らぴす　は　れべる　が　あがった！

『！！　ほのおなのです！！
ありがとうなのですドラゴンさん♪』

『――これじゃだめなのです？』

『！？
ライバルってそうなのです！？』

そんなことはねェと思うが・・・・・。

『をぉう！？だいなみっくなのです！！』

『……あれ？これだと小生はまねできないのです？』

いや、ほんとすまねェな・・・・・。

『！！　そのとおりなのです！！
きさまをたおすのはこの小生なのです！』

そう・・・満喫しているんだよ。僕好みなキミを言葉だけで作製するっていう
難しいゲームをね・・・！

凄い難易度だ！

まあ、そうなるなぁ。　僕なんかは人生飽きたら死ぬだけだけど、
キミには例えば、自決って出来るのだろうか？
　既にその地獄とやらに居るのかもしれない・・・

いいぞその意気だ。　ドラゴンを倒す。貞節娘を落とす。　なにがちがう。
それが証拠に、どちらも酒場で自慢するものさ。

悪政というものは、悪意なくても悪の助長と捉えられるものだろうからね。
政治というやつは難しい――知人が、「王は何か国民にさえ秘密にしたい困難な戦いを遂行しているのでは」という類の予測も立てていたぁ。
そのくらい、現王の行動は不可解なのだけど。

僕は音使い。　”音のコレクター”なんだ。
　そうおびえなくても、これは崇高な趣味という奴だよ――

・・・キュォン？・・・・・
（・・・なんだおこれ？・・・・赤くて光ってるお？・・・・）

・・・・・くんかくんか・・？？？・・・
（不思議な匂いだお？）

・・・・・ぷにぷにぷに・・・？？？・・
（湿ってて硬柔らかい不思議な感触だお？）

・・・・・ペロペロペロ・・・！！！・・
（ぷれ〜ん・よ〜ぐるとの味がするお！！）

はっはっはっは。
これぞ、人生経験の差だ。

痛い目の一度や二度遭って、成長するものだ。

優劣をつけるとは愚の骨頂。
わからないのなら、仲良くしたらいいじゃないか。

案外、高等なのだな。
ただ、物質と生命体の差はなんだ？
お前は、お前の意思でこうやって行動している。
それでさえも、作られたものであるかもしれないという疑問も出てくるんだろうが、少なくとも私は差異はないように見えるよ。

でなければ、お前自身が造物主の意思そのものということにもなりかねんな。
そうなれば、あら不思議。
胸に手を当てれば、探し物はここにあるよ？

…………いや、普通にいやだろう。

つーかものどもってアタシ！？
どう考えてもやられフラグだってコレ！！

なんということだ・・・・・・・美しくないッ！！