『どなたか、私の声が、聴こえますか―？』
ふと気が付くと、どこかからそんな声が聞こえてきました。

かすかな声に耳を傾けると、
『この世界にローバルと言う、妖精やエンブリオたちの魔力を奪う生命体が現れている』
『1人の青年と妖精が、そのローバルと戦っているが、彼らだけでは荷が重いかもしれない。あなた達の力を借りたい』
『私の言葉を信じて手を貸してくれるなら、この丘にいる青年に声をかけてほしい』
『手伝っていただけるならば、私達が開発している装甲転送機構の一部が使用できる道具を報酬としてお渡しする』
といったような情報が得られるでしょう。

これは夢か、それとも現実か。はたまた誰かの悪戯か。
それを確かめるためには、指定された場所へ行ってみるしかないだろう…



◇と言う名目の、ロールネタ提案・変身ごっこコミュニティです。

シュウスケ達の戦いに首を突っ込んでみたり、「その『ローバル』っていうやつ見つけたぜ！orぶったおしたぜ！」といった出現情報。
「実は僕たちは、こんな敵と戦っているんだけど。君達何か知らない？」といった設定の紹介/情報交換や、報酬で配られているアイテム貰って変身してみたりなど、ご自由にどうぞ！

※画像のリンク先は、ローバルの設定となっております。

>>グラスさん(34)

>>ムーニアちゃん(164)

>>グレートさん(473)

>>ローズさん(482)

>>おっさん(856)

>>さねいまちゃん(991)

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原因はわからないが、エンブリオはおろか他の体系での契約さえ不可能なのだ。
故にサイネルは、ネクタードライバーはおろかマスカレイドシステムにも適応しない。

”魔力奪う”。これなら契約せずとも力を得られる。だが妖精はどうなる？
加減が効かなければ、それこそ妖精側がどうなるかわかったモノではない。
自分の無茶には、なるべく付き合せたくはない。

ならば……自分の中にある”生命の炉心”から奪えばどうだろう？
掛かる負荷は通常変身の倍近く掛かるが、解放状態のようにオーバーロードする心配はない。
問題は、その負荷の中で自分がどれだけ戦えるかという事。

一呼吸おいて、再び口を開く。

サイネルの示したDフェアリードライバー（以下DFD）の改良案。

１．DFDの機能を”パスの連結”に特化。これにより、未契約の対象からの供給を安定させ、掛かる負荷も軽減される。
２．魔力供給量のコントロールを供給側有利にする。供給側がストップをかけると供給が止まる仕組み。

”力づくで奪う”から余計な手間が掛かるのだ。機能的にも容量を喰うばかりで効率が悪い。
だからサイネルは、”強い繋がり”だけをDFDに残す事を提案した。
これなら奪う手間も省けるし、合意の下での供給なので既存のマスカレイドシステムと同じように使える。

”繋がり”に重きを置く以上、普通に戦えばFDやNDを使った方が強い。
このシステムの利点を挙げるとすれば、”11体目以上”と繋がることもが可能になる事だろう。

＞閑話休題

バニラがそう言いながら、水の魔法をその水晶に使うと、水晶の中で水をイメージするような綺麗な輝きを見せているのがわかる。

水晶から水が真上に放出され、それが数秒間の雨となった！
周囲にいた場合、その雨を浴びることになるだろう。冷たい！

覗きこまれると、焦るように後ろを向いて、顔を見せないようにするのでした。
うっすらと涙が見えたような……しかしそれは、バニラが降らせた数秒の雨にまぎれてしまうのであった…。