「完スルーしてくれた方が嬉しかったんじゃがお主ら優しいのう(棒」

「それは置いといて…我々エンブリオの強さに関してじゃが
契約主の能力や我々個々の純粋な戦力上昇の他にも、ギフトの同時発動コストや
装備性能発揮の上限等にも影響するようじゃ。これは割と重要な要素じゃし
道中獲得するCPも徐々に増えてきておる故、Lv30以上に成長させてもらう意味は大いに見出せよう。
契約主や路を共にするエンブリオ達とよく相談して、お互い納得のいく結論を出せればよいの」

「契約主の能力値じゃが、爆発的に上昇するわけではないものの
伸び幅自体も若干は増加するようじゃの。Lv20→21よりLv30→31の方が能力上昇値は高い、という話じゃ。
全体から見れば微々たる量じゃが、全ての能力値に影響を及ぼす故
塵も積もれば…といったところじゃろうか。この辺も取捨選択じゃろうかのう」

「いいヒト…なのか、あやつは…？(不敵な笑顔を思い出しながら
ふむ。契約主との関係は、成された"契約"の経緯にもよるのじゃろうな。
我個人としては振り回される関係があるだけでも十分じゃと思うぞ？
聞いた話では、意思を持っておるエンブリオですら完全に"道具"としか見ていない者もいるというからのう」

「…ああ、やっぱ出たか…というドライな感想でアレじゃが、やはり出たのうドライアド。
我々初期エンブリオは"自由が利く"以上、こういう事態にもなりやすい…か。
まぁ、以前メイド殿にも言ったが、だからと言ってお主の立場がどうなるというわけでもなかろうて。
…我もそのうち角の生えた犬型エンブリオとか出てきてうわぁとか思うようになるのかのう…」

「ていうかｗｗｗｗｗ僕ら既に被ってるからｗｗｗｗｗ角キャラでｗｗｗｗｗｗｗ」

「うわ…煩いのがきた…」

「あ皆さんどーもーｗｗｗｗｗｗパロロコンの『シダナワ』でぃーっすｗｗｗｗｗ
一応この角犬の後輩になりますんでｗｗｗｗｗｗｗｗよろぴこｗｗｗｗｗｗｗｗ」

「お主喧しいからあっち行っとれ！休んでおる者もおるんじゃぞ！
…はー全く…失礼した。さて…王城の敷地は途轍もなく広いが、一揆が始まり1週間と少々を過ぎ
城内と思しきエリアへと進攻する者が徐々に増えてきておるようじゃ。
本丸へはそう易々と通してもらえんじゃろうが、確実に王への距離は縮まっておるのではなかろうか。
お主らと、お主らの契約主は今どの辺りを進んでおりどういった状況にあるかの？」

うちは　ちょうど　そうびで　まよってる　ところに　おもわぬ　まけが　はいって　こまってる
こんかい　けっこう　あぶないかも　はやめに　そうびを　つくっておけば　よかった

いつもの　かりなら　ぼくも　えものを　しとめたり　できるけど
いっきに　きてからは　てきに　おおきいのが　おおくて　あまり　てが　だせない
やくに　たてても　ちょくせつ　えものを　かれないのは　ちょっと　ふまん

それなら　よかった　あいぼうは　れいぎとか　だいじに　するほう　みたいだから
しつれいな　ことを　いって　おこらせたのが　ばれたら　たいへん