最近、デコピカビッチとスピ子が仲がいい、
本人たちはいつも喧嘩してるように見えるが
私にはわかる。

あれは多分愛だ、そう、ラブ、大地と風の
許されざるラブ。私にはわかる。

「ボス・・・結局・・風と大地、どっちを選ぶんで・・・？」

問いかけるドッピオを掴んで左肩にのせる
暴れないで

「私ね、思うの、風とか大地属性でさ、大成した魔法少女っていないよね
私、あれ、あのほら、あれ。ナヴシカ。私あの、
風の谷のナヴシカ路線がいいなーって、暴れないで。」

「」

「そうそう、位置は左肩固定、動かない。ほら、動かない（ｷﾞﾁｷﾞﾁ」

「」

「これから会話はもういらないから、ﾄｩﾙﾙｯﾙﾙﾙｯﾙって鳴いてなさい
ほら、いいじゃない、魔法乙女とそのメインエンブリオドッピオ

よ〜しよしよしよし！よくできました！チョコ？チョコが欲しいの？」

「ﾄｩﾙﾙｯﾙﾙﾙｯﾙﾄｩﾙﾙｯﾙﾙﾙｯﾙ」

「三個！？三個欲しいの！？このいやしん坊！
ははっ、あははははははっ！こっこら、ちょっどこいくの
今から青き金色のなんちゃらってナレーションながすんだから
ドッピオ！ドッピオ！？5個！？5個なの！？いっちゃだめええええええ」

　カアと開口し、足元より燃え盛る炎の中でナスルは笑う。