……幼女をご主人様と呼ぶ少年……？

貢ぐとかってよくわからないんだけど、ルリアンナさんって一体……（PS数えつつ）

あくまで私の世界の人狼種だけどね。
他の世界の人狼はむしろよく見かけるなあ。
あ、そうそう、人工の人狼種はたくさんいるよ。

どうだろうね？私は自分が運が良いって思えたことってあまりないかも。
吸血鬼の血のせいで逆にマイナスになってたりしてね。

え？どういうこと？
君って人工的に妖狐になったってことなの？

ううん、彼らの祖先はあくまで改造されただけで、当時は吸血鬼の天下だったから逆らうこともできずに泣く泣く見世物になってたわけだけど。
今の子孫たちは吸血鬼のしがらみが一切ないからその能力を生かして退治側に回ってるわけ。

い、いやいや、親子で同じ能力ってわけでもないからね。
それにダンピールにそうした能力は遺伝しないというか、強化人間としての遺伝子は吸血鬼の遺伝子に負けるみたい。
血が薄まらないとたぶん出てこないよ。

で、君はそれを傍で見ながらやきもきしてた…とか？

いやいや、私のことなんて伝えなくていいし！？
それはあれだよ、わりと一般的な知識だから君の知識として公開すればいいんじゃないかなあ…。

ま、まあね。
私も数少ない現役の吸血鬼ハンターなんだから、当然だよ。

…こ、好意的に解釈してくれたようで良かった…！

ど、どっちも！？
どっちもってどういうことかなー？わからないなー？（焦

いやまあ、もう慣れっこだけどね。
ダンピールっていうのはそういうものだよ。
酷い時には町に入ることすらできないからね。

うひゃっ！？
な、何？

あ、うーん、なんていうか、人間の血を吸うのは良くないっていう考えじゃなくて、料理を前にがっついているようであさましいっていう考えで卑しいと思ってたみたいだよ。
人間の血を吸うこと自体は当たり前だと考えてたわけだね。

今はもう違うよ？吸血鬼の時代にね。
あの頃は所領の運営もほっぽって研究に没頭してたらしいけど、血が吸えなくなってからはさっぱりやる気がなくなったとか。

そんなの無理！
相手が吸血鬼だってことをさっぴいても、そんな真似私にはできないよ！？

いやいや、そこまでしないけども。
君の他に同じ種族というか、仲間はいないの？
そういう人が年老いて死んだ、とかいう話があるなら不老不死じゃないって分かるんだけども。

う、うーん、私の親なら驚かないかもしれないなあ。
娘が二人に増えたって言って喜ぶかもしれない。

え！？

って、そんなわけないでしょ…！
流石にそれは引っかかったりしないよー。
お話してるだけなのに、相手を妊娠とか私どれだけ危険な存在なの…！

ふぅん、そうなんだ…。
あ、じゃあお返しにクッキーだけど、良かったら食べて。
手作りではなくて申し訳ないんだけど…。

やっぱりツヅミさんは可愛いなぁ。抱きしめてもふもふしたいなぁ・・・。

もちろんです！！！モフられたくなければあんなセリフなど言いません！それに、愛しのツヅミさんにでしたら、存分にやってもらっても構いません！
さぁ、思う存分モフってください！！！さぁ、さぁ、さぁ、さぁ！！

あーあ・・。ラーフィーの違う方向への闘志に自分から火を付けおったわ。

な‥・・何じゃ其れ？！単なる変態じゃないけ！
い、いや、我が友ラーフィーも変態というのであれば相当のモフモフ狂じゃけど、なんじゃその現代の人間というものは！
変態を通り越してキチガイじゃ！キチガイ！！小さいものを愛でるのはわかるが、ぺろぺろとかもみくちゃとか・・・・・・・・ん？

狐よ・・・。まさか、おぬしもそういう趣味が・・・・。

なななななっ！何言うとるんじゃおぬしは！！！　そんなわけなかろう！おぬしの勝手な想像をわしらになすりつけるんじゃないわい！
第一、わしはともかくラーフィーはどう思ってるかなんて一番近くにおるワシが一番知ってるわ！おぬしよりも！

？

え、えぇい！全てぬしが悪いんじゃ！！（ポカリとラーフィーの頭を叩く）

わわっ！！！あいた！ボクがなにかやった？！ツヅリさん、ボクなにかやったの？！何もやってないはずだけど・・・？

えぇい・・・もう、ええわい・・・。グスン。

ふむ。郷土料理かぁ。大陸とあんまりかわらないんだよなぁ、ボクの国の料理って。
それに、味を楽しむというよりも戦争用の保存食をメインにするように発展しちゃったから作るまで時間かかっちゃうんだよ。ソーセージとか、乾肉詰とかさ。

あ、こっちで言うパエリアとかピザとかも割と得意だよ。ボク、料理得意なほうだから自分のPTでも料理当番任せられてるんだよね。色々考えるの楽しいよ。

けそーするものを・・・のう。ところでけそーってどういう意味じゃ？あと、強引に押し倒せるほどラーフィーは柔くはないぞ・・・？

ツヅリさんからなら押し倒される気満々だよ、ボクは。

速攻で否定するでないわ、このモフモフマニアめ！

あ、割と簡単に押し倒せそうじゃな、うむ。
え・・・っと、ツヅリ殿、回復の術とか・・・使えんじゃろうか？

大きく・・・・のぉ。なれんわけではない。一応文献には、元々は一般にいうラミアと同じサイズだったと記述されておる。更に太古はもっと大型種の一つであったらしいの。
ツヅリよ、わしらは元々両生類の血を引いておるのじゃが、両生類は何をもって大きくなると思う？
そうじゃ、脱皮じゃ。されど、エキドナ種は脱皮をほとんどせぬ。脱皮をせぬとも完成されてるからじゃ。
つまり、脱皮を促進する方法が見つかれば・・・・。

とは言えど、恐ろしい時間はかかるじゃろうな。

そうですねぇ・・・。
止める人が居なかった。ゆえに暴走が続いた・・・ということなのです。
結局ボクもセルフォリースであの国を救う手立てを見つけられませんでした。ボクの責任もあるのです。
そこには神も関係なく、皆心の何処かで争いを望んでいたのでしょうね。

この、ボクにも。
だから、ボクはもっとも愚かな方法で戦いを終わらせたんです。

いえ、終わらせた・・・と願ってるのです。

ところでラーフィーよ・・・。そのヒツジというのは何頭位おったのじゃ？

うーんと、ざっと1000頭ぐらい？かな。

そんなに大量のヒツジを毎日もふもふしてたのけ？！

羊も居たけど、鶏とか

ぬしにとってはそうかも知れぬが、わしにとっては安全地帯なのじゃよ！変なことにならねばな！

それは書き終わってからじゃな。書き途中なのを見せたくはないわい！
まぁ、本として成り立ったら見せてやらなくもないぞ？

でも、セレスの文字って特殊な文字だからボク読めないんだよね。

むぐむぐ。

……なるほど、ツヅミさんが人間に取り憑いていたことがあったんですね。
霊や神が人間に宿ったり取り憑いたりすると、その影響で人間の人格や性格が変わる……というのはよく聞きますけれど、
取り憑いていた妖狐の側も影響を受けるというのは興味深いです。

チョコが逃げないのはわかっていますけれど、うれしいのと、おいしいので、つい気が急いてしまって……あ、ありがとうございます。
お茶、いただきます。

……ふう。
チョコにお茶って合うんですね。
これは意外な発見です。今度チョコを食べる時は、私もお茶を用意してみようっと。

もし目覚めて、このチョコが例えば泥だったとしても、後悔はしません。
今こうして、ツヅミさんにチョコをいただいて、食べることができている、という嬉しさは本当のことですから。
騙されちゃったけど、でも、嬉しかったから良かった……と間違いなく思えますから、疑う必要なんてないんです。
思うに……妖狐に騙される人って、きっと、こう考える人が少なくないと思います、ふふー。

風邪を引いたりすることは何度かありました。
こう、３日とか５日とか……ある程度長い間ダンジョンにもぐる必要がある依頼の後は、風邪を引いてしまうことがありましたね。
不思議なもので、ダンジョンの中にいる時は大丈夫なんです。
きっと、気が張っているからなんでしょうね。
それが、依頼が終わった後は、気が抜けてそのまま……という感じ。

伝染病は、はい、１度、モンスターから移されたことがあります。
爪や牙に、毒と、病気の素、みたいなものを持っているモンスターで。
あらかじめ、予防用の薬草は飲んでいたんですが、それも症状が重くならないようにする程度の効果しかなかったので、結局、そのモンスターを倒した後は、治るまで宿屋で寝込んじゃいました。
あのときは心細かったなぁ……

私の両親は占い師なんです。

結構的中率が高いみたいで、私の村には、しばしば、占いをしてほしい人が訪れていました。
両親に占いを求める人達は、本当に様々な人種でした。
肌の色も違えば、身長も、眼の色も、耳の形も。
彼らを見ることで、私は世界の広さを間接的に知ることができていたんです。

目覚めて知らない土地だったら……それはさすがに面食らうでしょうね。
それでまずは……記憶を奪われたかもしれない、ということを疑います。
つまり、「私は自分でこの場所に来たのだけれど、そこで何者かにここまでの記憶を奪われたのではないか」……と。

その大きいの頂戴！
そっちの小さいのじゃダメ！

…って言われちゃいますものね。
やっぱりサイズ揃えるのは大事かしら。

ラフレシアだめかしら
ひょっとしたら珍味だったり……
匂いの強いの結構あるし……

あ、そうじゃなくて。
私も羽にしたり手にしたりで中途半端に変えられるから……

でも変化はできないけど。
歌ってる間は3割増し美人に見えるように幻覚掛けたりぐらいは

なんだかそういう生活はそれはそれで疲れちゃいそうだし……
あ、でもお家は海の見えるお家がいいわ

そりゃある程度の勘には頼っているわよ？
狙撃っていったって相手の動きがあるんだから、撃った瞬間に当たる訳じゃない。
だからこそ相手の動きを予想するっていう時点で勘が働いているわね

そうそう、それでもしもまた繋がったらソレはそれで縁になるのよね。
一つ一つの出会いが、結びついて大きな出会いになるって事はあると思うわ。その一度会ったきりの方から話しが伝わってとかだとやっぱり素敵じゃない？

殺し合いにって、結構激しい出会いだったのね？！
でも、あって早々殺し合いになるって事はどんだけ、ツヅミさんの心がささくれだっていた時期なのかしらねぇ？

ここには数名いるわねぇ？　一人とは話しをしたけど、ちょっと相性が合わなくて話さなくなったわねぇ？
どちらかと言うと、ご主人様ラブって感じの子だったかしらねぇ？

あら？　でも、私の背中に手を回すっていうと抱き締められたりしないと無理じゃない？あと背中のひもを取ろうとしても、
私の髪を掻き分けなきゃ無理だし
前からずり落ちそうな雰囲気のあるツヅミに比べたら・・・

そうねぇ……私自身は騙されたいかな
騙されて幸せになるのならソレはそれでイイ事じゃない･･････

でもそう言う人も稀にいると聞くわよ。
なんかわからないけど、人づてだと『えいがのじゃいあん』っていう話しで、普段悪い事をやる人が不意に見せるイイ事ってあるって聞くわ。

あらあら？　つづみはグルメなのね。それなのにつまみ食いしちゃうって事は途中で飽きて、食べるのをやめちゃったりしそうなのね（くすくす

一夜限りならっていう前提でね。
私自身はそう言う風に束縛されるのって苦手だしねぇ

そういう意味では中々難しいわねぇ
和服って･･･　最近来るようになって旅をしている子も和服だけど結構あるのよねぇ…見立てではツヅミとほとんど同じ位よりちょっと大きいかしら？

あら？ここまでしているんだからそこら辺は問題ないわよ（とさらっと　不感症かと思っちゃう所だったわとも

流石に真似でおぼれやしないわよ。
ほら、貴方達の世界での逸話でも兎って溺れて皮を剥がれるっていうのもあるでしょ？　あれと同じで、私自身も泳げないのよね。

……しらないのに、しってるって、言う人、いるんだ……
けどそれって、しらない、って、ばれたとき、たいへんそう。

んーとね……おかし、つくったり、
たたかって、つよくなったりしてみたい、っていうのも、あるけど……

知らないことを、知るのが、今、いちばん、やりたい、こと。
だから、もう、てをかして、もらってる。

ぜんぶ、まりょくで、つくる、って、むずかしいの？
ボクの、からだは、ほうせきを、かくにして、
作ってる、みたい、だけど……

しょうかい？ ん、わかった。

ファイ、どうしたの？

んと……ようせいのこと、教えてほしいって。

私のことを？ 構わないけど……

えっと、はじめまして……ようせいといいます。
よろしくお願いいたします。

えいっ！　えーいっ！！

おいしいです、ありがとう！

私も！私も、アメ、えいって出したい！
どうすればいいかな、えい！

物語……私のお話がつづくって、なに？

この戦いの先に、あの組織に鉄槌を与えるモノになるというのなら、私は、勝たなくちゃいけない。
……私の事を頼ってくれるあの子たちの為にも

ふぁ……。ぬ、闘いか？
すまん、ちょっと寝不足でな。何故、とは訊かぬでおくが良いぞ。

……大丈夫だからね。必ず勝って君のためのネクターを手に入れてあげる。

だから力を貸してね。

やれたね……　うん。　調子が良いなっ
次の戦いでも同じようにやらなくてはな。

益の無い戦など虚しいものじゃて。
そら、酒でも呑んで、とくと語らおうではないかえ

……僕には守らなきゃならない人がいるから。

ふぅ……　彼らの犠牲は無駄にはしないわっ……　
私は……先に行くわ……

彼らの遺志は私が……

――もう、此処は良かろうな。

ふふふっ　いいモノ見つけちゃったかしら？

おお、見てくれ。何やら妙なモノを拾ったぞよ！

…ん、加工すれば使えそうだ。

この戦いの先に、あの組織に鉄槌を与えるモノになるというのなら、私は、勝たなくちゃいけない。
……私の事を頼ってくれるあの子たちの為にも

これは可愛らしい。――手合せの程、よろしく頼むぞよ。

……大丈夫だからね。必ず勝って君のためのネクターを手に入れてあげる。

だから力を貸してね。

お相手願おう
我は騎士、アレクシス・マクリオン！

いくよ〜！・・・・・いくよ？（ニワトリは無表情）