［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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　戸建ての自宅のサンルームが好きだった。
　だった、だと過去形なので今は好きでないことになってしまう。
　今も好きだ。
　
　何てことのない普通の家庭。
　戸建てがあるのだから、どちらかと言えば裕福な方だろう。
　その家のローンを返済しながら、
　普通に働き普通に子を養う、
　ある意味理想的な人生のモデルケースな家庭。
　その一人娘の私もまた、とりたてて特徴的とは言い難い。
　エメラルドのような、宝石のような、
　初対面ではよく綺麗だと褒められる瞳も、
　その瞳に色味を合わせたような青の髪も、このイバラシティでは珍しいものではない。
　異能もまた、多種多様な種類入り乱れるこの街では目立たない。
　その程度の、普通を生きる一人間。




　そんな普通だから、異常に憧れているのだろう。
　物心ついた頃には既に、サンルームの天井以外のカーテンを閉め、
　中心に寝そべって空を見上げては、一人妄想に耽ることが、
　眠れないときの習慣だった。





　私の腕には翼がなかったか。
　私の足には爪がなかったか。
　私の隣には、小さな少女が居なかったか。




　いつまでもいつまでも、その妄想は形も変えずに私の頭に居座り続ける。



「めっちゃ小さい時から？　もう余計スピリチュアル～」
「っしょ。実際そう。引いた？　構わんよいくらでも引いてもろて」
「うんにゃ。別にオカルトとかスピリチュアルとか特別信じてもないけど否定もしない側かな」
「マジレスじゃん」
「マジレス求めてんじゃねーのかよ」
「それは、そう」
「本当に前世とかそういうアレだったりするかもわからんよ。真相知れるわけじゃないし」
「いい奴すぎて草越えて森越えてモーリーファンタジア」
「あっちモーリーファンタジアあるよ」
「プライズ何あるか見てきて」
「嫌だが」


　ついこの前。いつものように、眠れない夜、サンルームに寝そべって空を見上げた時。




『――助けて、――――――』




　数秒間、意識が飛んだ。
　眠ったつもりはなかった。眠気もなかった。前触れもなかった。
　声が聞こえた、とかそんなんではない。
　そんなんではなかったはずだ。


　ただ、恵に、幼馴染に話そうと思った理由は、それだった。
　それっぽすぎるから。
　運命とかデスティニーとかそういうのを求めるなら、
　幼い頃から一緒に育った相手だろう。
　別に恵にもそういうのがあるだろうなんて期待してはいない。
　いや、少し期待はした。
　現実は予想通り、期待なんて叶えられず、
　とても普通な、至って普通な真面目な答えが待っていただけだった。

　まあ、恵が私みたいな厨二病ではなくて良かったとは思う。
　一時期一瞬、私とは種類の違う、分かりやすい典型的な厨二病を罹患していたような気はするけど。



「超適当言っていい？」
「……」
「無視？　つら」
「あ、ごめんあっちのクレープのメニュー見てた」
「遠すぎだろ鷹の目か」
「わかる～。でなんて言った？」
「超適当言っていいかって」
「ダメっつったら？」
「そういう、なんつーの？　普通じゃないとか非日常とか？　そういうのってさ」
「ガン無視で草」
「無視返しだしさっきから草生えすぎ」
「蒸し返しモーリーファンタジア」
「やなせたかし。あー、で、そういうのってさ。ちょっといつも行かないような場所行くだけでもさ、味わえるっつーか」
「さっきから真面目のマジレスかよ恵ちゃんは真面目でちゅね～」
「そうやって茶化すなら話すのやめるわ」
「すまんて。続けてどうぞ」
「んでまー、俺もほら、そういう時期あったからさ、カッコつけて喫茶店とか行ってブラックコーヒー飲んだりしたわけ」
「ウケ」
「ウケるな」
「ダメ？」
「ダメ。まあ、ぶっちゃけそういうのってさ、楽しいじゃん」
「わかわかる」
「……話の着地点見失ったわ」
「オチ無しかよ」
「許せサスケ」
「許さん。今此処でチャクラ宙返りしてやろうか」
「してもいいけど始めた瞬間他人のフリするわ」






　イバラシティには滅茶苦茶喫茶店が多いと知っての発言だろうか。
　どこの喫茶店に行ったんだ。





　この自分の自分で思考を纏めようとしている走り書きですら、オチが見つからない。
　見切り発車の日記未満で、誰に読ませるわけでもない。
　オチはもう、無くていいだろう。そろそろ大体気持ちの整理もついた。
　敢えてオチをつけるなら、恵の真似してシャレのオツな喫茶店に適当に突入するのも良いかもな。



　ご飯に呼ばれたので、此処でおしまい。






羽鳥陽芽歌

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ItemNo.11 白リボンの切れ端 を破棄しました。
ItemNo.14 よく研いだチャクラム を破棄しました。
ItemNo.19 吸い殻 を破棄しました。

ItemNo.6 栄養食 を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 器用10 敏捷10 耐疫10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

制約LV を 34 DOWN。（LV35⇒1、+34CP、-34FP）

響鳴LV を 34 UP！（LV1⇒35、-34CP）
領域LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）
合成LV を 5 UP！（LV62⇒67、-5CP）

ユーキ(984) により ItemNo.23 ものすごい木材 から射程1の呪器『右のチャクラム』を作製してもらいました！
　⇒ 右のチャクラム／呪器：強さ786／［効果1］攻撃40 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程1】

ユーキ(984) により ItemNo.24 ものすごい木材 から射程1の呪器『左のチャクラム』を作製してもらいました！
　⇒ 左のチャクラム／呪器：強さ786／［効果1］攻撃40 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程1】

ItemNo.23 右のチャクラム に ItemNo.25 ものすごい木材 を付加しようとしましたが、LVが足りないようです。
ItemNo.24 左のチャクラム に ItemNo.32 すごい木材 を付加しようとしましたが、LVが足りないようです。

いずみ(1415) により ItemNo.24 左のチャクラム に ItemNo.25 ものすごい木材 を付加してもらいました！
　⇒ 博打付加！［ 5 6 4 = 15 ］通常付加
　⇒ 左のチャクラム／呪器：強さ786／［効果1］攻撃40 ［効果2］攻撃40 ［効果3］自滅19【射程1】

いずみ(1415) により ItemNo.23 右のチャクラム に ItemNo.32 すごい木材 を付加してもらいました！
　⇒ 博打付加！［ 5 3 6 = 14 ］通常付加
　⇒ 右のチャクラム／呪器：強さ786／［効果1］攻撃40 ［効果2］攻撃20 ［効果3］自滅19【射程1】

オプスキュリテ(938) とカードを交換しました！

ダストデビル （ダストデビル）


パナケア を研究しました！（深度0⇒1）
パナケア を研究しました！（深度1⇒2）
パナケア を研究しました！（深度2⇒3）
スペシャルタイム を研究しました！（深度0⇒1）
スペシャルタイム を研究しました！（深度1⇒2）
スペシャルタイム を研究しました！（深度2⇒3）
サクラフィアンマ を研究しました！（深度0⇒1）
サクラフィアンマ を研究しました！（深度1⇒2）
サクラフィアンマ を研究しました！（深度2⇒3）
ライブラリ を研究しました！（深度0⇒1）
ライブラリ を研究しました！（深度1⇒2）
ライブラリ を研究しました！（深度2⇒3）

チキンハート を習得！
超音波 を習得！
デスラッシュ を習得！
グラインドコア を習得！
石破天驚 を習得！
プレリュード を習得！
放歌高吟 を習得！
緩歌縵舞 を習得！
衣装作製 を習得！
カオス を習得！
ワイヤースライス を習得！
スーパーパフォーマンス を習得！
ヘカトンケイル を習得！
スペシャルタイム を習得！
サンクチュアリ を習得！
クレイジーショー を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

紗織(92) は 何かの歯 を入手！
ユーキ(984) は 何かの歯 を入手！
ユーキ(984) は ものすごいお肉 を入手！
紗織(92) は 壊れた銀の斧 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『タニモリ区 C-11：チェックポイント《屋台》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 紗織(92) の選択は タニモリ区 C-11：チェックポイント《屋台》

MISSION!!
マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》 を選択！
　　 - 紗織(92) の選択は マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》

［817 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［442 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［479 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［200 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［408 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［327 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［192 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［111 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［145 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［304 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［41 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［208 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［104 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［80 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［62 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［9 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［45 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［2 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［88 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

ザザッ――

　








少女がつぶやく。

　

　

　





雑音で声がかき消える。

　

　

　





　

　

　




　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。



再び現れる守護者。

　　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！