よーし、たぶんイコさんに任せれば全部大丈夫な気がする！たぶん！！

……あ、でもちょっとゆっくりやった方が良いんだっけ？
俺もがんばる。

どっか入れるところがあったら俺もまた行ってみたいっすね…なんていうのかな、じっと座ってんのはあんまり好きじゃないけど…学校特有の雰囲気っていうのかな。あれは楽しかったっす。

…本当はダメなのかもしれないけど、お袋がその魔法学校から持って帰ってきた荷物が家に結構残ってるんすよ。俺の故郷の世界じゃ見ないもんもいっぱいあって面白かった。ギターもそっから引っ張り出してきたんだ。

…俺が偽島で会った時は最初全身骨だけですげぇびっくりしたんだけど、ある時からいきなり元の体に戻っててそれでまた驚いたなぁ…。でも、島が沈んでからは会ってないんだ。キトさんはあの後、ベルさんに会ったんすか？

……え？………ん？え？

…イコンさんって本当はフェニックスだったりするの？

なるほど…じゃあ、とりあえず食べ物からやってみようかな。最近料理全然やってないし感覚取り戻すのに丁度いいかも。

腹の中身がない…？
それじゃあ、飯食えないんじゃ…。

あー…まぁ、キトさんの感覚は合わせようとしても多分無理っすけど、なんかあっちこっち行ってるうちに俺自身の“普通”の感覚も大分ズレてきてるみたいで…理解できるかできないかなんて関係なしに、もう何が起きても不思議じゃないような気がしちゃってるんす…。

よーっし、じゃ、がんばっていってみよー！

不吉そうなのがいっぱいですね。

さぁて、結構な数だが…どうしたもんかね

木枯らし一號　吹かせてみるか

さ、はじめるわよ！