久しぶりに奇妙な夢を見た。
しかもシェイドと契約した時とほぼ同じもの。
だが…あちらが投げかけた言葉は全く違うものだった。

「その恨み、晴らさせてやろう。」

この言葉を聞いた直後に目が覚めた。

自分にどんな変化が起きたのかは大体想像がつく。
…守るだけじゃ駄目なんだよな…潰す…。



同行者の方々からはたくさんアドバイスをいただいた。
やはり世界は広い。　ちょっと外に出ただけでも知識も実力も桁違いの人がたくさん。

まだ自分は通常の武器をオールラウンドに使えるレベルではない。
技術も腕力も無い現状ではどんな戦も負けて当然である。
まずは王の配下からのネクター奪取を最優先事項とする。

そういえば、困り果てた軍師妖精がちょっと遠出して援軍を呼んでくるとのこと。
力自体はもう貸さないのが確定したので戦闘補助契約だけ解約となった。

ってそういえばまだ彼らの名前を聞いてないじゃないか。
これを機に改めて自己紹介といこうか。
援軍さんはこの大家族を見てどんなリアクションをするのだろうか…。

今回は持て余した素材をあの鎌に付けて補強してもらった。
今のカメオはそろそろ取り替えたほうがよさそうだな…。

あとはハンマーが届いた。
メルンテーゼのハンマーは特殊な効果もあるそうで、前から気になっていた。
なにより工務店のおじさんに憧れているし、持っておかないと。

そうそう、ルークさんの命中補強、物資を送ったはいいんだけど、それからが…。
僕自身も新しいカメオをオーダーしようとしてる状況なんだけど…修羅場だ…。

ところで…チーズのレシピ…うげぇぇぇ！！！

あなたの姿を目にとらえると、少し嬉しそうな顔をした。