［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

アズ日記　5/31更新分
「あ、先にこれ言わなきゃ駄目だよな。エキュパージュ…さんから、ジェイド王国は一夫一妻制じゃないって聞いたんだ。」

あ。なるほど。そういうことか。

……そういうことか。

まあ、1番綺麗に私たちの問題がおさまるよね。

深雪ちゃんと色々考えたのが馬鹿馬鹿しくなるぐらい、サクッと解決してしまった。

プロポーズでめちゃくちゃビックリはしてるわけだけど、何やらフッと全身の力が抜ける感覚がある。
あの悩んだ日々はなんだったのか……。

ふう、とため息をついた。
とりあえず、お返事は保留すべきではないよね。
返答はもちろんイエスではあるんだけども。

言葉選びに気をつけないと……。

「深雪ちゃんが嫌じゃないのなら、私は……いい、よ？
ただ……私、まだ親に扶養されてる立場だから……アカデミーを卒業するまでは待ってもらうことになるけど……それでもいい？？」
「うん、分かった」

ユカラくんの返事に心底ほっとする。
扶養する立場をまず抜けてからの方が入籍は絶対にいい。
親の許可、即ちお父さんの許可をもらうとか、まあ無理だろうし。
お母さんとミリだけじゃなくて、おじいちゃまとおばあちゃまと、最悪ひいおばあちゃまを引っ張ってでも、ユカラくんの身の安全は確保するつもりだけど、法的に許可がいらない年齢になるまでは待ってもらった方が絶対に、ぜぇええええったいにユカラくんが安全だもの！！


深雪ちゃんも、私に合わせて籍は入れてくれることになった。ありがたいなぁ。
婚約指輪の話も出て、深雪ちゃんが錬金術のスキルを活かして作ってくれることになった。
デザインはまた後日ということで解散となったのであった。


ふぅ。
疲れた。
キッチンに私は立っていた。
ぽけーっと電子ケトルが沸くのを待っていると、
「アズ」
ユカラくんが後ろに立っていた。
「……ユカラくんも何か飲む？」
「じゃ、コーヒーもらう」
「はーい」

こぽこぽとお湯が沸く音が響く。

「…………」
「………………もう」
「？」
「…………なんで来るかなあ？」







ひとしきり泣きじゃくったあと、　
「アズ、大丈夫？」
ユカラくんが私の頭を優しく撫でてくれた。
「ふぅ……ごめんね、なんか、安心しちゃって……」
なんだか、恥ずかしいな。
ここまで子供みたいに泣きじゃくったのは、ユカラくんの前ではなかったものね。
「今までごめん」
ユカラくんが頬の涙を拭ってくれた。
「たくさんつらい思いをさせて」
「本当だよ。たくさん、待ったんだからっ」
たくさんたくさん頑張って、三年以上待って、やっと……やっと報われたんだよ……？
多少文句言っても許されるよねぇ？

「ごめん」
謝ってほしいんじゃないんだよ？

「ずっと、一緒……だよね？？」
信じていいんだよね？

「うん」

「もう待たなくていいんだよね？」
隣にいてくれるんだよね？

「うん」

ユカラくんが微笑んでくれる。

「………………嬉しい」

ようやく実感が湧いてきて口元が緩んだら。
「アズ」
「あ……」
唇を奪われた。

こんな幸せすぎていいのかな？？
ふわふわしてたら。

「ねえ、アズ」
「なぁに？」
「俺の気持ちの結論が出た訳だけど、例の約束、どうする？」
「へ？」
約束…………。

ぼん！！

頭が爆発した。
そういえば、してましたね。
ユカラくんの中で気持ちの決着がついたら、キスより先の次の段階に進もうっていう……。

夢心地な気分から、急激に現実に引き戻された。

「えっと……、いきなり、その……今日明日とかはちょっと……色々、準備も、したいし」
「それもそうか」
そうですよ！可愛い下着は一応用意してあるけど！
さすがにすぐは無理ですよ！

「じゃあ」
ぐい、と引き寄せられた。
「え？……んっ」
再び唇を奪われたかと思ったら。

「アズ、口開いて」

え？

え？

ええ？？

これって、も、もしかして。

「え、こ、う？……！？」
「そう」

返事をされるや否や、ぬ、と唇の中に何かが入ってきた。
舌！！
分かってたけど！！分かってたけど！！

「え……はっ、んんっ……あ……」
口の中を舌で色々弄られて、力がたちまち抜けてしまう。
「あ……、は……」
唇が普通のキスよりぴたっとしてて。
口の中を撫でられたり、吸われたり……。
何これ、すごく気持ち、いいよぅ……。
息も絶え絶えになったところで、ようやく解放された。
「続き、楽しみにしてるから」
「う、うん……？」
うまく返事ができないままでいる私にユカラくんは微笑んだ。そして私の鼻筋にキスして、頬を撫でるとじゃあ、とキッチンを出ていってしまった。

「ど、どうしよう〜！？」

扉が閉まるなり、私は床に倒れ込む。
こ、これよりすごいこと、するんだ？？
どうなっちゃうの？？どうなっちゃうの？？
唇だけでメロメロにさせられたときと同じこと考えてるの、わかってる、わかってるけど！！

え、もう、逃げられない、よね？？
美味しくいただかれてしまう？？

☆☆☆☆☆☆☆
後日談

［お父さん、『そんな風に思われてたのか』って泣いてたわよ。一度2人で遊びにいらっしゃい？］

お母さんにやんわりとお叱りを受けました。
えーーー？
泣かれるのはそれはそれで……気持ち悪いんだけど……。

特に何もしませんでした。

ユカラ(839) に ItemNo.9 何かの歯 を送付しました。
ユカラ(839) に ItemNo.14 壊れた銀の斧 を送付しました。

魔術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
命術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
響鳴LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
百薬LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV60⇒65、-5CP）

深雪(840) により ItemNo.11 ものすごい木材 から薬箱『ジルフェ家製応急セット（改）』を作製してもらいました！
　⇒ ジルフェ家製応急セット（改）／薬箱：強さ218／［効果1］回復40 ［効果2］－ ［効果3］－

ItemNo.11 ジルフェ家製応急セット（改） に ItemNo.5 汚れた玩具 を付加しました！
　⇒ ジルフェ家製応急セット（改）／薬箱：強さ218／［効果1］回復40 ［効果2］祝福35 ［効果3］－

ユカラ(839) の持つ ItemNo.22 錬金術で作られたアンクレット に ItemNo.6 ふさふさ を付加しました！
深雪(840) の持つ ItemNo.1 夏用レトロワンピース に ItemNo.2 装甲 を付加しました！

☆メルト を習得！
☆レスレクシオン を習得！
☆ディエスイレ を習得！
☆スレーン を習得！
☆カグツチ を習得！
☆ソーサリーノート を習得！
☆彩華爛発 を習得！
☆芙蓉覆水 を習得！
☆ウェルフェア を習得！
☆鬼哭啾啾 を習得！
☆喉飴作製 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが22増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ユカラ(839) は 皿 を入手！
深雪(840) は 皿 を入手！
アズ(841) は 皿 を入手！
ユカラ(839) は 黒水晶 を入手！
深雪(840) は どろどろ+2 を入手！
ユカラ(839) は 羽 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
深雪(840) のもとに レイス が微笑を浮かべて近づいてきます。
深雪(840) のもとに 沼ドラゴン が微笑を浮かべて近づいてきます。
深雪(840) のもとに 蝿 が空を見上げなから近づいてきます。

ユカラ(839) に移動を委ねました。

アライ区 J-14（沼地）に移動！（体調25⇒24）
アライ区 J-15（山岳）に移動！（体調24⇒23）
アライ区 J-16（山岳）に移動！（体調23⇒22）
アライ区 K-16（山岳）に移動！（体調22⇒21）
アライ区 L-16（山岳）に移動！（体調21⇒20）

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――