［基本］OK.　［戦闘］OK.　

　「なあ、少年。もしかして君、まだ俺に依頼したいことがあるんじゃないか？」
　
　やや眉根を寄せ、険しい顔で、しかし瞳を好奇心に輝かせる探偵に見据えられ、少年はたじろいだ。
　「ぼ、僕は…」
　本音を言えば、ある。
　探偵に解決してほしい事件が、少年には確かにあった。
　しかし。しかし、これは。
　こればかりは。
　少年の心が揺らぐ。
　
　ｰｰｰｰｰｰこればかりは、僕が自分の手で何とかしなければいけないんだ。

　「こればかりは、僕が自分の手でなんとかしなければいけないんだ。」
　探偵の口から「自分の」心の声が聞こえたことに驚き、少年はハッと我に帰った。
　「………え？」
　事態が飲み込めず、少年が困惑していると、探偵は横目で少年を見ながら嘯く。
　「ｰｰｰｰｰｰ今、そう思っただろ。顔に書いてあった。」
　探偵は、少年の秘密から生成したタバコを吸いながら続ける。
　「いろんな事情があるのはわかるけどさ。でも、俺を頼れるのは、手遅れになる前だけだよ。」
　どきり、と少年の体が震える。
　もう、この探偵は、全てを理解しているのだろう。
　まるで心が読まれているようで居心地が悪い。
　ｰｰｰｰｰｰしかし同時に、この探偵だけは、自分を理解してくれている。
　何もかも隠して生きてきた自分を、理解してくれている。
　その事実は十分すぎるほどに、少年の小さな背中を押した。
　「お願いします、先生…」
　震える唇から、少年が言葉を紡ぐ。
　潤んだ目からは涙が溢れ、小さな拳を堅く握る。
　幼い胸の奥底から、思いの丈を、口にした。
　「僕のお母さんを殺した犯人を！！！！探してください！！！！！！」

特に何もしませんでした。

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［436 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［482 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［204 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［402 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［328 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［194 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［311 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［224 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［94 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［108 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［104 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［84 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［13 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［37 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［76 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［71 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［15 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

時計台が映る。

　

　

　

秒針が静かに進む。