［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

藤実鳴は数時間前に意識を失うように眠りについた。
そのまま気が付けば周り一帯が闇に包まれた空間
宛ても無く只管に歩き続けた鳴は、そこで出会った
吸血鬼、と名乗る存在に。

幾つかの問答を交わし
自分の身に何があったのかを知った
自分が既に人ではない存在だと言う事を
だがそれはもう些細な事だった。

例え本質がどうであれ、大切な人達が言う
私は人なんだと。

ならばそう信じよう
私は人として歩み続ける――

---

『……まぁ　そうだろうね。　ハァー・・
　……知っていたさ　キミがこんな誘いに乗らない事くらい
　なんだかんだで三年近く、キミの事を見て来た訳だしね

　――それでも　それでもさ
　言わずにはいられなかったんだよ
　……嗚呼…　クソ…ッ　…そうだ　認めよう
　ボクはキミに傷付いてほしくないと…そう思っていることを』

そこまで言うと黒く染まっていた吸血鬼の輪郭は
徐々に白へと変わり――





白き少女の兄は小さく笑うと
再び黒へと染まる

『…まぁ　そもそもこの戦い自体、信用ならないモノだしね
　果たして勝ち負けでどうにかなるモノなのか…　まぁいい…
　…この道を進んで…後悔は、しないのかい？』
『………。』
『…ヒーローにしては、随分と後ろ向きな気がするけどね
　キミには似合わないんじゃないか？』
『…愚かだね　嗚呼、実に愚かしい
　後悔すると分かっていても進むなど馬鹿の所業ではないか
　…だが…だからこそ面白いと感じるのかもしれないね
　彼方のボクからしたら、心配で困ってしまいそうだが…』
『はぁ…　随分と軽い謝罪だね
　まぁいい　ここでのやり取りは全て時間の無駄だって事がよく分かった
　ほら　……出口は彼方側だ』

吸血鬼が指さす方へと顔を向ければ
闇しかなかったはずの空間は亀裂が走り
光が漏れている。

『さぁ　早く行きなよ
　それともここで無駄な問答でもまだしていくかい？』
『偽りだと言ってるんだがねぇー・・
　……嗚呼　さよならだ　藤実鳴』

鳴はニッと笑うと吸血鬼に背を向た
そして鳴は亀裂のある方へと走り出す


――空間に風穴を穿ち　光が満ちる

その光に飲み込まれるように鳴の姿は消え去った

『はぁ…　やれやれ……
　全くもって乱暴な妹様だね…。』

吸血鬼はやれやれ、といった様子で肩を竦めながら振り返る
そして眩しそうに顔を手で覆いながらも光が満ちる方を見守っていた。

---



何時の間にか瓦礫に寄りかかっていた
そのははガバッと体を起こすと辺りを見渡す
…相変わらず、荒れ果てた町が広がっいる
そして時計を見ても、一切秒針は進んでいなかった
だが、不思議な事に　体から疲労や眠気は消え去ってた。

---

―――現在



『………。』

白い少女はひた走る
また諦めた様子はない。

この戦い自体が無意味だったというのに。

そんな姿を少女の影から見続ける

この戦いがどうであれ
彼女は無事に帰る事は難しいだろう
既に人とは言えぬ身　あまりにも染まり過ぎた。

仮にこの戦いが無かった事になるとしても
既にその身はアンジニティの住人であるボクは混じり過ぎた
故に存在そのものが偽りだったと判断され…世界から弾かれる。

――楔が足りない

弾かれない為に縫い留める為の重力が…。
もしくは、弾かれた後でも再び戻れるだけの浮力が…

だが、厳しいだろう
存在そのモノが世界から消えるのだ
どんなに愛した者であろうと記憶から消え去る
…もし覚えられているとしたら、それは"理に染まらぬ者"
世界の法則に染まらぬ稀有な存在…
その者に引っ張られればあるいは――


…つまらない仮定の話だな…。
彼女はどんな世界に堕ちようと歩みを止めないだろう
嘆く者がいればその手を伸ばし続ける
その身が傷付こうと構わずに
彼女の力もそれを後押しするように身を癒す

だが、心が　魂が持たない。

いずれ擦り切れて空っぽになってしまう
そうなれば最早生きている、とは言えないだろう



……祈る、だなんて反吐が出るが…



それでも、祈ろう



彼女の行末に光がある事を





吸血鬼が光を願うなんて　変な話だけどね

ItemNo.1 駄物 を破棄しました。
ItemNo.9 毛皮 を破棄しました。

魔王(110) に ItemNo.41 立派な毛 を送付しました。
神の力(229) に ItemNo.23 おはじき を送付しました。

神の力(229) から 薬瓶 を受け取りました。

神の力(229) から 月長石 を受け取りました。

自然LV を 24 DOWN。（LV40⇒16、+24CP、-24FP）
変化LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）

百薬LV を 35 UP！（LV0⇒35、-35CP）
料理LV を 5 UP！（LV86⇒91、-5CP）

魔王(110) の持つ ItemNo.5 ボルト から装飾『時空間圧縮装置』を作製しました！

鈴(1154) により ItemNo.25 ものすごい木材 から射程1の暗器『徒手空拳』を作製してもらいました！
　⇒ 徒手空拳／暗器：強さ514／［効果1］攻撃40 ［効果2］－ ［効果3］－【射程1】

ItemNo.37 ブラックベリー から健食『ベリージュース』をつくりました！
　⇒ ベリージュース／健食：強さ404／［効果1］体力40 ［効果2］器用45 ［効果3］護持50

神の力(229) の持つ ItemNo.36 プロテイン から健食『濃縮プロテイン』をつくりました！

神の力(229) により ItemNo.25 徒手空拳 に ItemNo.1 薬瓶 を付加してもらいました！
　⇒ 徒手空拳／暗器：強さ514／［効果1］攻撃40 ［効果2］疫30 ［効果3］－【射程1】

神の力(229) により ItemNo.8 フランベルジェ に ItemNo.9 月長石 を付加してもらいました！
　⇒ フランベルジェ／呪器：強さ594／［効果1］深手30 ［効果2］闇纏30 ［効果3］自滅19【射程1】

リンカ(420) により ItemNo.10 ハートのペンダント に ItemNo.13 ボルト を付加してもらいました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ ハートのペンダント／闇飾：強さ272／［効果1］煙霞45 ［効果2］加速30 ［効果3］闇纏38

コジマ(904) とカードを交換しました！

イグドラ （ユグドラシル）


ヒールハーブ を習得！
ファーマシー を習得！
パワフルポーション を習得！
レジスト を習得！
瘴気 を習得！
薬師 を習得！
医食同源 を習得！
ハーバルメディスン を習得！
アンダーマイン を習得！
インフェクシャスキュア を習得！
ドラスティックレメディ を習得！
ヴェノムスパウト を習得！
美酒佳肴 を習得！
コンテイジョン を習得！
グレイブシンプトム を習得！
ガオケレナ を習得！
四百四病 を習得！
コンターギオ を習得！
闇特性回復 を習得！
薬箱作製 を習得！
カーラクータ を習得！
アスプ を習得！
インソウル を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

魔王(110) は 殺生石 を入手！
鳴(224) は 殺生石 を入手！
神の力(229) は 殺生石 を入手！
神の力(229) は 羽+2 を入手！
神の力(229) は すごい毒牙 を入手！
神の力(229) は ビーフ を入手！
鳴(224) は 翠の光焔 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
魔王(110) のもとに 蝿 が興味津々な様子で近づいてきます。
魔王(110) のもとに マッドスネイク が興味津々な様子で近づいてきます。
魔王(110) のもとに ジャック が口笛を吹きながらこちらをチラチラと見ています。

神の力(229) に移動を委ねました。

チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 神の力(229) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》

MISSION!!
タニモリ区 P-4：草原 を選択！
　　 - 神の力(229) の選択は タニモリ区 P-4：草原

［792 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［433 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［464 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［399 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［117 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［147 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［152 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［310 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［49 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［225 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［106 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［112 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［81 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［16 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［45 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［92 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［21 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

星空が映る。

　

微かな波音と共に、弦楽器の優しい音色。

　

　

　

星空のなかに、黒い裂け目。

　

その裂け目にいくつもの小さな光の玉が吸い込まれてゆく。

　

　

　




　




　

　

　

チャットが閉じられる――

何もない、草原。

　

その中で異常に生い茂っている場所。

そこから顔を出す――

　






　

ゆっくりと目を開き、こちらに気づく。

　




無表情のまま、笑い声のようなものを発する。

ゆっくりとこちらへと歩みを進める。

　

少女の歩みを追うように、茂みが作り出される。

･･･身体中が危険を知らせてくる。