［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　ユカラがサクラの親戚の結婚式に呼ばれてジェイド王国に出掛けてから、現地の転送装置のトラブルで足止めを受け一週間の滞在。
　アクシデントはあったものの、無事にイバラシティに戻ってきた。
そんなユカラが大使館に帰宅早々、大事な話があると私とアズちゃんはリビングに呼ばれるのだった。
　ジェイド王国に戻って色々考えてみた結果、私もアズちゃんも好きなので結婚しようとユカラの突然のプロポーズ。
アズちゃんちゃんと二人して顔を見合わせて、驚いて変な声でたよね。

「あ、先にこれ言わなきゃ駄目だよな。エキュパージュ…さんから、ジェイド王国は一夫一妻制じゃないって聞いたんだ」

　……と、いうのがこの前の流れ。
日本のというか、イバラシティ側の法律でモノを考えてたので一夫多妻がOKとは思ってもみなかったね。
疑問が解けたところで、ユカラのプロポーズに対して私達も何か返事をしないとならない。
私にとってもアズちゃんにとっても、ユカラがどちらも選ぶという答えは嬉しいとは思うのだけど。
　急にユカラとの関係が進展する事に現実味が無くて、私はちょっとフワフワしたような気分になっていた。
私がどう返事しようか悩んでるうちに、アズちゃんが深呼吸するように静かに息を吐いた。

「深雪ちゃんが嫌じゃ無いなら、私は……いい、よ？」

言葉を選ぶ様にゆっくりと話す姿に、私もなんか言わないと！？　って頭の中がフワフワしながらグルグルする。
脳内が完全に状態異常な私が行動停止しているうちに、アズちゃんがユカラとの話を進めていた。

「ただ……私、まだ親に扶養されてる立場だから、アカデミーを卒業するまで待ってもらう事になるけど……それでもいい？？」
「うん、分かった」

　アズちゃんが不安そうに顔色をうかがっていると、穏やかな表情でユカラは頷いた。
ということは、別に何が何でも今すぐ結婚したいって訳では無いんだなユカラは。

「私もユカラが悩んで決めた事だし、いいと思うよ。ただアズちゃんより先に籍を入れるのは気が引けるから、アズちゃんが結婚できる様になった時に一緒に入籍しようと思ってる」

『思ってる』を繰り返してるのは、頭がまだ混乱してるからなので許してほしい。

「うん、それまで待つよ」

　やはり悟りを開いた様な穏やかな表情で頷くユカラ。
あまりの素直さに、何かの間違いでパラレルワールドのユカラが今までのユカラと入れ替わったりしてないか、やや心配になる。

「それじゃあ、入籍とか結婚式とかはアズちゃんの方が落ち着くまでお預けだね。でも、ユカラや私達の気持ちを何らかの形にはしておきたいな……婚約指輪を作ろうか、三人分」
「婚約指輪……素敵だね。身に着けていればほかの子達への魔除けにもなるし」

　アズちゃんも乗り気のようである。

「結婚する前にも指輪を作ったりするんだ？　深雪は詳しいな。素材やデザインはどうしようか」
「んー、それは後でみんなで決めようよ。素材とデザインが決まったら私が指輪を作るから。装飾は私の得意分野だからね。腕によりをかけて作るよ」
　
　ユカラの質問に私が答えると、アズちゃんが何だか料理を作るみたいに聞こえるねと微笑むのだった。
そんなこんなでリビングでの話が終わると、アズちゃんもユカラも各々の部屋へと戻ろうとする。

「ねぇ、ユカラ。後で私の部屋に来てほしいんだけど」

　後ろから袖を引っ張って呼び止める私に、ユカラが振り向いた。

「ん、分かった。少ししたら行くから待ってて」

　私に対してもやたら素直なユカラの様子に、なんか拍子抜けしてしまう。
まぁ、あんなに真面目に告白したあとにふざけたりも出来ないよなと、私なりに納得してみた。

「深雪、入ってもいい？」

　暫くしてから部屋をノックする音。　
約束通りユカラが来たので、ドアを開けてコクリとうなずくと中へと招き入れた。

「……あのさ。さっきはアズちゃんの返事をフォローする様な話しかできてなかったけど、少し落ち着いたから。ちゃんとした返事を返したくて」

　私の言葉にユカラは茶々を入れずに、黙って聞いてくれている。

「ユカラが真剣に考えてくれて、それでも私も選んでくれた事は嬉しい。嬉しいんだけど……」
「嬉しいけど、何？」

私の言い淀む様子にユカラの眉が少しだけ下がる。
あ、やべえ。不穏な事を言いそうな雰囲気に見えるのかも。誤解されたら困るので、ちゃんと説明せねば。

「自分の中ではユカラとの結婚は夢みたいなものだったから、急に実現しちゃうと現実味が無いっていうか……まだ頭がフワフワしてて夢の中にいるみたい」
「夢じゃないよ。夢だったら俺が困る」

　困った様に微笑むユカラに、私の方が真剣な眼差しを向けてみた。

「……夢じゃないって、証明したい」

私の気持を汲んでくれたのか、ユカラも黙って私を見つめ返す。

「あ、ストップ。いつもはさ、私が嫌がってる感じでする時が多いから、今日は私からちゃんと気持を伝えたい」
「深雪から？　うん、良いけど」

　ユカラがちょっと驚いた顔をしたけど、私が見つめている姿に何か納得したのか黙って目を閉じてくれた。多分耳とか頬とか赤くなってそうなんだけど、からかわないでくれてるユカラに嬉しくなったりした。
　そっと寄り添って、少し背伸びをして、唇に触れる。　
つよく抱きしめる訳でもなく、ただ唇を重ねて静かに時間が流れてゆく。

「……私も幸せになれるんだね。ユカラ、選んでくれてありがとう」

永遠のような幸福の時間を満喫した私は、そっと離れてユカラに微笑む。
ユカラも穏やかに微笑んで頷いてくれた。
　この幸せな時間がいつまでも続きますように。良いことがあり過ぎると、逆に反動で不安になってしまいそうな気持を隅に追いやって、ユカラが愛しい気持を素直に信じてみようと思った。

ENo.841 アズ とのやりとり


ENo.893 ラノザ とのやりとり

ItemNo.15 ラベンダーのサシュ を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 増幅40 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

キリン をエイドとして招き入れました！

時空LV を 10 DOWN。（LV50⇒40、+10CP、-10FP）

響鳴LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
領域LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
付加LV を 5 UP！（LV60⇒65、-5CP）

アズ(841) の持つ ItemNo.11 ものすごい木材 から薬箱『ジルフェ家製応急セット（改）』を作製しました！

ItemNo.7 マグノリアちゃんラバーストラップ に ItemNo.24 緑の羽根 を付加しました！
　⇒ マグノリアちゃんラバーストラップ／楽器：強さ218／［効果1］閃撃40 ［効果2］魔脈30 ［効果3］－


アズ(841) により ItemNo.1 夏用レトロワンピース に ItemNo.2 装甲 を付加してもらいました！
　⇒ 夏用レトロワンピース／重鎧：強さ245／［効果1］反乱45 ［効果2］防御35 ［効果3］－

金鵄(70) とカードを交換しました！

カストレイション （ヘカトンケイル）


☆ピリオド を習得！
☆結束 を習得！
☆ディエスイレ を習得！
☆領域残滓 を習得！
☆グングニル を習得！
☆驚魂動魄 を習得！
☆カタクリズム を習得！
☆クレイオ を習得！
☆絶対領域 を習得！
☆ディーヴァ を習得！
☆効果装着 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが22増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ユカラ(839) は 皿 を入手！
深雪(840) は 皿 を入手！
アズ(841) は 皿 を入手！
ユカラ(839) は 黒水晶 を入手！
深雪(840) は どろどろ+2 を入手！
ユカラ(839) は 羽 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
深雪(840) のもとに レイス が微笑を浮かべて近づいてきます。
深雪(840) のもとに 沼ドラゴン が微笑を浮かべて近づいてきます。
深雪(840) のもとに 蝿 が空を見上げなから近づいてきます。

ユカラ(839) に移動を委ねました。

アライ区 J-14（沼地）に移動！（体調25⇒24）
アライ区 J-15（山岳）に移動！（体調24⇒23）
アライ区 J-16（山岳）に移動！（体調23⇒22）
アライ区 K-16（山岳）に移動！（体調22⇒21）
アライ区 L-16（山岳）に移動！（体調21⇒20）

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――