後期学園生活 13日目



基本行動宣言成功
戦闘行動宣言成功 [イベ][デュ][援護][大乱]
 └ 技設定 セリフ 必殺技名 を変更
セリフ設定宣言成功


Diary


 
   第12話「再び巡ってきた機会が」 ― 後期学園生活12日目 ―


 朝の光が差す通学路。冷たい風が容赦なく可憐に吹き付けてくる。
 最近、太陽が昇るのがかなり遅くなった。朝起きてカーテンを開けても、まだ空は暗い。もう秋の気候はどこかへ過ぎ去ってしまい、街は冬の様相を見せ始めていた。吐息は白く曇り、落ち葉を踏む乾いた音がする……。そして北からの冷たい風……。このようすでは、初雪の日もそう遠くない。
 あまりにも寒くなったので、可憐は今日からマフラーをつけての登校だ。その白いマフラーは、紅い制服によく映えた。
 何か新しいことをすると、なぜだか気分が軽くなる気がする。寒い通学路、しかし、そんな寒さも忘れるくらい可憐は気分が高揚していた……。
 知らず知らずのうちに、可憐は大きく手を振って歩いていた。そして……。
「痛っ」
 右肩に激痛が奔る。可憐は左手で傷を押さえてしゃがみ込む。昨日の戦闘で負傷したのを思い出した。昨日の今日で完治するわけもなく、今日は包帯を巻いての登校だ。
 まだ少し疼くが、とりあえず痛みが治まったので可憐は立ち上がる。そして、再び歩き始めた……。
 依然、可憐の気分は高揚していた。


 ∽∽


 今日も昨日と同じ南ゲートをくぐって登校した。そして石畳の円形広場に出る。……今日はさすがにやさぐれはいないようだ。生徒たちも普段と変わらない様子で広場を賑わせている。
 この広場のメインは、やはりなんと言っても石売り姉御の店だが、実はそれ以外にも店が並んでいる。石売り姉御の店はゲートをくぐってすぐ左手にあるが、右手にはパンなどが売られている食料品店。その横に文具などが売られている雑貨屋。さらに左手の端には、アンティークな小物が売っている店など、学園生活と到底関係ない店まであった。
 広場の中央には、広場で一際目立つ時計塔があって、これがランドマーク的な意味を持っているらしかった。パーティーメンバーとの待ち合わせ場所にもよく使われるらしい……。広場の奥は小さな公園になっていて、そこには噴水があり、そこも待ち合わせ場所として使われる事が多いと聞いた。
 石畳は綺麗に整備されていて、中央の時計塔を中心に同心円を描きながら石が敷かれている。広場の外周には等間隔でガス灯が設置されていて、夜になると、これがライトアップされて、なんともロマンチックな情景が生まれる。
 この広場は全体的に落ち着いた雰囲気が漂っている。大まかなところだけでなく、例えばガス灯の下のプレートに書かれた横文字など、細部にまでこだわりが見えた。さすがは西欧の某街を模しただけある。
 可憐は、昨日は戦闘のおかげでじっくりと見る事ができなかったこの広場を、今日はゆっくりと歩いてみることにした。

 視界に飛び込んでくるもの全てが可憐にとって新鮮だった。今可憐は、店と言う店を片っ端から巡っている。ただし、PSが足りないので今日は購入できない。仕方ないから鑑賞するだけ。それだけでも可憐は十分だった。
 ついさっき、アンティークな小物が売っている骨董品店を見て出てきたばかりだった。いろいろと可愛いものを見る事ができて、可憐はご満悦で店を出た。中央の時計台を見るともう時刻は昼近く。もうそろそろ昼食の時間だ。
(えっと、確かカフェもあったはずだよね……)
 可憐は改めて広場を見渡して目的の店を見つけようとする。すると、視界の端に見覚えのある顔を見つけた気がした。
(あれ……?)
 可憐は気になってその方角を注視する。
「あ……」
 思わず声が出た。広場の一角、丁度ここから三本先のガス灯に背中をもたれかけ、唇の端に煙草を加えている一人の男。それは昨日一戦交えたばかりのアイツだった。
「また、逢ったな……」
 相手が口を開く。その声は広場の喧騒に掻き消えたが、可憐の耳にははっきりと聞こえた。
「……今度は、なんですか?」
 可憐は昨日の今日ということもあって、あまり友好的ではない口調で返答した。今日のやさぐれは、まだ”やさぐれている”わけではないようだ。
「昨日は昨日でああなったわけだが、今日はそんなことどうでもよくなってくるな……」
 やさぐれは、可憐にというよりは、自分に言い聞かせるようにそう言った。そして一度煙草を指の間に挟んで煙を吐き出すと、再び咥える。
「あー、もうなんだか本当にどうでもよくなってきた」
「えっ?」
「全てにおいてやってらんねー、何度戦っても自分の中の憂さは晴れねーし」
 やさぐれの口調がだんだんと変わってきたので、可憐は警戒する。
「もういい、お前でいい、昨日の今日でもいい、とにかく俺の相手をしろ!」
 これは、昨日と同じパターンだ……。可憐は咄嗟に走り出した。場所が悪すぎる、昨日と同じような事態にしてはならない。とにかく、人のいない場所へと走った。当然やさぐれは追いかけてくる。広場の奥に在る小公園、そこなら人は少ないはずだ。
 可憐は背後からのやさぐれの攻撃を軽くかわしながら、公園へと走った。そして人の少ない、なおかつ広い場所に出る。
「ねぇ、さっきの答え」
 可憐が遠くのやさぐれに話しかける。
「ここなら、いいよ」
 言うや否や、可憐はすぐに詠唱に入る。さすがに相手の攻撃パターンは解っている。だから昨日と比べて戦いやすいはずだ。
「ホーミングミサイル!」
 もう、相手がどういう軌道で回避するかも解っている。最初に非接触相手の攻撃を滞らせておいて、すぐさま次の詠唱に入る。
 次は属性攻撃だ、感情のみで動いているやさぐれには……。
(たぶん、この魔法がいいよね……)
 可憐は一度小さく深呼吸。そして迫ってくるやさぐれに向かって……。
「アクアストリーム!」
 熱には冷気を、炎には氷を……。まさに可憐の予測は的中した。アクアストリームをまともに喰らったやさぐれは、そのあとの行動が遅れる。そのうちにも可憐は再び詠唱モードに入っていた。まだやさぐれから一発も攻撃を喰らっていない。
 ここで可憐は新しい技を使ってみることにした。威力を測りたいというものあったり、何より、現段階で立場的に有利なのは可憐だ。
 可憐の周りが淡い紅に包まれる。もちろん、足元の紋様も紅い。

「踊る紅……」
 可憐は両手を広げる。
「舞う紅……」
 可憐はその手を自分の胸に当てる。
「そして飛び散る紅……」
 可憐は右手だけを前のほうに伸ばす。
「再生の祭典……」
 可憐は閉じていた眼を見開く。
Viva……」
 可憐は再び両手を広げ……。
レフェクティムカルネヴァーレ!!
 その力を解放した。

 可憐のバングルから紅い刃が爆ぜる。至るところに紅が飛び散る。紅が乱れ飛ぶ。もはや紅だけの世界。視界には入るすべてのものが紅く見えた。最後に、可憐の周りの淡い紅の光が、可憐の胸元のあたりで取り込まれるようにして消えた。
 可憐にとっては、再生の祭典。そしてやさぐれにとっては血液の献上。血の気を失ったやさぐれはその場に倒れこむ。もうさっきの威勢はない。もしここで、やさぐれの必殺技、ワン・オン・キルを喰らったとしても、いくら殺気が纏わりついたとしても……。
「うわあああぁぁ!!」
 やさぐれは頭を抱え込んだ。もう、この時点でやさぐれの敗北は……。
「いや、まだだ、まだ終わった訳じゃない。お前を殺して俺も死ぬ!」
 やさぐれはワン・オン・キルを立て続けに二回も発動する。可憐は完全に回避することは出来ないので最小限のダメージに押さえた。しかし、もとより反動がきつい技を立て続けに放ったやさぐれは……。
「畜生、俺はどうせこうなんだよ!」
 戦闘不能、やさぐれの完全な敗北が決定した。

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閑話休題。

あー、来週いろいろとあると言うのに、こんな悠長なことしてていいんでしょうか?
まあ、それはともかく・・・。
最近まともに継続できる機会が増えている気がします。
・・・たぶん、気がするだけです。
現実は多忙、無理やり時間を作ってます。


Message


フレア(2)からのメッセージ
ウィス「(一時は食材として生かされ育てられて、放たれて弱肉強食の世代を乗り越えつつ…)」

ウィス「(その結果としてあんなのだらけになっちゃったんだろうね)(か弱きものは死に、強きが残る」

フレア「かといって時間のあるときにやると能率が落ちる…結構難しいものです(..」

Quick Action / etc




特に何もしなかった。



精霊研究会 Group Message


フレア(2)からのメッセージ
フレア「付加しようにもグレードg(まだ初期装備)…ふむ、今の流行は黒い石ですか(’’」

“ルビーアイ”ルーシー(650)からのメッセージ
オスカー「ハリケーン、なかなかいけました。属性が結構強力なようです。」

かほ(1569)からのメッセージ
かほ「効果付加は戦闘フェイズにしか効果を発揮できませんから、カマイタチの使い方に困りますね。」

かほ「でもそこが、魔女の腕の見せ所なのでしょうね(笑」

Amber HolinessAngel・所属メンバー (Before)



香坂可憐(887)
復活3 逆境2 魔術10 精霊11 命術10
現在地 F6


Character Data (Before)


ENo.887 香坂可憐
HP2355 / 2710

1復活3場所F6 [山岳LV0]
SP474 / 480

2逆境2使用可能技一覧
NP12体格1013魔術10参 加 団 体
CP52敏捷1114精霊110天空眺望同好会
PS2080器用1015命術101精霊研究会
0(0)魔力2626 2
連勝11魅力1017 3
総CP522生命1398―――4
単位0精神1879―――5
= Profile =
種族人間
性別少女
年齢16歳

彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」

少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。

声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。

事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。

空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。

幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。

彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。





Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1空想格子魔石 / 2 / 2 / なし / なし
2濃灰の魔環魔石 / 5 / 2 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし
5迷神の遺産魔石 / 2 / 2 / なし / なし
6メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし装飾
7ピッケル刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし
8蒼光の聖環魔石 / 11 / 4 / なし / なし武器
12丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
13楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし
14楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし
15楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし



イベント戦闘



Amber HolinessAngel 所属

可憐(887)

† V S †
ウォーキング部員

Enemy




可憐「えっと、あの……できれば痛くないのがいいな……」

ウォーキング部員「戦いなんてやめて、一緒に歩きませんか?」



BATTLE START!!



非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]可憐2355 / 2710

474 / 480




[前]ウォーキング部員1155 / 1155

110 / 110




ウォーキング部員の攻撃!
ウォーキング部員「日々の活動の賜物です!」
スピードアップ!!1
ウォーキング部員のSPDが上昇!
ウォーキング部員のWAITが減少!




非接触フェイズ
[列]名前HP/MHPSP/MSP
[前]可憐2355 / 2710

474 / 480




[前]ウォーキング部員1155 / 1155

70 / 110




可憐の攻撃!
可憐「最初の攻防がこの先の戦況を左右するってよく言うよね」
ホーミングミサイル!!
ウォーキング部員に738のダメージ!


可憐の攻撃!
可憐「ちょっと違うかなぁ……じゃあ次は……」
ホーミングミサイル!!
ウォーキング部員に795のダメージ!
可憐「とりあえず、これだけ完了しました」


ウォーキング部員「足が!足がァァッ!」
ウォーキング部員が倒れた!




可憐「これで、また一歩成長できたのかなぁ」

戦闘に勝利した!

190 PS、 0 CPを獲得!

可憐丸石 を入手!

BATTLE END.




Normal Action / etc




G6に移動しました。
G5に移動しました。

生命16 上昇しました。(- 13 CP)
魔力22 上昇しました。(- 26 CP)
敏捷13 上昇しました。(- 11 CP)

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

天空眺望同好会 の活動をしました!
  精神1 上昇!
  生命1 上昇!

濃灰の魔環ピッケル を付加しようとしましたが ピッケル の種類が不正です。
濃灰の魔環 への 楔石 の付加に失敗しました。

CPが 42 増加しました!

NPが 1 増加しました!



Shout!!


zero(65)の叫び!
zero「迷子だ〜〜〜〜〜〜!!!」

アスハ(89)の叫び!
アスハ「生徒の皆、後期生活で大分成長したようね! 私達も負けが越してるけど、気にせず斬りつけて行くから気をつけなさいよ!」

イリス(106)の叫び!
イリス「工芸部に所属してくれる人を募集するわ、工芸以外にも色々と雑務もあるけど特に気にならなかったらどうかしら?」

ナオミ(227)の叫び!
ナオミ「…団体活動は計画的に(←ミスした)」

みぅ(969)の叫び!
みぅ「(眠ぃぉ)」

紗枝(1215)の叫び!
紗枝「悲しいね…クス。それに、癪」

ファル(1296)の叫び!
ファル「「ピーンポーンパーンポーン♪」はい、お人形を作り隊勧誘放送です。まぁこんな名前ですが、正式名称はほ ん と うは「手芸部」だったんです。あ、私は手芸部顧問で講師の「ヴィスク」と申します。われわれ」

キャル(1792)の叫び!
キャル「手下もう1人、欲しいなぁ。」


Event



何者かと遭遇した!


イベント戦闘予告



Amber HolinessAngel 所属

可憐(887)

† V S †
帰宅部員

Enemy




Amber HolinessAngel・所属メンバー



香坂可憐(887)
復活3 逆境2 魔術10 精霊11 命術10
現在地 G5


Character Data


ENo.887 香坂可憐
HP3002 / 3002

1復活3場所G5 [森林LV0]
SP503 / 503

2逆境2使用可能技一覧
NP13体格1013魔術10参 加 団 体
CP44敏捷1244精霊110天空眺望同好会
PS2270器用1015命術101精霊研究会
0(0)魔力2846 2
連勝12魅力1017 3
総CP564生命1598―――4
単位0精神1919―――5
= Profile =
種族人間
性別少女
年齢16歳

彼女を一言で形容すると「琥珀色の空」

少し大きめで、琥珀色の澄んだ瞳。
腰の辺りまで伸びる、同じく琥珀色のつやのある髪。
整っているとは思うんだけど、子供っぽい顔。
制服の袖からは、薄い琥珀色の肌が垣間見える。

声質は、無邪気で明るい声。
甘えたようにも聴こえないことも無い。

事実、どうしようもない甘えん坊。
一応高校生なのだが、こういう性格と、童顔から、実年齢より子供っぽく見える。

空を眺めるのが好きで、毎日の日課になっている。
蒼穹は沈んだ気持ちを晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるし……。
夕空は明日への勇気をもらえる気がする……。
だから、彼女の空への思いは日に日に強くなるばかり……。

幼い頃に両親を事故で亡くし、それ以来「暗闇」と「孤独」が嫌いになった。
誰もいない家は、とても静かで……。
そして、一人でいることが辛くなってきて……。
夜になると、暗闇の中で一人、寂しさに耐え切れずに泣いていた……。

彼女が願うは『強い人間になりたい』こと。
寂しさに負けて、ただ涙を流すような弱い人間にはなりたくないから……。





Noアイテム名種類 / 強さ / Grade / 効果1 / 効果2装備

1空想格子魔石 / 2 / 2 / なし / なし
2濃灰の魔環魔石 / 5 / 2 / なし / なし自由
3制服防具 / 10 / 2 / なし / なし防具
4胸章装飾 / 10 / 2 / なし / なし
5迷神の遺産魔石 / 2 / 2 / なし / なし
6メガネ装飾 / 12 / 3 / なし / なし装飾
7ピッケル刺撃 / 10 / 5 / 物攻LV0 / なし
8蒼光の聖環魔石 / 11 / 4 / なし / なし武器
9丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
12丸石鉱物 / 3 / 0 / なし / なし
13楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし
14楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし
15楔石鉱物 / 4 / 2 / なし / なし



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