後期学園生活 3日目
基本行動宣言 成功 セリフ設定宣言 成功 メッセージ送信 楓(14)
七穂(21)
ミー(151)
ルル(1731)
ニャゴとニャゴチン(1841)
Diary
「……トク、ヤマ……さん?」
触れた硬い皮膚から指先を通して読み取れたのは、見覚えのある
男性の後姿だった。その情報を元に改めて見つめ直してみると、姿
形は違っていても、確かに、その竜には彼の面影があるように思え
る。
冷めた目つきに、愛嬌の無い振る舞い。特に、私に対する態度が、
彼そのままで。それが今の姿でも同じなのだから、かえって微笑ま
しい。
「少し、痩せましたね。ご飯、ちゃんと食べてますか?」
そのまま通り過ぎていこうとする彼を抱え上げて、胸の辺りに抱
く。小さな腕が少しもがいたときに、鱗に手の甲を掻かれる。
「……痛い、ですね。大人しく、していてください」
あやすように頭を撫でてやると、トクヤマさんは動くのを止めて、
不機嫌そうに遠くの方へと視線を投げた。
私に抱かれ、頭を撫でられるだなんて。あの彼からしたら大変な
屈辱だろうと、そう考えると少し笑えてしまった。
「それにしても、突拍子の無い話だの」
「……さすがに、私も少し、驚きました」
大猿が小竜を見下ろしながら、訝しげに顎を撫でる。トクヤマさ
んはといえば、今も遠くを見つめたまま、一言も声を出しはしなか
った。
改築でもしたのか、懐かしさを残しながらも以前とは違う学園の
敷地内を歩く。久しぶりの学園に心が騒ぐのか、マルヒーは勝手に
駆け出してしまい、今は姿が見えない。あの子なら、放っておいて
も自分で戻ってくるだろうから、心配する必要もないけれど。
私達は無駄に広い校庭の芝生を踏みながら、さほど背の高い木々
の密集する林へと進む。色付き始めた木の葉を頭上に、私達は引率
を引き受けてくれるという臨時講師との待ち合わせ場所へと向かっ
ていた。
「相変わらず無口な男だの」
「無駄口を叩かないのは、良いことだと思いますよ」
指先で鼻先を擽るように撫でながら、そっぽを向く彼の視界に顔
を覗かせる。すると、あっという間に、その竜は顔を反対方向へ向
けてしまった。
「ね。トクヤマさん」
この際、態度は気にしないことにしておく。少なくとも今は、情
けない姿へと変わってしまった彼を可愛がるだけで十分に楽しめる。
それにしても。大猿の言う通り、口数の少ない人だ。先程から何
度も解析を試みているけれど、上手く読み取ることが出来ない。さ
すがは一端の死神、というところか。
糸乃のように無数の情報を包含しているような手合いも読みづら
いけれど、やはりこういう、扉を堅く閉ざしているような相手が一
番苦手だった。
幾ら鍵を開けても、また次から次へと新たに施錠されてしまう。
私に出来ることといえば、その都度に、僅かに開いた隙間の向こう
側に、辛うじて覗き見ることの出来た情報を拾い取ることだけだっ
た。
「とりあえず、飼い主を探すことにしましょうか」
「……飼い主なんぞおるのか。元死神が」
本当に。その飼い主にもよるけれど、にわかには信じられない話
だった。いや、飼い主という単語は、ただのミスリードかもしれな
いけれど。
どちらにせよ、それは些細なことだ。肝心な情報、例えば白翼の
彼女、あるいは別の彼女、そして死神の内部事情に関しては一切読
み取ることが出来ていない。
まるで複雑なセキュリティロックを施されたスーパーコンピュー
タのようだった。
「それで。トクヤマさん? 貴方の飼い主さんは、どこに居るんで
しょうね?」
当然のことながら、彼からの返答は無い。姿に合わせて言葉も失
ったのか、それならそれで、可愛らしい鳴き声の一つでも上げてく
れれば面白いのに。
もちろん、それが目的で話しかけているわけでもないけれど。
「だんまり、ですか。困りましたね……手掛かりが無いと、探すに
探せないんですけど」
「放っておけば、自分で戻るような気もするがの」
「それでは、面白くありません」
「そんな理由か」
何度か飼い主に対する質問を繰り返す。言い方を変えて、同じよ
うな質問を幾度も。
「トクヤマさん?」
ヒット。十度目の質問になるだろうか。いかに堅牢であろうと、
飽きるほどに穿てば小さな穴ぐらいは空く。そうなれば、後はこち
らのものだ。
塞がれてしまう前に、出来る限りの情報をかき集める。この際だ
から、有用性の有無を問うてはいられない。
そうして得られた、幾つかのおぼろげな断片。
小さな少女の姿。私よりも年下に見える。何か、特殊な力を持っ
ているようだ。名前は……ミ。何だろう。そこで途切れてしまった。
「マスター!」
林の出口に差し掛かると、先に居たマルヒーが両手を大きく振り
ながら出迎えてくれた。
「お待たせ。マルヒー」
人形は小さな足を精一杯に動かして、ひょこひょこと私の方へ駆
けてくる。そして抱かれた小竜を見て足を止めた。
「ナナナ、ナンダー!?」
「トクヤマさん、ですよ。ほら、前にも会ったでしょう?」
「トクヤマカー!?」
「はい、トクヤマさんですよ。ね?」
こうまで反応に乏しいと、これはこれで面白いかもしれない。ま
た頭を撫でてやると、嫌そうに首を左右へと振った。
そして、その視点が一方で留まった。
「……あ」
「……あ」
声を発したのは、ほぼ同時だった。トクヤマさんが視線を向けて
いる先には小さな少女の姿。青い髪に、金色の瞳。彼女だ。私がト
クヤマさんの中から読み取ったのは、彼女だ。
「貴女、ですか? この竜の飼い主」
「その通り! それは確かにわんの最愛のペットことトクヤマッ!
おまえがわんのトクヤマを誘拐したんだなあ!?」
少女は私とトクヤマさんを交互に見た後に口を開く。何を怒って
いるのは、随分と激しい口調だ。
「可愛い子、ですね。ちょっと無愛想なところが、知人に似ていま
す」
「……ああ。…そうですか。」
取り合わずに返してみると、少女は勢いを削がれたのか、途端に
大人しくなる。扱いやすそうな子だ。トクヤマさんがこんな姿にな
ってしまっている以上、実力次第では良い相棒に出来そうだ。
「……と、私は。ミアン=フェティア、といいます。貴女は?」
「わんの名前?」
ミ……。それ以降が読み取れなかったので、まずは自己紹介をし
てみる。トクヤマさん繋がりで、名前がミから始まる少女……考え
すぎかもしれないが、穿ちすぎて損をするわけでもない。
少女はしばらく黙り込んだ後で、ようやく口を開く。
「……わんの名前は、ミニチュア・アップルパイと言うんだ」
恐らく、嘘だ。この学園にある以上、警戒するに越したことはな
いだろうけれど。何にせよ、名を名乗る前に思考を挟んだというこ
とは、それが偽名であることを疑うには十分な材料だ。
かといって、彼女がミーティアであると断定するのも、早計に過
ぎる気もする。
「ミニチュア・アップルパイ。ミニさん、ですか……可愛い名前
で」
言い終わらぬうちに、近くの茂みをかき分ける音がする。
丁度いい。この少女の力を見るには十分だろう。私は音のした方
へ向くと、篭手をした左腕を前に構えを取った。
Quick Action / etc
ItemNo. 1 駄木 から ふしぎな こて という 魔石 を作製しました。(- 0 PS)武器に くだもの ないふ を装備しました。
防具に 制服 を装備しました。
装飾に 胸章 を装備しました。
自由に ふしぎな こて を装備しました。
我ら薔薇の騎士団。・所属メンバー (Before)
ミアン=フェティア(149)
必殺1 猛撃1 命術7 音楽7
現在地 G5ミーティア・トランシルヴァニア(151)
必殺1 逆境1 斬撃7 舞踊7
現在地 G5
Character Data (Before)
ENo.149 ミアン=フェティア HP 1013 / 1013 1 必殺1 場所 G5 [森林LV0] SP 212 / 212 2 猛撃1 技 使用可能技一覧 NP 1 体格 75 3 命術7 参 加 団 体 CP 52 敏捷 90 4 音楽7 0 オカルト研究会 PS 50 器用 75 5 1 業 0(0) 魔力 120 6 2 連勝 1 魅力 75 7 3 総CP 74 生命 75 8 ――― 4 単位 0 精神 90 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間? 性別 女 年齢 17
……じ、次回を待てっ!(・巴`・;@(ぉ
あと多分テストプレイ中日記が上がってる、はず。
じゃないと今回の日記とかもう何が何だかだから。
【そして結局間に合わない】
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 ふしぎな こて 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 自由 2 くだもの ないふ 魔石 / 4 / 2 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 装飾 5 腕 植物 / 0 / 1 / なし / なし
イベント戦闘
我ら薔薇の騎士団。 所属 † V S †歩行雑草
帰宅部員
Enemy
みあん「……さて、頑張りましょうか。」
ミー「き、きもい!?
見るだけで苦虫を噛み潰すような顔しかできん!!」歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ!!」
帰宅部員「帰宅を邪魔する奴は、消す。」
BATTLE START!!
非接触フェイズ
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [後]みあん 1013 / 1013 212 / 212 [前]ミー 1227 / 1227 174 / 174 [前]歩行雑草 683 / 683 110 / 110 [前]帰宅部員 644 / 644 105 / 105
みあんの攻撃!
みあん「何事も、早め早めの備えが肝心です。」
カームソング!!
みあんの物理EVAが上昇!
ミーの物理EVAが上昇!
歩行雑草は攻撃を回避!
帰宅部員は攻撃を回避!
帰宅部員の攻撃!
帰宅部員「放っておけばいいものを・・・」
ピットフォール!!1
設置技「ピットフォール」を設置!
みあんの攻撃!
みあん「先手必勝……急がば、穿て?」
カームソング!!
みあんの物理EVAが上昇!
ミーの物理EVAが上昇!
歩行雑草は攻撃を回避!
帰宅部員に171のダメージ!
非接触フェイズ
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [後]みあん 1013 / 1013 162 / 212 [前]ミー 1227 / 1227 174 / 174 [前]歩行雑草 683 / 683 110 / 110 [前]帰宅部員 473 / 644 85 / 105
戦闘フェイズ
TURN 1
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [後]みあん 1013 / 1013 162 / 212 [前]ミー 1227 / 1227 174 / 174 [前]歩行雑草 683 / 683 110 / 110 [前]帰宅部員 473 / 644 85 / 105
みあん「提示される条件によっては、後の事を考えないでもありません。」
みあんは歩行雑草を魅了した!
みあんの攻撃!
みあん「……さて、どこまで扱えるか。」
ボロウライフ!!
帰宅部員に136のダメージ!
みあんのHPが68回復!
ミーの攻撃!
ミー「ティーチッ!」
スラッシュ!!
歩行雑草に259のダメージ!
帰宅部員の攻撃!
ピットフォール!!3
設置技「ピットフォール」を設置!
歩行雑草は魅了に耐えている!
歩行雑草の攻撃!
マジックミサイル!!1
ミーに81のダメージ!
(歩行雑草の魅了の効果が消失)
TURN 2
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [後]みあん 1013 / 1013 142 / 212 [前]ミー 1146 / 1227 159 / 174 [前]歩行雑草 424 / 683 90 / 110 [前]帰宅部員 337 / 644 65 / 105
ミーの攻撃!
ミー「ターチッ!」
スラッシュ!!
歩行雑草に257のダメージ!
みあんの攻撃!
歩行雑草に188のダメージ!
みあん「ぼろ雑巾の物真似、ですか?凄く、お上手ですよ。」
帰宅部員の攻撃!
クリティカル!
ミーに103のダメージ!
歩行雑草の攻撃!
ミーは攻撃を回避!
ミーの攻撃!
歩行雑草に177のダメージ!
みあん「……随分と、手が込んでますね。」
みあんに帰宅部員の設置技が発動!
帰宅部員「穴に埋もれて死んでしまえ。」
ピットフォール!!
みあんに101のダメージ!
みあんのWAITが増加!
帰宅部員の攻撃!
ピットフォール!!3
設置技「ピットフォール」を設置!
歩行雑草「モッサァァァァ―――ッ!!」
歩行雑草が倒れた!
TURN 3
[列]名前 HP/MHP SP/MSP [後]みあん 912 / 1013 142 / 212 [前]ミー 1043 / 1227 144 / 174 [前]帰宅部員 337 / 644 45 / 105
みあんの攻撃!
みあん「……さて、どこまで扱えるか。」
ボロウライフ!!
帰宅部員に150のダメージ!
ミーのHPが75回復!
ミーの攻撃!
帰宅部員に179のダメージ!
帰宅部員の攻撃!
ピットフォール!!3
設置技「ピットフォール」を設置!
みあんの攻撃!
みあん「……さて、どこまで扱えるか。」
ボロウライフ!!
帰宅部員に155のダメージ!
みあん「ぼろ雑巾の物真似、ですか?凄く、お上手ですよ。」
みあんのHPが77回復!
ミーに帰宅部員の設置技が発動!
帰宅部員「穴に埋もれて死んでしまえ。」
ピットフォール!!
ミーに110のダメージ!
ミーのWAITが増加!
帰宅部員「今日は保健室か・・・」
帰宅部員が倒れた!
みあん「順調、ですね。この調子で、いきましょう。」
ミー「帰宅部っつーのは……ペットのセンスが最悪だ。最悪。」戦闘に勝利した!
150 PS、 0 CPを獲得!
みあんは 新鮮な雑草 を入手!
ミーは ナズナ を入手!
BATTLE END.
Normal Action / etc
G6に移動しました。
F6に移動しました。
命術 のLVが1上昇しました。(- 7 CP)
命術 のLVが1上昇しました。(- 8 CP)
命術 のLVが1上昇しました。(- 9 CP)
魔力 が 22 上昇しました。(- 12 CP)
魔力 が 22 上昇しました。(- 14 CP)
ブラッドサッカー を習得!
オカルト研究会 の活動をしました!
魔力 が 1 上昇!
精神 が 1 上昇!オカルト研究会 の活動をしました!
魔力 が 1 上昇!
精神 が 1 上昇!
CPが 32 増加しました!
NPが 1 増加しました!
ミー(151)を同行者に指定しました。
Shout!!
たくさんの叫びが聞こえてきます。
Event
何者かと遭遇した!
イベント戦闘予告
我ら薔薇の騎士団。 所属 † V S †ウォーキング部員
歩行小石
Enemy
我ら薔薇の騎士団。・所属メンバー
ミアン=フェティア(149)
必殺1 猛撃1 命術10 音楽7
現在地 F6ミーティア・トランシルヴァニア(151)
必殺1 逆境1 斬撃9 舞踊10
現在地 F6
Character Data
ENo.149 ミアン=フェティア HP 1033 / 1033 1 必殺1 場所 F6 [山岳LV0] SP 231 / 236 2 猛撃1 技 使用可能技一覧 NP 2 体格 75 3 命術10 参 加 団 体 CP 34 敏捷 90 4 音楽7 0 オカルト研究会 PS 200 器用 75 5 1 業 0(0) 魔力 166 6 2 連勝 2 魅力 75 7 3 総CP 106 生命 75 8 ――― 4 単位 0 精神 92 9 ――― 5
= Profile = 種族 人間? 性別 女 年齢 17
……じ、次回を待てっ!(・巴`・;@(ぉ
あと多分テストプレイ中日記が上がってる、はず。
じゃないと今回の日記とかもう何が何だかだから。
【そして結局間に合わない】
No アイテム名 種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2 装備 1 ふしぎな こて 魔石 / 2 / 2 / なし / なし 自由 2 くだもの ないふ 魔石 / 4 / 2 / なし / なし 武器 3 制服 防具 / 10 / 2 / なし / なし 防具 4 胸章 装飾 / 10 / 2 / なし / なし 装飾 5 腕 植物 / 0 / 1 / なし / なし 6 新鮮な雑草 植物 / 2 / 2 / なし / なし
Next Entry
基本行動宣言 戦闘行動宣言 セリフ設定 その他の設定 追加メッセージ