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　※ 必要そうなら最終回の後にも一度何らかの形で
　　 返事をしようと思っていますので、無理に次回で
　　 終わらそうとしなくても大丈夫です∈（・ω・）∋
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　　エプロンを褒められると、恥ずかしいのだろう
　　居心地悪そうに目をそらしたりする

　　カワイイと褒められれば、余計に恥ずかしそうにし
　　

　　そのような事を話しながら料理を再開し始めるのだった
　　もう照れもなくなって来たようで、場は楽しそうな雰囲気に包まれる…


* * *

　　ニコニコと嬉しそうに話していたが、次は、と言われて
　　続ける言葉のトーンが少し落ちてしまう

　　一揆が終わってしまい、皆元の世界へ帰っていくだろう
　　たまコも例外ではない、一度そのような会話をした事もあり
　　貴方がその事をわかっているのかと、考えたが
　　多分、わかっているのだろう、今まで一緒に戦ってきた間柄で
　　本当は聡い人だと知っているのだから

　　これはポジティブな考えから出た言葉なのだと受け取ったのだろう
　　小さく頷くと、今度ははっきりとした言葉で応える

　　クスクスと笑いながら、冗談っぽく言った



* * *


　　部屋につけば、お茶を用意してテーブルに並べる
　　真ん中にはどーんと出来上がったばかりのバースデーケーキが置かれ
　　ロウソクに火が灯される

　　貴方が誕生日の歌を歌えば
　　気恥ずかしそうに、でも何だか嬉しそうに聞くだろう

　　普段のたまコからは聞けないような気の抜けた音が聞こえる
　　息を吹きかけているだけなのだが、何だか少しおかしい

　　ともあれ火は消され、かけられるであろう貴方の言葉に笑顔を向けながらも
　　ケーキを取り分けていく

　　あむあむと頬張って咀嚼をする

　　果たして味はどうなっているのだろうか
　　きちんと出来てあれば、貴方に向かって頷いて
　　美味しいとジェスチャーをしてくれるはずだが…？


　　貴方も口にして、確かめてみるのもいいかもしれない


* * *


　　お腹も満たされ、しばらく談笑して
　　おやつ頃も過ぎてきて、そろそろ出かけないといけない時間になり

　　二人は街に出て、予定にあった服飾店へと向かう
　　パジャマを物色するためである

　　目的の店を見つけ、中へ入ると
　　そこは様々な服を扱う大きめの服屋で
　　一角へいけば寝間着のコーナーがあり、ゆったりとした服が中心におかれている

　　それよりも可愛いものが良いですよね？　と問いかけてから
　　一着服を取り出してくる

　　それは動物の着ぐるみのようなパジャマで、手足と顔だけ
　　出す袖があるような全身を覆う服だった

　　(https://dl.dropbox.com/s/ou1p6gbxrcek6ko/ikki-68-ev-tentensan1.png)

　　たまコが持っているのは黒猫のパジャマで
　　他には犬、兎、熊、狐など様々な動物のパジャマが用意されているようだ

　　いくつかの服を見て回るたまコ

　　しばらくして、漸くこれだ！というものを見つけたらしい
　　どうでしょうか、と貴方の元へ持ってきて広げてみせる

　　(https://dl.dropbox.com/s/ijqlo9y966u56co/ikki-68-ev-tentensan2.png)

貴方がプラムを抱きしめると抵抗もなく…
しかし貴方が背中に振れることでされるがままだったプラムが、貴方の背中に急に腕を伸ばしぎゅうと抱き返してきました。
もしかしたら貴方にはプラムのかすかな震えが伝わったかもしれません。

やがて、貴方が離れると少し瞳が潤んだプラムが見つめています

そこまで言いますがコクリとつばを飲み込む音と共にまたいつも通りの表情に戻って言いました。

そう言うとプラムは小さな可愛らしい桜色の液体の入った小瓶と、小さな花で装飾された木の棒のようなセットを貴方に差し出しました。

プラムはそう言うととても嬉しそうに貴方の顔を眺めていました

「絶対にね！」と付け加え貴方の前で子供のようにはしゃぐのでした。

そういうと、エシャロットはテンテンに『天使ノ羽根』と書かれた酒を渡す。
中身は白濁の液体で満たされている。
それは、ヨーグルトの持つ爽やかさと贅沢な味わいを保ちながら
日本酒のコクがほんのりと感じられる甘口のお酒のようだ。アルコールは６％と低めの造りである。

そう言って、二人は再びふわりと浮き上がり、空を舞う。

穏やかな笑顔を見せながらも、二人はその場から飛び去っていくのであった。

テンテンちゃん、いつかまた、絶対逢おうね！