［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「該当のものはない……
　確かって事でいいんだな？」
蒼刃の該当のものはないとの言葉に、
微妙な表情を浮かべ映美莉は念を押すかのように問いかける。
「え、はい、
　そうですけど……」
そんな聞き返されるような事だったかな？
とちょっと首をかしげながら、
映美莉の様子にけげんな表情を浮かべる蒼刃に対し、
映美莉は、
「いや、単純な話。
　まずった手遅れか、と思っただけだ。」
「手遅れ……ですか？」
不意に足とめて、一つため息をついてそういった。
当然、突然の事にその意図は伝わらず、
困惑する蒼刃。
そんな蒼刃に対してこともなげに映美莉は――
「まぁ、何もないなら何もないって納得するんだが、
　突然妙な気配が出現した。
　ちょうど……廻ったあたりの場所からかな。
　ほっておくか、見に行くか迷うんだが……
　危険性はそこまで感じない……か。　
　まぁ、あてになるかは分からんがな。」
虚空を見ながらそんな事をいう。
突然のそんな言葉に思わず少し不安になったのか、
蒼刃はぎゅっと映美莉の袖を軽くつかむよう傍に移動して、
「えっと、離れないほうがいいですよね？」
不安そうに見上げながら、
じっと映美莉を見つめる。
大丈夫だというように、
軽く蒼刃の頭を映美莉はなでると、
「まあ、出れないようなら蒼刃の異能で出れるしね。
　危険性がないならそのまま帰ればいいだろう。
　物理的なものなら大体は対処出来るはずだ。」
だから心配はいらないさとにっこり笑いかける。
その言葉に蒼刃は一つ頷き、
「確かに、それなら大丈夫……
　でしょうか。
　それにしても、なぜこんなことに？」
当然の疑問。
唐突に起きたのだ。
その疑問はもっともである。
それに関して映美莉は……
「いや、目的の場所に足を踏み入れた時、
　空気が変わったからな。
　おそらくは……
　六つの不思議にここに来るのがトリガー。
　盲点だったな。
　何もない……と聞いて確信した。
　七つ目の不思議は七つ目の不思議を知った場合不思議な事がおきる。
　それそのもの。
　特定の場所に赴き、その上でここに来た時、
　六つの不思議が起動する……かな。
　まぁ、知らなくても、
　この学校に通っていれば、
　無意識のうちに全ての場所を巡り、
　ここに辿り着いてしまう事もあるだろう。
　不思議そのものを知る必要はない。
　それをトリガーとして不思議は現出し、
　目撃する事でそれは噂となっていく。
　卵が先か、鶏が先かという言葉があるが、
　まさにここの七不思議というのはそれだな。
　つまり、今不思議の場所にいけば……
　六つの不思議が体験できるわけだ。
　さすがに校長室の奴はどうなってるのか分からんがな。
　ひょっとしたらいつの間にか肖像画が……
　元あったようにかかってあったりしそうだな？」
誰がやったのかは知らない。
ひょっとしたら誰の仕業でもないかもしれない。
不可思議なその現象に面白いと映美莉は笑って――
「さて、どうする？
　もう帰ってもいいし、
　見に行ってもいい。
　好きにしていいと思うが。
　除霊師というわけではないのでな、
　下手にどうにかしようと思って悪化させる危険性はゼロじゃない。
　という訳でもし見に行くというのなら覚悟だけはしよう。
　正直正体が何かとかは分からんしな。」
どうする？
と問いかけると、蒼刃は少し考え……
「そうですね。
　無駄に危険をおかさずとも、
　目的自体は達成してるとみていいですし……　
　このまま帰ってもいいとは思いますが……
　校長室だけ覗いてみませんか？
　他の不思議に関しては該当のものや場所がある以上、
　あると仮定できますが、
　あそこだけはどうにもなりません。
　どうなっているか確認したいのですが……」
遠慮がちにそんな事を提案してくる。
なるほど。
確かに正しいかどうか一つは確認するのは手だし、
校長室だけは他と状況が違う。
いってみるのもいいだろう。
とはいえ、
だからこそどんな危険が潜んでいるのか分からないのだが……
「常に警戒して、我が指示を出したらすぐに異能を使う事。
　指示を出さなくても自信の判断で異能を使ってもいい。
　とにかく安全第一、
　好奇心に負けないように。
　といいな？」
最低限の指示だけ出しておけば問題ないと、
端的に指示を出す映美莉。
その指示に対し蒼刃は一つ頷いて、
「大丈夫です、お任せください。
　ちゃんと私は私の役目を果たしますから。」
しっかりと覚悟を決めたように映美莉の目を見つめいう様子に、
映美莉は満足そうに笑って、
二人、目的の場所に移動するのだった。

目的の校長室に到着する。
後は入るだけなのだが……
「危険も嫌な感じもあまり感じないが、
　何かいる気配はあるな……」
「怖いこといわないでくださいよ……
　本当の事なんでしょうけど。」
「すまない。
　だが、いっておいた方が覚悟が決まるだろう？」
軽口を叩くかのような気軽さで会話しながら扉をあける映美莉。
警戒というものはなさそうだが……
それだけ危険を感じなかったのだろう。
扉をあけてみると先ほど来た時とかわらなかった。
ただ、
壁に数枚の校長の肖像画がいつの間にかかけられている事以外はだが。
暗闇の中だというのにライトも向けていないのに、
映美莉だけではなく、
蒼刃もはっきりと見えてしまうあたり不思議なものである。
そして、その視線がこちらを向く。
視線が向いただけで特になにもなさそうだが……
「……これはまた、
　質感がない。
　幻というかなんというか、
　まさしく幽霊というか……
　……よし。離脱しよう。
　何かあってからでは遅い。
　異能を使ってみてほしい。
　別段脱出を必要とする状況でなければ発動しないだろうし、
　そうでなければ歩いて敷地を出るだけだ。」
即座に撤退の指示をだす映美莉。
それに蒼刃は頷くと、
次の瞬間、
肖像画の姿は綺麗さっぱり消えていた。
「――閉ざされた空間ではあったみたいですね。」
「条件を満たさない限りでられなかったと。
　まぁ、不思議な目にあって元の位置に戻るとか、
　朝日を拝むとかそんな系か？　
　詳しい事は分からんが。」
なんとも拍子抜けではあるが、
ともかく何事もなく確認も終わり、
無事後は帰るだけとなったらしい。
「とりあえず、メールしておきますね。
　七つ目の不思議について。
　……
　と。
　ところで気になってたことがあるんですけど？」
「ん？なんだ？」
やれやれ帰るかと大きく伸びをしながらメールが終わるのを待っていた映美莉は、
蒼刃の呼びかけに首をかしげる。
「どうして該当のものがないって聞いて確信したんですか？」
何をきっかけとしたのか。
蒼刃はどうしてもそれが分からずに映美莉に尋ねる。
そんな蒼刃に対し映美莉は……
「何、単純な話さ。
　いくつか予想はあった。
　メールで送られてきたのがきっかけなのか、
　踏み入れたのがきっかけなのか、
　それとも両方なのか。
　メールがきっかけであれば、
　何か該当するものがあったのだろう。
　踏み入れたのがきっかけなら少し遅い。
　なら、両方であるべきだ。
　ここまではいいか。」
「それはいいんですけど……
　メールがきっかけなのと、
　両方の違いってなんなのでしょう？
　メールにしても結局該当無しですし……」
問題なのは両方が必要である理由が見当たらないと蒼刃はいう。
それに映美莉は笑って――
「ならば六不思議なのだ、という認識が必要なのだろうな。
　それはそうだ。
　七番目の不思議が六不思議を起動するものなのであって、
　それそのものは不思議ではない。
　七つではなく六つであると認識できる事、
　あるいは七番目の不思議のトリックを知っていること。
　その上で、六不思議の場所を巡り起点ともいえる中央にくる。
　該当はないと認識して初めて、
　七不思議ではなく六不思議という事に焦点がいく。
　その瞬間、七番目の不思議の法則が発動すると。
　いや、説明が難しいが……
　まぁ……もし思い至らなかったら発動しなかった可能性はあるが……
　その辺り、もっと複雑な何かもあるのかもしれないな。
　そこまでいくとよく分からん。
　ま、漠然と七番目の不思議の事を考えるのも、
　六つは知っているんだけどという認識が誤認する可能性もあるという訳だ。
　……こんなもんでいいか？」
あまり説明は上手ではないんだと苦笑する映美莉に対し、
蒼刃は深く考えるそぶりを見せた後、大きく頷いて。
「言いたいことはなんとなく……
　伝わったような気がします。
　それにしても、どうしてこんなことになってるんでしょうね。
　もう誰もいないのに……」
「さて？
　分からない、分からないが……
　だからこそ不思議なのだろうな。
　オカルトの領域については分からないさ。
　まぁ、我がオカルトみたいなものではあるが。」
詳しい真実は闇の中、
世には触れるべきではないものもある。
これもそういった類なのではないか、
そういうかのように肩をすくめ歩き、
立ち去ろうとする映美莉に、
あわてたように蒼刃は駆け寄り、
寄り添うように帰路につくのであった。

「――まぁ、そんな感じで無事に家まで送り届けた。
　……なんだろうな。
　最後までかっこつけたり、
　送り狼するなり、
　もっと紳士的にふるまえばよかったなどと後悔がなくはないが。」
思ったよりもあっさりしてて申し訳ないななどと、
がっくり肩を落とす映美莉。
「ちょうどいい塩梅というか、
　逆によかったと思うけどね。。。
　まぁ、悪い印象は与えてないから大丈夫だよ。」
最後の最後でエスコートを忘れたんだなぁなどと、
微笑ましくがっくりしている映美莉をみる葵。
実の所また会えないかななんて相談を蒼刃から受けたりもしているのだが……
「今度は、今度こそ完璧に……
　そうだ思えば最初にメモ帳を忘れたあたりから、
　調子が狂ったというか、
　しっかりできなかった気がする……
　次こそ、次こそは完璧に……」
ぶつぶつと次に向けての決心を固める映美莉の姿をみて、
葵は、
相変わらずだななんて微笑みながらも、
実のところなんだかんだで蒼刃の好感度を稼いだというか、
それなりの好意を得ているのを知っているため、
複雑な気持ちをかかえながらも、
「気にばっかりしてもしかたないですし、
　気を取り直して、今を楽しみましょ？」
なんていって自分へと誘導する。
「そうだな。
　それじゃ、レディ、お茶に付き合ってもらえるかな？」
そういってウィンクして応えてくれる映美莉を見て、
ちょっとした満足感を得るあたり悪い女だなんて、
ちょっと思ってしまってクスッと笑う葵なのだった。

ItemNo.6 ドーピングコンソメ飴 を舐めました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 攻撃39 防御39 増幅39 魔力32 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

領域LV を 5 UP！（LV28⇒33、-5CP）
付加LV を 1 UP！（LV98⇒99、-1CP）
料理LV を 4 UP！（LV90⇒94、-4CP）

ItemNo.16 すごいお野菜 から喉飴『ポテイトォ』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 2 2 = 10 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 1 2 4 = 7 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ ポテイトォ／喉飴：強さ187／［効果1］器用40 ［効果2］幸運40 ［効果3］命脈40

ItemNo.22 すごいお魚 から喉飴『カツゥオォ』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 6 2 5 = 13 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 2 3 1 = 6 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ カツゥオォ／喉飴：強さ171／［効果1］活力43 ［効果2］敏捷43 ［効果3］強靭43

ItemNo.11 桃色の果実 から喉飴『ピィチィ！』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 3 1 6 = 10 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 技巧料理！［ 1 1 2 = 4 ］大失敗！何だこれは！！！！料理の効果1～3が消失！
　⇒ ピィチィ！／喉飴：強さ208／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］－


うみねこ(1309) とカードを交換しました！

ぽーむ！ （ハデスポムグラネイト）


カタストロフィ を研究しました！（深度0⇒1）
カタストロフィ を研究しました！（深度1⇒2）
カタストロフィ を研究しました！（深度2⇒3）

緩歌縵舞 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

えみりん(1239) は 強い牙+2 を入手！
えみりん(1239) は 強い牙 を入手！
兎乃(223) は 立派な歯 を入手！
えみりん(1239) は 立派な歯 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
えみりん(1239) のもとに ズール が微笑を浮かべて近づいてきます。

次元タクシーに乗り マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》 に転送されました！


兎乃(223) に移動を委ねました。

マシカ区 J-9（森林）に移動！（体調30⇒29）
マシカ区 J-10（森林）に移動！（体調29⇒28）
マシカ区 I-10（草原）に移動！（体調28⇒27）
マシカ区 H-10（草原）に移動！（体調27⇒26）
マシカ区 G-10（山岳）に移動！（体調26⇒25）

［803 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［437 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［472 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［202 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［398 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［271 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［142 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［154 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［309 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［226 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［110 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［58 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［15 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［41 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［90 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

どこかの森のなか。

　





　

大きな木に寄り掛かり座る３人。

　













　

　







　

明るい声で話すふたり。




ふたりの手などを一瞥し、上を向き静かに息を吐く白南海。

　

　

　










　








そう言って立ち上がり、その場を去る白南海。

　












　

　

　

チャットが閉じられる――