人形の選択と【Side：？？？】

最近の私はどこか変だ
優しすぎる、そしてもう諦めている

今日も皆で遊んだ。トギハの日記を盗み見たり
スロワの能力で楽しんだり、何より御主人といるだけで
今は楽しいと思える自分がいた

他の人達やエンブリオ達にも出逢えた
此処での体験は主との記憶を消そうとしていた

思い悩んだ、苦しんだ、そして微笑んだ

だって
彼には過去がある
それは＊＊＊の主である少女を消した事

＊＊＊は許さない。赦すことなんて存在しない
メルンテーゼに来てからは彼、いや御主人に
従った。これも全ては主の為に

御主人を監視するという天使
御主人の能力の具現という影
それらはやがて仲間になった、苦痛でした

監視員権限などと言う臆病な保護的能力
記憶の閲覧などと言う低脳な観察的能力
なら、＊＊＊ は傲慢な自己的能力なのだ

＊＊＊は彼を狙った。誰にもバレぬように

チャンスは確実に迫っていた
最近の彼は優しいのだ、それはチャンスでしかない

ある日、彼は＊＊＊を呼んだ、あの二人に知られぬように
彼は、許しを乞うた。今更に謝罪ですか















｢ありがとう、＊＊＊の御主人様｣
｢さよなら、私の○した人｣

そしてよろしくレヒト
･･････いや私のお人形

私の名前はマクナ。本当の名は＊＊＊
マクナと言うのは主の名前。其れでも･･････
私はマクナと名乗り続ける。あの人形を赦すまでは

大好きなお人形レヒト
次の夜に遊びましょ、天使や影を忘れてね

壊したいほど大嫌いでした

それまでは
コノ時ヲ過ゴシマショウ、御主人

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[誰かの残したメモ]
戦闘結果分岐
勝利→天使のお話に続く

敗北→影のお話に続く
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自分のエンブリオにすっかり逆らえなくなってしまった青年は、
暗い顔で心底羨むようにあなたを見つめる。
それを笑顔で黙殺するエンブリオとの対比は、確かに従者に遊ばれる主の図だった。
むしろどちらが主なのかわからない。

言いながらエルが自分のエンブリオ―――少女人形を見つめると、
彼女はその現象に興味を示したらしい。
あなたと、あなたのエンブリオに対してスカートの裾を摘み一礼すると、
さっそく話しかけてくる。

完成した銃が届く。