エンブリオの確保のため、今日はシーガルさんと水辺の方に来ている。
そういえばケンドリックさんには伝言するのを忘れていたけれど、ユメちゃんに伝えてあるし大丈夫だろう・・・・・きっと、多分・・・・・・




・・・・・・・・・・・・・なんだか急に不安になってきた。



まぁそれはとりあえず置いておくとして

シーガルさんには前からいろいろと助けてもらったり教わったりしている訳なんだが
なにげに二人きりになるのは何げに初めてのことである。


上のようなこともあってか、なんとなく師匠の面影を彼に重ねていたんだけども
こうやって話してみると、お互いの武勇伝やくだらない話で盛り上がったりしたわけで


案外歳が離れてないのかもしれない。

今日の夜にでも杯を交わしながら聞いてみよう。
まぁ俺は酒は呑めないわけなんだが・・・・・






それともう一つ

初めて出会った頃、あまりこのあたりの地域に来たがらなかった彼だが
今はその重厚な銛を担ぎ、意気揚々と奥地へと進んでいる。

そんななか、寝床の準備のためにたまたまシーガルさんと別行動していた時に、一揆参加者達の噂話を聞いた。



単身銛を担いでここに住む巨大なダイオウイカを打倒した男がいるだとか
その時にひとりの魔法使い然とした少女を庇いながらであっただとか
その魔法使いも何やら強大な魔力を貯めていただとか

いろいろと話が交錯しているみたいだが・・・



銛で打倒した男・・・・再会した時かすかに感じた潮の香り・・・・



ははーん、なるほど合点がいった。


それも含めて聞いてみようかな。
いやさすがにそれは野暮ってもんか。


一人だけちょっとしたことの真相を知ってニヤけていたわけだが、
おかげさまで当の本人に怪訝な顔をされてしまったので今日の日記はこの辺にしておく。

＞己の強さ

＞パーティ関連

＞ブランチマンと食料

＞知識ともふもふ

＞人狩り

＞サバスと世界のこと

新しいイタズラのネタになるかなー？　とか考えたようです

（ポセイドンを見て）

そう言って、担いでいた銛を軽く振ってから逆手に持ち変える。
銛を撃ち出すための構え。鯨捕りが誇りとする、戦の構えだ。