情熱を生徒たちにたくさん分け与えて欲しい」

パルフィー先生
「はい、勿論です。
　それでは私はそろそろこの辺で……きゃあ！」

学園長
「おおっと、危ない。
　パルフィー先生、熱心は結構だが少し周りを気を付けたほうが良い
　何もないところで転ぶのはどうだろうか」

パルフィー先生
「うう……すみません……
　せ、生徒たちの前ではちゃんとしますので……」

学園長
「いや、まあ、良いんだが……
　ケガには気を付けて……」

	朝練戦闘

魔法学園の生徒				魔法学園の生徒
	PNo.254 マリオ・ラヴュート				PNo.640 シンシア

	ランク戦

生徒No.254				生徒No.698
	PNo.254 マリオ・ラヴュート				PNo.698 フレジェ

	通常戦闘

魔法学園の生徒				遺跡の魔物たち
	PNo.254 マリオ・ラヴュート		VS		苔スライム

	探索

探索中. . .
マリオはSCを230、TPを13手に入れた。

	《要素魔術》

里見睦月

オールバックに眼鏡、ネクタイをキッチリ締めて
スーツを着込んだ男性教諭。
表情の変化に乏しいが、教職に慣れているらしい。
異世界からやってきたようである。
好きな食べ物はカニ。

睦月先生
「要素魔術を担当する、里見睦月(サトミ・ムツキ)だ」

睦月先生
「簡単に説明すると、要素魔術というのは
　通常の【魔法】に各種追加の属性や
　効果を付けたものだ」

睦月先生
「代表的な属性魔術のみならず、
　他にも使いやすく各々が調律した魔術が要素魔術だ」

睦月先生
「スペル合成による複数の魔法の合成等も、
　扱っていくのでよろしく頼む」

睦月先生
「自分に合ったものを見つけられるように努力してくれ。
　それでは授業に入る」

・

・

・

睦月先生
「……そこまで」

睦月先生
「以上が要素魔術の授業だ。
　自分に合うと思えば、次回も参加するといい」

睦月先生
「それでは今日の授業はここまでとする」

《要素魔術》の授業を1回選択！
マリオはMHPが33増加した。
マリオはMSPが10増加した。
マリオはMSPが11増加した。
マリオはMSPが11増加した。
マリオは回避力が10増加した。

マリオはエレメント：ヘビーを購入した。(SC-100)

マリオはアイテムNo.3 エレメント：ヘビーを私有化！

スキルNo.3 チャージの命中が 0 増加！
射程に変化はなかった！

スペル名が数十億年前より、愛をこめてに変化！

スキルNo.1 星雨の天末線の命中が 10 増加！
スペル使用後に[HP減]追加

スキルNo.-1 エレメント：ヘビーの威力が 20 増加！
スペル使用後に[HP減]追加

スペル名が死した星。残光、残光、残光。に変化！

スキルNo.2 シールドの威力が 10 増加！
SP消費量が 2 増加！(TP-1)

スペル名が砂塵の城に変化！

スキルNo.1 星雨の天末線の命中が 45 増加！
射程が 1 減少！(TP-1)

スキルNo.1 星雨の天末線の威力が 10 増加！
SP消費量が 2 増加！(TP-1)

スキルNo.3 数十億年前より、愛をこめての威力が 14 増加！
SP消費量が 2 増加！(TP-1)

スペル名が ──"私の元へ帰って" に変化！

武器散りばめられた星の屑を命中力強化！
散りばめられた星の屑の命中力が 4 上がった！(TP-1)

防具きれい好きなメイドドレスを防御力強化！
きれい好きなメイドドレスの防御力が 4 上がった！(TP-1)

装飾ミルキーウェイの髪飾りを MMP/MSP強化！
ミルキーウェイの髪飾りの MMP/MSP が 3 上がった！(TP-1)

魔法武器散りばめられた星の屑の攻撃力が 20 上がった！(TP-2)

	目的の決定

	次回予告

魔法学園の生徒				遺跡の魔物たち
	PNo.254 マリオ・ラヴュート		VS		遺跡のカニ

	次回朝練予告

魔法学園の生徒				魔法学園の生徒
	PNo.254 マリオ・ラヴュート				PNo.802 クラン・O・フルークエンド

	次回ランク戦予告

生徒No.254				生徒No.891
	PNo.254 マリオ・ラヴュート				PNo.891 コヴァジナ