次の瞬間にはその方の拳が私の腹部を抉る･･･ほどではないものの、強い衝撃と息苦しさを感じました
行動不能に陥らせるための殴打･･･？

私は声も上げられずその場で倒れ、じっとこの痛みに耐えるしかありませんでした


この方･･･なにかおかしい･･･

周りに貼った加護が･･･一つも機能していない･･･？

　＊

痛みで･･･意識が･･･　―――――――――――――

　＊

――――真夜中の焚き火の番

目を覚ますと隣でマーメイドさんが泡の椅子にぽよぽよと座っていらっしゃいました。

･･･？

何かこの場というか雰囲気に違和感があるような･･･

･･･気のせいですね　きっと


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情報収集で砂漠に行くと眠らされる魔物が多数いるとのことなので何か対策をと思ったのですが
特に思いつかなかったとはいえあの暑い中でコーヒーを飲むことになるとは思いませんでした･･･

誰ですかコーヒーどうぞなんて仰られたのは


･･･私です


とりあえずあと少しの辛抱です･･･

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