ヴァルさんも暑いのが苦手なんですね。北方育ちだからでしょうか…。

ところであの振り子、ナスルさんの商品だったのですね。
あの人は占い師として確かな能力を持っているはずです。
全く当たらないという事は、無いでしょうが……。

砂漠の花か、オアシス…逢えないものかな…

結構暑いけれど…卯の花腐し、大丈夫？
…ヴァランタンも…北の出身なら暑さには慣れていないのかしら…

ヴァー　ル　ルー　ん　チョ！！

あー、先日の『アレ』めんどくさかった。後味微妙に悪かったし。
そんで、なんでここは相変わらず熱いんだよっ！

あっ、釣りは趣味ね。あとは昼寝と武器の手入れも趣味

おぉー落ち着いた子だと思っていたけど、動きは鋭いんだね

特に手が掛かったものじゃないだろうけれど、頑張らせてもらうね

期待していただけるのなら、それにこたえたいものですね

いや、悪いなんてことはないよ、楽しくやらせてもらうね
あ、もしよかったら、ユキナさんの料理を食べる機会をもらえたら嬉しいな

そうだね。長い時間のなかで、連絡の手段はすくなくなっていっただろうし、知識の継承よりも支配者側の打倒を目指す人々も現れてきた

ジレンマなのは、打倒することを選んだ人々が目立てば、支配者側は支配下に置けない人々の監視を強化したし、かといってただ継承のみを行っていれば、確実に支配は広がっていった
時も力も彼らの味方ではなかった……まぁ曖昧なのは私が聞いた話だから、全てを信じていいと思ってないってとこもあるんだけど

検査と称して学童の頃に魔法をかけていたね、あいつらもまた地道に、祖父・祖母の代をおさえ、親の代をおさえていったみたいで

代をどう重ねているかは謎なんだよね……不老不死ってのは考えにくいし、普通に自分達の子孫なのか、または何か別の要因で継いでいるのか、なんにせよまだ続いているって事は、それを継いでいる奴がいるってことなんだろうけど

学校は安全というか、子供に対してはあまり厳しい監視をしていなかったんだよね、子供が何人か管理下を離れても、何も出来ないだろうと侮ってたみたい

それに学校では教師が対応していたし。ま、子供に逆らわせない、プレッシャーをかける、という作業だったみたい、私は口答えをして、よく拳骨と罵声を貰ってた

ついでに周りには味方がいないわけで、子供のメンタルは簡単に折れるし。そういうこともあって、監視がゆるかったのかもね

ありがとう、なんとなくは用心しているんだけれど、もっと気をつけてみる。ううん、心配してもらえるのはありがたいよ

ただ師匠の下にいたことは相手もわかっているはずだから、もし明確な証拠をつかんでいるんだとしたら、私はもう生きていないと思うんだよね、だから完璧に気づいているわけじゃないとおもう、もちろんそれで気を抜けるわけじゃないけど

……どうだろうね。せめてそれを成せたのだと信じたいけど
恋人は力で国と戦ったんだ、色々複雑だから詳細は省略するけど

うーん、いのちだいじにをわかってくれるのは嬉しいけど、そこでお肉が出てくる理由がわかんないよー

良いんだよ、私のだって普段の礼だ。
これ、遅くなったけれど、ランプのお返し。
目にかなうといいが…。

本当はもっと凝ったものがいいなと思ったんだが、思いつかなくてネ。
変に荷物になってもいけないし、どうにも迷ってこれにしたんだ。
料理をお願いしてるものだから、きっとこういうのは消耗品になるだろうし、

…まあ、最悪使えなかったら、包帯代わりにできると思って……。
考えてみたらユキナ達は世界中を巡って、各地の美しいものを
商ってるんだものな。ランプの件といい、目が利くはずだ。

コロナは食べるのが好きだけど
特別これがというものはあるのかな。
故郷にしかない菓子なんかもあったろ？恋しくなったりしないかい

へえ、天幕のようなものを想像してた。
まるで店をそのまま引いて動かすようなものなんだな。
でも確かに、天幕じゃ嵐なんかに遭うと大変だものな…。
どうやって動かすんだい。やはり機械じかけなのかな？

そうか、やはりどうしても、旅の身の上だとね…。
しかし考えようによっては、セフィラータの世界ひとつ丸ごとがユキナ達の故郷なんだな。
３人とも、特別好きな街や場所はあるのかい。

ほう……、激甘、イチゴ、カレー…。
こっちで出会った友人で、カレーに虫を入れるっていうのも聞いたが、
皆ホントになんでもカレーに入れるな…。そのうち花カレーとか出来るのかな…。

よし、じゃあミルザ、行こうよ。すまんねコロナ、兄君を借りて。
何か美味しそうなモノがあればお土産にもってくるよ。
ユキナもミルザのお茶を楽しみにしてておくれ。

ネクター……！

あ、いや、いい。ありがと。

嬉しいけど、助かるけど。ちゃんと家に帰って機械使わないとだめだから。

ありがとな。

あと……エンブリオって訳じゃない……その仲間って言うか、私にとっては薬みたいな物で。

出来ること……してほしい、こと？

たくさんあるけど……ないよ。ない……。

…………。

ありがと。そう言ってくれるだけで、私なんかにはもったいないぐらい。

そ、そう、もう大人だからなっ。うん。

あ、結構話し込んでるけど妹の方はほんとに大丈夫か？

………………

なあ、ユキナのその腕ってさ、ガントレット？
それとも機械の腕？

いや、あんまり見たことないからさ。珍しいなーって。
ユキナたちも分割世界出身？

あのダチョウ、燃えて――こちらへ向かってきます！！

ダチョウ肉！！頂きましゅ！！！

凶暴そうですね…気をつけてください。

うわー……ダチョウが燃えてるよ。暑っ苦しー

財宝目当てかにゃ？それとも儂目当てかにゃ？

財宝目当てかにゃ？それとも儂目当てかにゃ？