ああ、なるほど。変装…いや、でも眼鏡かけてるだけで変装になりますかね？
この髪色とか結構目立ちますし、自慢じゃありませんがこの背のせいで遠目からでも見つかるといいますか…
いいですね、今度交換しましょうか。

扉にぶつけない程度に背が高く、ですか…。まあ、そのぐらいであれば伸びるんじゃないですか？

…そうですね、私だけではなく他にも人が居ましたし、組織単位の話だったと思いますから。
一番上がどんな考えだったのかは分かりませんけれど、分かったところで理解出来るかは別ですね。

ま、そういうことです。生きるためだけに特化すれば何だって出来るものですよ。

そうですね、解決するほどの案が坊っちゃんから出てくるというよりは、少し心を休めたり
そういう感じなのかもしれません。
……ええ、きっと幸せなことなんだと思います。…少し恥ずかしいですけれどね。

長く共に居れば微妙な変化も分かりますし、まあ何か含んだような笑みも、静かな怒りも分かるというものですかね。

私の中では意外だと思いましたが、そうでもないんでしょうか？

…はぁ、小さい方がかわいい…ですか。そういうもんなんですかね…
確かに子どもの姿であれば油断はされる可能性はありますかね、でも熟練の方であれば雰囲気で察すような気も…

ああ、筋肉でやぶける服…そうですねぇ、それって…筋肉がすごいのではなくて服がボロなのでは？
私は目にしたことはありませんね、そこまで鍛えに鍛えた…その道の方みたいな人に知り合いも居ませんし。アリエスさんはどうですか？見たことあります？

…なるほど。食べる先から新しいお菓子…リフォーム、になるんでしょうか？
私も、どんな話の内容だったか詳しくは…。坊っちゃんに読んだ本だったかもしれません。
でも、お菓子の家…だったと思うのですが、それは印象に残っています。他になかなか見ない単語というか話ですからね、お菓子の家だなんて。

…なるほど、そういうものなのですか。であれば帰ることができる可能性もありますね。
いえ、確かに宗教的に信仰する人も居ますがそれほど強く信仰されたり、というか神というのも言ってしまえば空想上や物語の中のものとされていて、実際に見たとか言えばまあ変な目で見る人も居ますね。

…ああ、でも…もしかしたら――ここに来たの自体が誰かの手にかかってるかと思えば、
その人物に私達が個人的にロックされている可能性はあるかもしれません。

「ぺーん！」(やっちゃうよー)

やだな〜。

よーし始めますか！

働きたくないでござる〜