［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

*　アンテルンテのおはなし　*

むかーしむかし、まだ、とうちゃんとかあちゃんが船をもっていて
まいにち海に出て、魚をとってくらしていたときの話。

その日は船のちょうしがわるかった。
だいじょうぶだいじょうぶって言って、二人は海に出たんだけど
けっきょく、おきにでたところでうごかなくなっちゃったんだ。
とうちゃんとかあちゃんはとっても困って、
『きゅうなんしんごう』を送った。

へんじは、すぐに来た。
たまたまたちかくに、知ってる人の船がいて、(これはすごくラッキーなことだ)
すぐに助けてもらえることになった。

ちかくって言っても、海は広い。
だからうごかなくなった船の上で、とうちゃんとかあちゃんは、波にゆられながら、ただまっていた。

見るものなんて、くもった空と、ゆらゆらと波うつ海くらい。
くらい空なんて見ていても気がめいるからって、とうちゃんとかあちゃんは、
海を見てすごしていた。
ゆらゆら、ゆらゆらと、遠くにいる、大きいだれかが布をなびかせているみたいに
ふしぎな形にゆれる海を、ずうっと二人で見ていたんだ。

先に気がついたのはかあちゃんだった。

「なんだい、あれ」
「なんだって、なんだい。水いがいに、なんにも見えやしねえだろうが」
「いいや、たしかにいたね。魚にしちゃあでかい」
「くじらがこんな所にいるもんか。おれのにょうぼうの目はふしあなだったかなあ」

そうやって、二人でやいのやいのと言いながら、それでも、たいくつだったんだろう。
海のそこ、光もとどかないくろぐろとしたそこを、ならんで見つめていた。


…………


…………




…………











…………






ショッピングモールの屋上だった。
黒々とした空を背に、両腕を広げて朗々と語った巨獣の顔に、三人分、呆れた視線が注がれている。


子供が手を突き出す。
そこに便乗して、次々に二人からも声が上がる。


無言のまま、三人が巨獣を見つめた。


兄と言ってはいるが、もちろん、この巨獣は三人の兄ではない。
存在しない兄として、イバラシティにいたというだけだ。
三人が何度も聞いたという母の話すら、この獣が本当に聞いたのは数度だけだった。

だというのにこの獣は、三人と合流するなり侵略を諦め、
こうして、ショッピングモールで、三人を守って立てこもっている。




わっと明るい笑い声が上がる。
ここだけを切り取れば、穏やかな時間だった。

決闘を避けることができなくなって、十時間以上が経つ。
戦いに継ぐ戦いで、四人も疲弊していた。
だが、彼らは随分とましな方だったのだ。

ベースキャンプで、イバラシティでの知り合いと会うことが減っている。
見知った人々が、いつの間にか消えているのだ。
ベースを出て行って、たまたま会う事がないだけか、それともナレハテになってしまったのか、死んだのか。
それを確かめる方法はない。

それに気づかないふりをして、これ以上の家族を探すとも探すまいとも決めかねたまま、
彼らはここ数時間、このショッピングモールで、最低限の戦闘をこなしながら過ごしていた。




ふいに、地上を見下ろした青年が声を上げた。
残る兄弟に向かって手招きする。


更に繰り返すと、渋々といった様子で巨獣がやってきた。
身を伏せ、警戒しながら地上を見下ろす。



それからは早かった。
三人と一頭は、手早く荷物を纏め、二十分ほど後には既に、ショッピングモールの出口に立っている。


歩き出す兄弟。
それからすぐ、巨獣の足が、紙くずを踏んだ。


足を持ち上げれば、その裏に張り付いた紙片がぱらりと落ちた。

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ENo.620 トバルカイン とのやりとり

ItemNo.2 いとしきまぼろし を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 耐疫10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

『地図』(580) に 100 PS 送付しました。

魔術LV を 5 DOWN。（LV35⇒30、+5CP、-5FP）
命術LV を 5 DOWN。（LV35⇒30、+5CP、-5FP）
具現LV を 5 DOWN。（LV35⇒30、+5CP、-5FP）

時空LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）
付加LV を 5 UP！（LV46⇒51、-5CP）

スィーエン(1370) により ItemNo.27 ものすごい木材 から射程1の呪器『水神の影』を作製してもらいました！
　⇒ 水神の影／呪器：強さ786／［効果1］攻撃40 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程1】

スィーエン(1370) の持つ ItemNo.47 赫棘の茨爪 に ItemNo.34 苔石 を付加しました！

『地図』(580) により ItemNo.10 ささやき声 に ItemNo.30 露草 を付加してもらいました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ ささやき声／護符：強さ218／［効果1］器用45 ［効果2］水纏30 ［効果3］耐霊38

血迷い少年(447) とカードを交換しました！

風のねこ （トキツカゼ）


イディオータ を研究しました！（深度0⇒1）
イディオータ を研究しました！（深度1⇒2）
イディオータ を研究しました！（深度2⇒3）
アルヒェ を研究しました！（深度1⇒2）
ブレイブハート を研究しました！（深度0⇒1）
ブレイブハート を研究しました！（深度1⇒2）

エアブラスト を習得！
キャノンボール を習得！
風の祝福 を習得！
滅亡の風 を習得！
戴天 を習得！
サモン：シルフ を習得！
インデュース を習得！
ショックウェイブ を習得！
ディメンションブレイク を習得！
炎上耐性 を習得！
超過適応 を習得！
旋風 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

不浄の滝(158) は 立派な羽 を入手！

次元タクシーに乗り アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》 に転送されました！


アライ区 G-12（草原）に移動！（体調30⇒29）
アライ区 G-13（草原）に移動！（体調29⇒28）
アライ区 H-13（沼地）に移動！（体調28⇒27）
アライ区 I-13（沼地）に移動！（体調27⇒26）
アライ区 J-13（沼地）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - 不浄の滝(158) の選択は アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - 不浄の滝(158) の選択は アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》（ベースキャンプ外のため無効）

［822 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［445 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［490 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［199 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［407 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［250 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［181 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［105 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［148 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［144 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［288 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［40 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［199 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［84 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［99 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［78 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［45 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［76 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［55 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［1 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［83 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［13 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［38 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

空には変わらず光の玉が、星々を模している。

次第に集まり、大きな光になっていく･･･

　

　

　









　





　

　

　

集まった光がそれぞれ何かの形を成し、地上に落ちてゆく。





　

　

　





　

　

　

チャットが閉じられる――