［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　野上の口から放たれた莉稲の名前を聞いて、俺の胸中はざわめきに溢れ返っていた。野上を初めとする仕事仲間に莉稲本人のことを話したことは無いが、職業柄あらゆる人間の情報を知っていたとしてもおかしくはない。でも、なぜ今その名が。

「うさ子はコイツ。で、何の用だ？　その汐見莉稲サンってのと関係してンのか？」

　渋滞していた俺の疑問を鰐淵さんが代弁してくれた。野上が何を目的としているのか意図を知りたい。俺の正体を知ってて近づいたのかどうか。

「いやあ、急にごめんごめん。君を探してたんだ。彼女に会ってもらいたくてさあ」

　思わず眉間に皺を寄せた。脳裏を過るのは蛇女の奇襲を受けた莉稲の変わり果てた姿だ。あの時莉稲は力尽きて、居なくなった。しかし野上の口ぶりはまるで会えることが前提だ。
　野上はなにか、陥れる気で嘘を吐いているのではないかと疑り深く見てしまう。この男が莉稲の名を挙げた訳も、俺──因幡うさ子を探している訳も相変わらずわからないのだ。

「会うって、うさ子とその莉稲サンが？」

　合点がいかないのは鰐淵さんも同じらしく、怪訝そうに問う。

「そ。知り合いだろう？」

　野上の口角はにまりと上がっている。
　因幡うさ子と莉稲に接点があることを、なぜこの男が知っている？　

「莉稲サンのとこにおニーサンが案内してくれンのか？」
「そりゃ勿論」

　野上が眼鏡の奥で目を細める。
　どうするか問うように鰐淵さんがこちらを見た。胡散臭い話だが、真偽を確かめておきたくはあった。

「わかりました。案内してください」

　野上は一層笑みを深めて頷いた。この人の笑顔は、いつも貼り付けたようなそれだ。よそ行きの顔とでもいうか。仕事をしてる時もオフの時も、本心を悟られぬように見えない皮を被っているように思える。
　だからすべてが胡散臭くて、嘘と本当の見分けがつかない。

「はいよ、じゃあ行こうか。でもひとつ約束してほしい。俺と会ったって誰にも言わないこと。それだけで良い」

　野上は着いて来いと言うように俺達に背を向けた。




　野上に連れられた先は、ベースキャンプの一角にあるごく小規模な避難所だった。人の賑わっている辺りから離れ、瓦礫の陰へ縫うようにして入る。
　案内されるまま後ろに続き、おずおずと中を覗く。
　そうして、見つけた。一人の女性が、ビニールシートに横たえられていた。考える間もなく“彼女”に一目散に駆け寄る。

「莉稲……」

　鰐淵さんも傍へ駆け寄り確かめる。間違いない。
　胡桃色の長い髪、着ていたパーカー、靴、忘れもしない面立ち。目は閉じられていたが、紛れもなく莉稲だ。
　手を握る。温かさが、伝わった。

「生き、てる」

　信じられない。みるみる冷たくなっていった手に、今は温もりがある。感情が吐息となって溢れて、掌に力が入る。もう離したくなかった。
　のそりと野上が近くの瓦礫に腰掛ける。

「君のことえらい心配しててねえ。探してくれって、ひと通り話したら寝ちまった」

　莉稲はすうすうと寝息を立てていた。呼吸に合わせて身体が上下している。血まみれだったはずの彼女の身体はおろか、服までも何事も無かったかのように綺麗になっていた。

「ニセモノじゃねェよな？」
「そんな芸当できないよお」

　訝しむ鰐淵さんに野上はへらへらと笑った。

「うさぎの耳が生えてるとか、背は小さめとか、丁寧に教えてくれたよ」
「喋ったンですか」

　どういうことだろうか。莉稲が野上と喋って、俺の事を伝えた。形のなくなった莉稲が？　いつ、どこで？

「ちょっと治したら喋れるくらいに元気にはなったんだけど、一通り言ったあと疲れて寝ちゃった」
「治した？　お兄さんはお医者さんなンです？」

　違う。わかりきったことを訊く。野上は医学を嗜んではいない。その腕を騙ることはあっても。

「俺はお医者さんではないんだけどさ。治せたって言ったらお金くれる？」

　に、と彼の目が細められた。

ENo.153 十九号 とのやりとり


ENo.490 雛 とのやりとり


ENo.880 つむじ とのやりとり

ItemNo.4 潮のお香 を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 復活30 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

ゾンビを一掃すると、物陰から再び何かが現れる。

　



ロストのフレディオ･･･のようだ。

　




周囲に散乱したゾンビを眺め、




　

こちらの姿をじーっと確認する。






真剣な眼差しで訴える。

　




考え込むフレディオ。

　

　

　





フレディオは芋焼酎を欲しているようだ。

エロ本と間違えないよう注意しなければならない。

ケムルス(719) から 永久雪 を受け取りました。

ものすごい木材（1500 PS）を購入しました。

防具LV を 36 DOWN。（LV99⇒63、+36CP、-36FP）

合成LV を 41 UP！（LV58⇒99、-41CP）

十九号(153) の持つ ItemNo.23 ふさふさ に ItemNo.38 とげとげ を合成し、活力漲る魔力溢れるぶにゅぶにゅ に変化させました！
ぺんぎん(1397) の持つ ItemNo.2 すごい羽 に ItemNo.41 書類 を合成し、活力漲る魔力溢れる黒帯 に変化させました！
ウィル(72) の持つ ItemNo.3 露草 に ItemNo.23 もやもや を合成実験し、活力漲る魔力溢れる壊れた銀の斧 に変化することが判明しました！

ナキドリ(516) により ItemNo.8 永久雪 から射程3の呪器『白雪ノ蒲ノ穂』を作製してもらいました！
　⇒ 白雪ノ蒲ノ穂／呪器：強さ786／［効果1］水纏45 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程3】

ミラン(1395) により ItemNo.1 魔力溢れる滑々な緑の羽根 から聖衣『滑らかな羽衣』を作製してもらいました！
　⇒ 滑らかな羽衣／聖衣：強さ190／［効果1］風柳30 ［効果2］－ ［効果3］滑々33

ナキドリ(516) により ItemNo.1 滑らかな羽衣 に ItemNo.5 針 を付加してもらいました！
　⇒ 博打付加！［ 4 6 4 = 14 ］通常付加
　⇒ 特質強化！効果3のLVが11増加！
　⇒ 滑らかな羽衣／聖衣：強さ190／［効果1］風柳30 ［効果2］舞撃15 ［効果3］滑々44

ケムルス(719) により ItemNo.8 白雪ノ蒲ノ穂 に ItemNo.15 永久雪 を付加してもらいました！
　⇒ 付加強化！効果1のLVが4増加！
　⇒ 白雪ノ蒲ノ穂／呪器：強さ786／［効果1］水纏49 ［効果2］水纏45 ［効果3］自滅19【射程3】

ケムルス(719) により ItemNo.1 滑らかな羽衣 に ItemNo.29 ものすごい木材 を付加してもらいました！
　⇒ 滑らかな羽衣／聖衣：強さ190／［効果1］風柳30 ［効果2］敏捷40 ［効果3］滑々44

クロス(10) とカードを交換しました！

スパイス （ミスティックパウダー）


ディープフォレスト を研究しました！（深度1⇒2）
ディスオーダー を研究しました！（深度0⇒1）
ディスオーダー を研究しました！（深度1⇒2）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ナキドリ(516) は 強靭な皮 を入手！
ナキドリ(516) は 強靭な皮 を入手！
サキ(768) は 生命の宝石 を入手！
うさ子(266) は 強靭な皮 を入手！
ナキドリ(516) は 腐肉+1 を入手！
ケムルス(719) は 腐肉+2 を入手！
ケムルス(719) は 腐肉+1 を入手！
ケムルス(719) は 腐肉+1 を入手！
うさ子(266) は 腐肉+4 を入手！
ナキドリ(516) は 腐肉+1 を入手！
サキ(768) は 腐肉 を入手！
ナキドリ(516) は 腐肉 を入手！
ナキドリ(516) は 腐肉+1 を入手！
ケムルス(719) は 腐肉+3 を入手！
ケムルス(719) は 腐肉 を入手！
うさ子(266) は 腐肉 を入手！
サキ(768) は 腐肉 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - うさ子(266) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》

MISSION!!
マガサ区 S-16：ヨシバラ を選択！
　　 - うさ子(266) の選択は マガサ区 S-16：ヨシバラ

［817 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［442 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［479 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［200 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［408 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［327 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［192 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［111 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［145 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［304 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［41 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［208 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［104 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［80 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［62 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［9 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［45 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［2 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［88 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

ザザッ――

　








少女がつぶやく。

　

　

　





雑音で声がかき消える。

　

　

　





　

　

　




　

　

　

チャットが閉じられる――

ネオン輝く歓楽街、ヨシバラ。

　

何故だかネオンの代わりに

たくさんの提灯が街を照らしている。

　

どんちゃん、どんちゃん･･･

どこからか、太鼓や三味線の音色も聴こえる。

　

　

　

そんな街を多くの男女が歩いている。

みな黒い着物に身を包み、顔には黒い狐面――

　

　




　

　



瓦屋根の上、声の主と思われるひょっとこがこちらを見ている。

　

　




　

その声に反応するかのように、道行く狐面が襲い掛かる！