私は見ていた。

全てを。


私は見ていた。

一部始終を。


私は見ていたのだ。すぐ隣で――…・・・

アルヴィンは眠気MAXでうとうとしている・・・
[眠気:14]



鮮明に記憶がよみがえるのだ。たとえ倒れながら見ていた光景だったとしても。
ぼやけた視界だったとしても。

アルヴィンは魅了により頭を抱えている！何かあったようだ！
[魅了:16][眠気:6]



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戦場に吹く風の中に、爆発四散した重曹の一粒一粒を垣間見た気がする。

幻想的な光に包まれているようで、魔法かそれとも化学というものなのか、

あのときの私に判断はできなかった。

ただ一つ言える事は―――






戦いの最中傷つくたびに爆発四散する重曹を見るたびに、私の身体の傷などというのはとても些少な事に思えた。