［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

――楽しかった時も、
――苦しかった時も、
――嬉しかった時も、
――辛かった時も、
――様々な想いに溢れた時は過ぎ去ってゆく。、
――様々な出会いがあり、
――様々な別れがあって、
――やがて終わりは訪れる。
――次の始まりの為に。
――それが語られるか語られざるかは別として――

「――そろそろ、この戦いも終わりが近い、か。」
特に理由もないが、
そろそろ、
このイバラシティとアンジニティの戦いも終わりが近い。
そんな予感を感じていた。
戦いの結果は……それを考えるに意味があるかないかは分からないが、
映美莉にとってのそれは、
変わらぬ日々が続くといい、
それくらいのものである。
もしもすべてが変わってしまって、
元の平穏が取り戻せない事になってしまったとしても、
少なくとも自分の周囲くらいはどうにかしたいなとは思っている。
それが叶うか叶わないかは別として。
何分これからどうなるのか、
変わらなければそれでいいし、
変わったとしてどう変わって何が起きるか分からないのだ。
そう願うくらいは許されるだろう。
既に結末は決まっていて、
それが覆せないものだとしても、
それを知る術はないのだから。
だからこそ――
「――」
心残りがあるのならば、
今のうちに清算しないといけない。
分かってはいる。
分かってはいるのだ。映美莉も。
だが。
それをしてしまうと何かが決定的な事になるような気がして……
そっと映美莉は無言のまま瞳を閉じた。
決心を固めるために。
決意が揺らがぬように。
されど、今しばしの猶予がある。
ならば……
「もう少しくらい、今に浸るのはいいか。
　――さてはて、どうなるかな。」
出来るなれば、少しでも幸せな未来を願いながら、
映美莉は今を楽しく生きる。
少しでも終わりが寂しくないように。
楽しい思い出が残せるように……

「……という訳でロマンスが欲しい。」
葵との会話の中で唐突に映美莉はそんな事をいった。
「いつもの。」
割合、いつもというわけではないが、
唐突にロマンスを求めるような発言をするのは珍しい事ではないため、
葵は思わずそう返していた。
最初のころは、突然何をだとか、
そういわれても……だとか、
あたりさわりのない……
というよりは、
当たり前の反応を返していたが。
「今夜、素敵なディナーを楽しんで、
　夜のデートを楽しむというのはどうだろうか。」
じっと葵の目をまっすぐ見てそんな事をいう映美莉。
「でも……って、え？」
そういってお茶に行こうとはいわれても、
いきなりの夜デートは提案されると思わなかったので、
思わず変な声をあげる葵。
「……どうかな？」
そんな葵の様子も気にせずに瞳をまっすぐ射貫くように、
にっこり微笑みながらいう映美莉に対し、
葵は思わず、
むにゅっと映美莉の頬をつねった。
「痛くない？」
そして小首をかしげながらいうので、
映美莉は、
「多少痛くはあるかもしれないが、
　むず痒いといった方が正しいかもしれないな。
　……
　しかし、
　なぜ私の頬っぺたをつねるんだ……？」
当たり前のような対応をする。
「いえ、単純に……
　今すぐお茶をしようとか、
　講義が終わったらデートでもというと思ったら、
　いきなりものすごくロマンチックな話をなげてきたので何かあったのかと。
　夜に関しては色々お忙しいじゃないですか？」
言外にいつものパトロールの事についていう葵に対し、
何かを考え思いついたかのように映美莉は……
「しまった。そうすればもっといれるじゃないか。
　くっ。
　どうして思いつかなかったのか。
　いや、何、ちょっとな。
　運よくディナー券が当たったから一緒に行かないかなどと思っただけだ。
　誰を誘うかを考えた時、　
　いつも葵には世話になっているからな。
　誘ってみたという訳だ。
　都合が悪ければしょうがないが……」
どうだろう？と捨てられた子犬のような目で葵をみる映美莉。
相変わらず決めるべきところで決めきれない女である。
「いえ、大丈夫ですよ。
　特に予定はないですし……
　ただ一つだけお願いがあるんですけど……
　その前に確認しておきたいことがあるんです。」
それに対して真剣な表情で見つめ返す葵に映美莉は首を傾げ、
「……なんだろうか？」
特にお願いされるようなことに思い至らず、
いぶかしげに問い返す。
「……ディナー券ちゃんと持ってますか？
　それと財布とディナー券は今のうちに預からせてもらいます。
　肝心な時に忘れられたらどうにもなりませんから。」
返ってきたのは当然の懸念である。
いかに映美莉が解せぬという顔をしようとも、
解せぬという気分になろうとも、
映美莉は何かを忘れる。
肝心な何かを。
故に必要な行為であるのは仕方ないだろう。
「……分かった。仕方ない。
　これとこれだ。」
そして、映美莉は財布とディナー券を差し出す。
どうやらちゃんと忘れずに持ってきていたらしい。
となると、ここで一つの疑問が葵の脳裏にうかんだ。
それは……
「……それで、映美莉。
　今日は一体何を忘れたの？
　この二つをきちんともってるって事は、
　少なくともこの二つではないけど、
　大きな忘れ物してるんじゃない？」
結局のところ、映美莉が忘れ物をしないなんて事はあり得ないという事である。
まぁ、極極稀に忘れ物をしない事はあるのだが、
大切なものが絡むとほぼ忘れる。
付き合いがある程度あるから分かる事である。
まぁ、付き合いが浅くても、
行動や出会いのせいで大体予測がつく事でもあるのだが。
「我が忘れものなど……
　するわけが……
　な……
　……」
ドヤ顔で忘れ物などしていないといおうとして、
何かに気付いたかのようにきょろきょろと何かを探し始める映美莉。
「――それで何を忘れたの？」
案の定というか、
忘れ物をしていたのだ。
しかも、
自分のポケットを探さないあたり、
それなりに大きなものらしい。
「……講義の用意を全て忘れた。」
つまるところ……
デートの用意しかしてないのである。
この映美莉という女は。
「……何してるんですか、
　というか、一番大切なのでは……」
「……今からとってくる。
　多少遅れるが問題ないだろう。
　それじゃ、また講義が全て終わったら……
　いつもの場所で待ち合わせでいいか？」
「構いませんよ。
　それでは、また後で。」
慌てて約束だけ取り付けて、
急いで忘れ物を取りに帰る映美莉。
なお、見事に筆記用具を持ってくるのを忘れて、
近くの友人に借りたのは些細な事である。

「中々に美味しかったな。」
ディナーに二人舌鼓をうち、
のんびりと街の景色を高い所に移動して一望する映美莉と葵。
「そうですね。
　思わず食べ過ぎてしまった気が……
　それにしても……」
心地よい風が二人の頬を撫でる。
映美莉の言葉に正直な気持ちを返しながら葵はクスっと笑って、
「……景色が綺麗ですね。
　別段何か変わったものがあるわけではないのに、
　風が心地よいのもあわさって、
　なんだか――」

――次の瞬間、映美莉は目を覚ましていた。
葵の続きの言葉を聞くこともなく。
これは思い出。
その時どんな言葉を交わし、
どんな事をしたのか、
映美莉の思考にノイズが混ざる。
「あの後の事はどうだったかな。」
鮮明な記憶だ。
夢で見るほどに。
あの後の記憶は決して悪いものでも、
記憶を封印してしまうようなものでもなく、
楽しいひと時であったはずなのだが……
「……」
それでも、思い出す事なんて出来なくて。
もどかしい気持ちに少し苦い想いをする映美莉。
その記憶の続きは、
この物語が終わったら思い出せるのだろうか。
それとも虚像であったのだと突きつけられるのか。
それは分からない。
分からないが……
「……」
映美莉は拳を握りしめ思う。
抱いた気持ちも、
抱いた記憶も。
どうであろうと、
どうなろうと、
きっとそこに確かにあった。
ならば、否定してはならないのだと。
映美莉はマントを翻し、
今という戦いにおもむくのだった――

ENo.223 兎乃 とのやりとり

ItemNo.16 ポテイトォ を舐めました！
　体調が 1 回復！（25⇒26）
　今回の全戦闘において 器用40 幸運40 命脈40 魔力29 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

領域LV を 33 DOWN。（LV33⇒0、+33CP、-33FP）

魔術LV を 38 UP！（LV0⇒38、-38CP）
料理LV を 5 UP！（LV94⇒99、-5CP）

兎乃(223) により ItemNo.6 強い牙+2 から薬箱『中身を入れ忘れた薬箱』を作製してもらいました！
　⇒ 中身を入れ忘れた薬箱／薬箱：強さ272／［効果1］器用45 ［効果2］－ ［効果3］－

兎乃(223) の持つ ItemNo.12 うさぎの人形 に ItemNo.41 雪兎 を付加しました！
ItemNo.6 中身を入れ忘れた薬箱 に ItemNo.28 小判 を付加しました！
　⇒ 付加強化！効果1のLVが4増加！
　⇒ 中身を入れ忘れた薬箱／薬箱：強さ272／［効果1］器用49 ［効果2］反射30 ［効果3］－


ますみ(905) とカードを交換しました！

ますみ☆ブロマイド （メメントモリ）


メナス を研究しました！（深度0⇒1）
メナス を研究しました！（深度1⇒2）
メナス を研究しました！（深度2⇒3）

レッドショック を習得！
クリエイト：ダイナマイト を習得！
ファイアダンス を習得！
ファイアボルト を習得！
デストロイ を習得！
クリエイト：ファイアウェポン を習得！
火炎避け を習得！
バーニングチューン を習得！
火の祝福 を習得！
獄炎陣 を習得！
サモン：サラマンダー を習得！
レッドゾーン を習得！
フレイムレゾナンス を習得！
イグニス を習得！
スカーレットスキュア を習得！
詠唱追加 を習得！
ファイアスパウト を習得！
熱唱 を習得！
グリモワール を習得！
フレイムインパクト を習得！
レーヴァテイン を習得！
ヴィグール を習得！
アウデンティア を習得！
火霊力 を習得！
気焔万丈 を習得！
サモン：イフリート を習得！
天華乱墜 を習得！
ヒートウェイブ を習得！
魔香作製 を習得！
カーボナイズ を習得！
ファイアプレデター を習得！
儀式召喚 を習得！
ファイアサークル を習得！
活火激発 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

兎乃(223) は リアファル を入手！
えみりん(1239) は オパール を入手！
兎乃(223) は 朱の光焔 を入手！
えみりん(1239) は 命の葉 を入手！
兎乃(223) は 血の葉 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
えみりん(1239) のもとに グレーテル がスキップしながら近づいてきます。
えみりん(1239) のもとに 大樹 がスキップしながら近づいてきます。

特に移動せずその場に留まることにしました。

［792 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［433 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［464 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［399 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［117 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［147 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［152 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［310 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［49 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［225 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［106 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［112 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［81 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［16 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［45 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［92 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［21 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

星空が映る。

　

微かな波音と共に、弦楽器の優しい音色。

　

　

　

星空のなかに、黒い裂け目。

　

その裂け目にいくつもの小さな光の玉が吸い込まれてゆく。

　

　

　




　




　

　

　

チャットが閉じられる――