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-記入者：ティンバー・ハーヴェスト-

いつか見た影にネクターを渡す、そんな夢を見た。
いくらでも力をくれる、そう約束してくれたからひたすら渡し続けた。

でも起きた時、周りの表情がよくなかった。
特にキャプテン…あんな表情誰にも見せてなかったはず…。
なにがあったのかわからない…。



またルークさんに会って、今回は道案内を頼んだ。
相変わらず城内は不穏だが、地下牢より危険な場所ではないようだった。
後日僕が別の場所の案内をすることになった。
彼は渡り鳥だったっけ…僕はチームを離れてしまったけれど、道案内をし合えるようになれるといいな…。
道案内と料理提供、普段離れていても、これだけはやっておきたいと思った。
自分がやり方を変えただけ…そうであってほしい…僕はあの時何も言わずに飛び出してしまって…。



そういえば…今日はあの子の様子がおかしかったな…。

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-エンブリオ記入者：愛水精　源翠子（魔法ウンディーネ）-

ティンバー、日記を共有しているのならこれを読んで。

あなたは悪夢にうなされていた。　しかも、たまに2分くらい呼吸が止まってたのよ…。
そこまで書いて、あの子の表情について何故なにも記入していないの？
あの目隠しの髪型でもわかるほど微笑んでたのよ…？

あと、手持ちのネクター数えたの？　減ってるわ…。
なんとかするために無理矢理キャプテンに力を注いであなたの救命をしたけれど…後遺症は無い…？

こんな事態をルークさんに知られたらどうするつもり…？
まだ彼とやることが残っているはず…ちゃんと目を合わせられる…？

昨日はいわゆるカウンセリングをすれば解決すると思ってたけれど、
この症状は明らかにその程度では済まない…。
精神面に加え、無呼吸症候群の対処…？　無呼吸の原因になるようなものはないはずだけど…。
とにかく、みんなで見守ることが必要。　特に、キャプテンには名前通り頼る。



キャプテン、最終的には恐らくあなたが最後の希望…あなたが彼を導いて…。