［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

人生は読書だ。

本を書く時に、些細な動作や普段意識しない身近な物を描写することがある。
頬肘を付いたり小さな壁の汚れとか。
それら細かい描写が本の中の世界をより深くする。
それは、普段私たちが無意識に片付けている視界や習慣、そういった考えない部分である。

私の今日一日を事細かに描写した文章があるとする。
それは、私の人生の中の1ページにならないだろうか？


……まだ幼い私がどのように考えたのかは分からない。
たった二人きりの姉妹。
姉が私に読書を教えてくれた。
姉も本が好きで、毎日のように図書館に通っていた。
遊んでもらった記憶はない。
それほどまでに本に夢中で、読書が大好きな人だったから。

ある日、居間で本を読んでいた姉がふと顔を上げて、私に声を掛けてきた。
読み終えた本を手渡して、私に「読んでみない？」と。
まだ小さい頃の私は、その本を読んでみたけれど、その内容は少し難しく、
知らない漢字や用語も多かったけれど。
それでも、楽しかった。
文字を目で追って、分かる範囲の言葉を継ぎ接ぎすることで世界を形作った。
それは小さな赤子がハイハイをしながら歩むように、
見るだけだった世界を自らの身体で歩み出したような、世界の広がり。

小学校に入って、言葉や活動範囲が広がることで、私の世界も大きく広がった。
いくつもの物語。教養や、哲学。
著者の思いを代弁するように、本の中には誰かの意志が宿っている。
それを読む私は、なんだろう？

姉はそれも私、と考えた。
私……

私は……





低く唸る獣の声。
こちらに向かって駆けてくる体躯は、私の身体の何倍も大きい。
二つの目はこちらを睨むように見据えて、勢いは目前に迫ってなお揺るがない。

「…………」

私がその僅かな時間で出来ることは一つだけ。
開いていた本のページを一枚捲る。

「第一行動は俺だ。順番抜かしは厳罰だぜぇ？」

異能が発動する。
それはこの場所だからこその異能の力。
イバラシティの住民が持つ異能を、拡大解釈して広げて伸ばしたもの。

樹々をなぎ倒す勢いで迫る巨体と、
それを躱すでもなく待ち受ける女性との間に、無数の障害物が発生した。

「まだだ。次は、そのお供。主人の後にはエイドが付き物ってなあ！」

割り込む何かが迫る脅威を横合いから吹き飛ばす。
台詞は読み飛ばす。
本来であればじっくりと読み耽る所ではあるのだが、生憎今は急ぎである。
「」は抜かして描写だけを速読していく。
時間は一定だが、それは現実の世界での話。
本に没頭する人は、しばしば時間を置き去りにする。
ペラペラと捲られていくページ。その文章を少女の瞳が目まぐるしく動いて追っていく。

なるほど。こういう感じなのね。
払うように手を打ち鳴らして振り返る。
そこには倒れた現地生物……ナレハテの姿。
これはもう1年前に散々経験したことだ。
それでも慣れなかった手の感触に少し顔を歪める。
でも、それも一瞬のこと。
今やるべきことはそれじゃない。

さっき読んだ物語。主要人物は4人居た。
正確にはもっと登場人物が多かったのだけど、そこはそれ。
なんとなく４つのグループに分かれていると気付ける。

「表現の文体が違うのよね。それに……あの子と、もうひとり」

降雪夜道と嬉野聖。
ハザマに居るアンジニティは随分とややこしいことになっているみたいだった。

ぐるりと、一戦終えた後の周辺を見回してみる。
他に人や動物の気配はない。

「ううん、違う。たぶん、この後は対人戦。それに、もしかしたら特殊戦だってあるかもしれない」

前回の経験を思い返しながら、この後の流れを思い浮かべる。
以前と今回で細部は違っているようではあったが、大まかな流れは同じみたいだ。
残念ながら彼女の側からは見つけて貰えなかったらしい。
できるだけ自然な流れでコンタクトを取りたかったのだけど、と独り言ちながら、
ならば次の手段に移ろうと気持ちを切り替える。

「この後の細々とした部分は全部読み飛ばしで。残りはチャット機能を使って直接お話します」

意思表示を示すように言葉に出して宣言すると、パラパラと本のページを捲っていく。
戦いに来たわけでも、ゲームをしに来たわけでもない。
ただ、確認をするだけだ。
既に部外者である自分が、己のために何かをするわけにはいかない。
それだと、やりたい事が余りに多く。伝えたい事、救いたいと願う事。後悔と贖罪。
あの世界で出来なかったことは、この世界で行えない。行ってはいけないことだと思うから。
既に終わった物語。その続きはもうないけれど。
降雪夜道の本を読むことでだけ、少しだけ関われる。
私の時には出来なかった、お話をハッピーエンドで終わらせる。
その為に。

ItemNo.6 羽 を破棄しました。
ItemNo.12 赤い薔薇 を破棄しました。
ItemNo.13 毒液 を破棄しました。
ItemNo.18 羽 を破棄しました。
ItemNo.19 活力漲る駄物 を破棄しました。

蹲る肉塊(251) から メタセコイア並木 を手渡しされました。

蚩尤(555) から 赤錆びた聖骸布 を手渡しされました。

ItemNo.26 ハチミツinハチミツ を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 活力6 体力6 防御6 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

マタギ と別れました。

ブロック兵 をエイドとして招き入れました！

蹲る肉塊(251) から 榧 を受け取りました。

だれかのおうさま(366) に ItemNo.7 ビー玉 を送付しました。
蚩尤(555) に ItemNo.14 何かの歯 を送付しました。

蚩尤(555) から 風龍の鱗 を受け取りました。

ものすごい石材（1500 PS）を購入しました。
ものすごい石材（1500 PS）を購入しました。

時空LV を 5 DOWN。（LV15⇒10、+5CP、-5FP）
響鳴LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）
解析LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）
装飾LV を 88 DOWN。（LV99⇒11、+88CP、-88FP）
料理LV を 27 DOWN。（LV67⇒40、+27CP、-27FP）

命術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
自然LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
使役LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
百薬LV を 10 UP！（LV30⇒40、-10CP）
武器LV を 40 UP！（LV0⇒40、-40CP）
防具LV を 40 UP！（LV0⇒40、-40CP）
付加LV を 40 UP！（LV0⇒40、-40CP）

だれかのおうさま(366) により ItemNo.40 1/1等身大木彫り樹木ちゃん人形 に ItemNo.3 霞石 を合成してもらい、1/1等身大木彫り樹木ちゃん人形 を強化しました！（+15）
　⇒ 1/1等身大木彫り樹木ちゃん人形／薬箱：強さ348／［効果1］防狂30 ［効果2］回復25 ［効果3］活力44

くじらきんぐ(1684) とカードを交換しました！

古代の海秘宝 （サモン：ジャイアントメカ）


スレーン を研究しました！（深度0⇒1）
ディエスイレ を研究しました！（深度0⇒1）
アルティメットフォーム を研究しました！（深度0⇒1）

☆レスレクシオン を習得！
☆アースクエイク を習得！
☆結束 を習得！
☆スレーン を習得！
☆オアシス を習得！
☆ニルヴァーナ を習得！
☆ウェルフェア を習得！
☆パドルフット を習得！
☆ユグドラシル を習得！
☆フェアリーマーケット を習得！
☆宝珠作製 を習得！
☆肉球作製 を習得！
☆毒牙作製 を習得！
☆水衣作製 を習得！
☆地衣作製 を習得！
☆効果装着 を習得！
☆健食作製 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが34増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

嬉野聖(399) は 書類 を入手！
蚩尤(555) は 書類 を入手！
嬉野聖(399) は 書類 を入手！
だれかのおうさま(366) は ビーフ を入手！
嬉野聖(399) は 書類 を入手！
蹲る肉塊(251) は 財布 を入手！
蹲る肉塊(251) は ビーフ を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
嬉野聖(399) のもとに サラリーマン がスキップしながら近づいてきます。

次元タクシーで マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》 に行こうとしましたが、チェックポイントが開放されていません。

チナミ区 B-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 B-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 B-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 B-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 C-4（隔壁）には移動できません。
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 嬉野聖(399) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》

MISSION!!
マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》 を選択！
　　 - 嬉野聖(399) の選択は マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。



再び現れる守護者。

　　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！