 | 後期学園生活 5日目 |
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| Diary |
『面倒な仕事』
そこは大通りから路地を入った、ビルとビルの間の薄暗いところにあった。
あると知らされていなければわからないような、そんな場所。
小さめな、それでもこんな都会のど真ん中にあるにしては大きな一軒家。
やたら古めかしい木製の扉を叩く。 コンコンと高めの小気味良い音が響き、かかっていた『message/factory』と書かれた木彫りの看板が揺れる。
中からぱたぱたと言う音が聞こえ、ややぐぐもった声がこちらに届く。
「えっと・・・お客さん、ですか？」
おずおずと言った感じだった。
「ああまぁ、そんなものだ。 ここの主人に呼ばれてな。 私の名は水野と言う。 確認を取ってくれ。」
「大丈夫です。 話は聞いてますので、どうぞ。」
その声と共にガチャ、とノブが回り扉が開く。 その先には１６・７歳と思われる黒髪の少女がいた。
ここに来たのは数える程だが、この子はまだ初見だった。 私とは対極の『女の子』と言った感じで、可愛い。
活発と言うよりも大人しい・・・そんな印象。 ついでに、今はなんだか気合の入った服装の様に思えた。
簡単な挨拶を交わしながらそんな目で見ているといつの間にか奥から男がやってきていた。
「こんにちは、ひづるさん。 アイツは自室ですよ。 ――葛葉、そろそろ行こうか。」
葛葉と呼ばれた少女は嬉しそうに「うん」と答え、奥へ消えていった。 男も幸せそうな雰囲気を出しつつそれを見送る。
男…名は滄龍だったか。 確か剣の使い手でかなりの実力を持っている。
一度、手合わせを願いたいのだが多忙らしくなかなか実現しない。
「やぁ、滄龍。 …また、実力を上げたか？」
「いや…まぁ…相変わらず、でしょうか。」
纏う雰囲気から質問をしたら、苦笑いを返された。 まぁ、また何かとあった様だ。 おそらく、さっきの少女と出会ったのもその時なのだろう。
ちょうど、奥から少女が小さめのリュックと四角い包みを持って戻ってきた。
「はいこれ、滄龍の分。」 と包みを渡す。 見れば滄龍もバッグを持っていた。 ・・・どうやら、デートらしい。
同時に奥から「ひづるさーん」と言う声と足音が聞こえる。
「それじゃ、俺達はこれから出掛けるので…また今度、ゆっくり話せると良いですね。」
「ああ、いってこい。」
二人を見送り、奥へと向かう。 ――さて、私も滄龍の様に面倒な仕事を押し付けられるのだろうか。
そんな思考は、4人分の洗濯物を持った金髪の少女に話かけられて中断した。
「ひづるさん、お久しぶりですっ♪」
振り返ると、笑顔で軽くお辞儀をしてくる。
こちらは打って変わって元気な子といった印象の、滄龍の妹。 名は確か千榎と言ったか。
「ああ、ひさしぶり。 ・・・千榎、また実力を上げた様だな。」
「ええ、少しずつですけれどこうやったりして。」
驚くことに少女は片手に洗濯物を持っていた。 話を聞くと、魔法という奴で色々と補整しているらしい。 前に来た時は一生懸命両手に抱えてぱたぱたと走っていたものだが。
「しかし・・・だな。 その修行方法は間違っているぞ。」
「え、ダメですか？」
私の言葉に少女が目を丸くし、続く言葉に期待する。
「・・・両手に洗濯物を抱えた一生懸命な姿の方が、可愛い。」
そして落胆。 集中力が途切れたのか、ばさばさといくつかの洗濯物が落ちていく。
「どうした？」
「いえ…なんでもないです…家事、途中なんで私はこれで…」
「・・・？ ああ、また後で。」
なんだか一気に疲れたような背中を見送っていると、「おかしい、あんな人だったかな」と言う声が聞こえた気がした。
ノックして部屋に入るなり、机に座っている男が話しかけてくる。
「よう、きたか。 契約は成立だな。 んで、これ仕事に必要な手続きの書類な。」
「早速それか、人形師よ。 内容ぐらい言え。」
まぁいつものやり取りである。 書類を受け取りながら、手身近な椅子…がないのでベッドの、机に近い方に座る。
「書類その１参照。 仕事内容は俺へのレポートの提出。」
受け取った書類をめくり、見る。 レポートについての詳細が書かれたページに到達。
世界観、そこに存在する人間やそうでないもの、どんなことが起こったか等を『おおざっぱに』報告する旨が書かれている。
「いやまて、これは滄龍の仕事ではないのか？」
「ああ、アイツこの前帰ってきたばかりでな。 しかも何の天変地異が起こったかは知らんが、女連れで。 そんな意味もあって休暇中。」
そして大方、滄龍が休暇中に興味ある世界が現れたのだろう。 それで私に仕事を回してきたのか。
まぁ、この物好きのすることはよくわからないが、こうやって『世界』の資料を集めている様なのは確か。
おかげで、ここに住まわせてもらっている兄妹は何かと忙しい生活を送っているようだ。
「書類その２参照。 ここに行って欲しい」
数枚を一気にめくり、詳細が書かれたページに到達。 なにやら学校の写真があり、そこには「生☆ALIVE学園」と書かれていた。
そのセンスにめまいを感じる。 先行きがすこぶる不安だ。 学園など言っても、私が求めている様なモノは無いだろうしな。
「そんなしかめっ面をするな。 最後のページを見ろ。 多分魅力的な文が書かれているはずだ。」
よほど酷い顔をしていたのだろう。 人形師は笑っていた。 言われた通りにページを繰る。
そこに書かれている文面を見て、私は引き受ける決意をした。
そう、『しばらくは働かなくても食べていけるだけの金額』と、『滄龍との試合券 １回のみ有効』と書かれた報酬を見て。
「なるほど、魅力的だ。 私のことをよく知っているな、貴様は。」
「んじゃ、最初に言ったとおり契約成立で。 ここに署名よろしく。」
そうして差し出してきた紙には長期間の拘束と怪我、下手したら死亡する可能性があること等を確認する、まぁ言ってしまえばいつもの書類。
――と、学園への転属願の書類だった。
「まぁそう怪訝な顔をするな。 お前には臨時講師としてそこに行ってもらおうと思う。 何かと動きやすくなるだろうしな。」
「・・・私がモノを教えるというのか？」
「ああ。 できないと言うのなら、俺も報酬を払うわけにはいかないな。」
ニヤニヤと人形師が語りかけてくる。 こいつはろくな死に方をしないだろう。 まぁ柄ではないが、ここは我慢するしか・・・ない、か。
「やる。 やるからよこせ。」
「はいはいじゃー頼むよー。 …あ、そうだ。 こいつも持って行け。」
満足気に話を締めようとした人形師だったが、何かを思い出し机を探る。 やがて、見つけ出したレポートから数枚を抜き取って投げてきた。
見てみると、写真と簡単な見た目と性格が書かれたものだった。 写真の人物に見覚えは、ない。
「その人、多分学園に着てるから見つけ次第協力を要請しろ。 仲間にしておけば心強い。」
メイドの様な格好をした、女性。 名前は水無月九龍と書かれていた。 視線をさらに走らせる。
そしてたどり着いた備考欄には『滄龍の先日の仕事での相方』。 それだけで、即座に興味が湧いた。
「ああ、わかった。」
そうして私は、この学園にやってきた。 すぐに、２つの驚きが私を襲うとも知らずに――。
| Message |
セレス(339)からのメッセージ
セレス「遅くなりましたが、よろしくお願いいたしますね。」
ひづるは言った
中の人形「正直テキトーに日記を書いた。 反省している。」
| Quick Action / etc |
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巌流(662)に生産行動許可を出しました。 休憩により自分と手下のHP・SPが 5 ％回復しました！
現在の大乱戦チームメンバー このチームで 大 乱 戦 に参加しました！
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| 極上の珈琲を求める者達・所属メンバー (Before) |
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| Character Data (Before) |
| ENo.599 水野 ひづる | |||||||
| HP | 985 / 1289  | 1 | 過激1 | 場所 | B4 ［花園LV0］ | ||
| SP | 142 / 229 | 2 | 必殺3 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 4 | 体格 | 146 | 3 | 刺撃10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 41 | 敏捷 | 91 | 4 | 忍術5 | 0 | 依頼者リスト |
| PS | 535 | 器用 | 112 | 5 | 1 | 珈琲愛好会 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | 魂の共鳴 | |
| 連勝 | 3 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | 血刃 | |
| 総CP | 147 | 生命 | 83 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 102 | 9 | ――― | 5 | |
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 | イベント戦闘 |
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極上の珈琲を求める者達 所属 † V S †
歩行雑草
 歩行雑草 歩行雑草 歩行雑草
Enemy |
水無月九龍「不本意ながら相手してやるか」ひづる「さぁ、楽しい舞踏会の始めようじゃないか」
歩行雑草A「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草B「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草C「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草D「モッサァァァァ―――ッ！！」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
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水無月九龍の攻撃！
水無月九龍「（影が伸びる）出て来い」サモン・シェイド！！
シェイドを召喚！
水無月九龍のSPが290減少！
非接触フェイズ
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戦闘フェイズ
シェイドの回避LV2
シェイドの物理EVAが上昇！
シェイドの魔法EVAが上昇！
シェイドの魔攻LV2
シェイドの魔法ATが上昇！
ひづるの物攻LV1
ひづるの物理ATが上昇！
水無月九龍の体力LV2
水無月九龍のMSPが上昇！
TURN 1
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ひづるの攻撃！
ひづる「我が手のひらで踊れっ！」クリティカル！
歩行雑草Cに309のダメージ！
水無月九龍の攻撃！
歩行雑草Aは攻撃を回避！
水無月九龍「今のを避けるのか」シェイドの攻撃！
ダークネス！！2
歩行雑草Aに54の闇属性ダメージ！
歩行雑草Aの物理HITが低下！
歩行雑草Aの魔法HITが低下！
歩行雑草Bに61の闇属性ダメージ！
歩行雑草Bの物理HITが低下！
歩行雑草Bの魔法HITが低下！
歩行雑草Cに57の闇属性ダメージ！
歩行雑草Cの物理HITが低下！
歩行雑草Cの魔法HITが低下！
歩行雑草Dに53の闇属性ダメージ！
歩行雑草Dの物理HITが低下！
歩行雑草Dの魔法HITが低下！
歩行雑草Cの攻撃！
シェイドは攻撃を回避！
歩行雑草Dの攻撃！
ひづるは攻撃を回避！
歩行雑草Aの攻撃！
ひづるは攻撃を回避！
歩行雑草Bの攻撃！
シェイドは攻撃を回避！
TURN 2
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ひづるは歩行雑草Cを魅了した！
ひづるの攻撃！
ひづる「我が手のひらで踊れっ！」クリティカル！
歩行雑草Aに323のダメージ！
水無月九龍の攻撃！
歩行雑草Dは攻撃を回避！
シェイドの攻撃！
シャドウバインド！！1
設置技「シャドウバインド」を設置！
ひづるの攻撃！
歩行雑草Dに297のダメージ！
歩行雑草Aの攻撃！
クリティカル！
シェイドに99のダメージ！
歩行雑草Bの攻撃！
歩行雑草B「モッサァァァァ―――ッ！！」スラッシュ！！2
ひづるに86のダメージ！
歩行雑草Cは魅了に耐えている！
歩行雑草Cにシェイドの設置技が発動！
シャドウバインド！！
クリティカル！
歩行雑草Cに490のダメージ！
歩行雑草CのSPDが低下！
歩行雑草CのWAITが増加！
歩行雑草Dの攻撃！
歩行雑草D「モッサァァァァ―――ッ！！」マジックミサイル！！1
ひづるは攻撃を回避！
歩行雑草C「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草Cが倒れた！
TURN 3
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水無月九龍の攻撃！
歩行雑草Bに129のダメージ！
ひづるは歩行雑草Aを魅了した！
ひづるの攻撃！
スラスト！！
歩行雑草Bに401のダメージ！
シェイドの攻撃！
歩行雑草Bに289のダメージ！
歩行雑草Dの攻撃！
シェイドは攻撃を回避！
歩行雑草Bの攻撃！
シェイドは攻撃を回避！
歩行雑草Aは魅了されている！
（歩行雑草Aの魅了の効果が消失）
ひづるの攻撃！
必殺技が発動！
――『双爪』！！！
クリティカル！
歩行雑草Aに566のダメージ！
ひづる「さて・・・次は誰だ？」クリティカル！
クリティカル！
クリティカル！
クリティカル！
歩行雑草Aに798のダメージ！
歩行雑草B「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草Bが倒れた！
歩行雑草A「モッサァァァァ―――ッ！！」
歩行雑草Aが倒れた！
TURN 4
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水無月九龍「ぼんやりしてると命取りになるぞ？」水無月九龍は歩行雑草Dを魅了した！
水無月九龍の攻撃！
歩行雑草Dに134のダメージ！
シェイドは歩行雑草Dを魅了した！
シェイドの攻撃！
シャドウバインド！！1
設置技「シャドウバインド」を設置！
歩行雑草Dは魅了されている！
歩行雑草Dにシェイドの設置技が発動！
シャドウバインド！！
歩行雑草Dに365のダメージ！
歩行雑草DのSPDが低下！
歩行雑草DのWAITが増加！
ひづるの攻撃！
スラスト！！
歩行雑草Dに364のダメージ！
歩行雑草Dは魅了に耐えている！
歩行雑草Dの攻撃！
ひづるは攻撃を回避！
水無月九龍の攻撃！
歩行雑草Dに127のダメージ！
歩行雑草D「モッサァァァァ―――ッ！！」歩行雑草Dが倒れた！
水無月九龍「ふぅ……戦い終わった後の一服は格別だね」ひづる「仕事完了。」
戦闘に勝利した！
127 PS、 0 CPを獲得！
ひづるは 新鮮な雑草 を入手！
水無月九龍は 新鮮な雑草 を入手！
| Normal Action / etc |
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B3に移動しました。
器用 が 17 上昇しました。(- 11 CP)
珈琲愛好会 の活動をしました！
珈琲愛好会 の活動をしました！
珈琲愛好会 の活動をしました！
巌流(662)に 535 PSを渡しました。 巌流(662)に、ItemNo. 6 石英 から 長槍 という 刺撃 を作製してもらいました。 CPが 34 増加しました！ NPが 1 増加しました！ 水無月九龍(351)を同行者に指定しました。
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| Shout!! |
ラザロ(196)の叫び！
ラザロ「ワンゲル部員の顔なんてもう見たくないよ！」
| Event |
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何者かと遭遇した！
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| イベント戦闘予告 |
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極上の珈琲を求める者達 所属 † V S †
歩行小石
 ウォーキング部員 
Enemy |
| 極上の珈琲を求める者達・所属メンバー |
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| Character Data |
| ENo.599 水野 ひづる | |||||||
| HP | 1358 / 1358 | 1 | 過激1 | 場所 | B3 ［荒野LV0］ | ||
| SP | 167 / 274 | 2 | 必殺3 | 技 | 使用可能技一覧 | ||
| NP | 5 | 体格 | 146 | 3 | 刺撃10 | 参 加 団 体 | |
| CP | 42 | 敏捷 | 91 | 4 | 忍術5 | 0 | 依頼者リスト |
| PS | 127 | 器用 | 146 | 5 | 1 | 珈琲愛好会 | |
| 業 | 0(0) | 魔力 | 75 | 6 | 2 | 魂の共鳴 | |
| 連勝 | 4 | 魅力 | 75 | 7 | 3 | 血刃 | |
| 総CP | 181 | 生命 | 86 | 8 | ――― | 4 | |
| 単位 | 0 | 精神 | 123 | 9 | ――― | 5 | |
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