［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

いつかの記憶

//

「店長」
「なんだよユーキ」

　淹れたての珈琲の香りに、珈琲の出来を確信しながら男は言葉を返す。
　振り返れば、蒼い髪の長身の女が立っていた。
　　　　　　　　　　　　・・・・・・
　喫茶店『裏取引』。その本来の裏稼業、合法非合法を問わぬ取り寄せ屋。そんな店のカウンター内で、店長と呼ばれた男は振り返った。

「仕入れ、終わったけど」

　振り返った先でユーキと呼ばれた女が一つのアタッシュケースを差し出した。
　その言葉に、店長はあんぐりと空いた口を閉じることができなかった。

『取り寄せ』　　　　　　　　　　　・・
　一口にそう表現するものの、その実それを実現するには数多の苦難がある。
　特に今回ユーキに任せた『商品』は合法非合法云々ではなく、この世に「ある」かどうかも分からないモノだった。
　客にも「手に入るかどうかは確約しかねる」という言葉を吐いてしまった。
　この仕事をする為に店長が手に入れた数多の流通経路をもってしても、実在したとしても手に入る可能性は５パーセントを下回る。
　元より無理筋の商品だった故に、『勉強』として手伝いのバイトとして雇ったユーキに任せてみたのだが、そんな商品をこのユーキはものの数時間で仕入れてきた。

　店長は思わず受け取ったアタッシュケースを開く。
　この店の為に手に入れたものが流通経路ならば、この店の為に鍛えたものはその鑑識眼である。

「本物、か……」

　少なくとも彼の目で見てこれは本物だった。
　店長はユーキの戦闘力や行動力に誠実さは信用していたが、彼を超える流通経路を持ち、真贋を見極める目を持つことは予想外だった。

――今回のコレは偶然の結果なのか。それともユーキの元来の力なのか。
　もし後者なら、俺のいる意味とは何か――。

　思考を巡らせながらも、それを目の前のケースに入った鳴き声が店長の意識を戻す。
　そして、零れたのは一つの吐息だ。

「居るんだな、ツチノコって」

「わりと近所に居たわよ？」

　お前が直接捕獲したのかよ！？　そんな叫びが、喫茶店『裏取引』に響くのだった。

ENo.157 ケイ とのやりとり


ENo.1197 アス とのやりとり

オオウミネコを退治し、カフェの中へと入る。

　






キッチンのほうに、ひとりの男。

　




名前と外見からして、ロストのひとりで間違いなさそうだ。

　

こちらをまじまじと見つめ、ポンッと手を叩く。




両手を広げ、歓迎を示す。

　

冷蔵庫を開け、中をチェックしつつ･･･





冷蔵庫を閉める。

　






アンドリュウは鶏の卵を探しているようだ。

武術LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）
料理LV を 7 UP！（LV23⇒30、-7CP）

ひやこ(453) とカードを交換しました！

遅延術式：神無 （ブラックホールトラップ）


リザレクポーション を研究しました！（深度0⇒1）
リザレクポーション を研究しました！（深度1⇒2）
リザレクポーション を研究しました！（深度2⇒3）

☆ソードブレイカー を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが2増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

いずみ(1415) は 不思議な布 を入手！
ユーキ(984) は 毛皮+3 を入手！
紗織(92) は 人形 を入手！
紗織(92) は おさかな+1 を入手！

紗織(92) に移動を委ねました。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 紗織(92) の選択は カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》

MISSION!!
ヒノデ区 E-20：ヒノデ動物園 を選択！
　　 - 紗織(92) の選択は ヒノデ区 E-20：ヒノデ動物園

［860 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［320 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［225 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［161 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［91 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［144 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［129 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［221 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［92 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［58 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［64 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［51 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［23 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［14 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




久しぶりにチャット画面に映るふたり。

　





引きつったような表情。

　







　





　





　

　

　

　




　

　

　

不自然にチャットが閉じられる――

囲いや入口の門が草で覆われ、荒れ果てている動物園。

動物の気配などなく、静まり返った園内――

　




　

――に、響き渡る大きな鳴き声。

　

　

　

　　　――ズンッ

　

　　　　　　　　ズシンッ――

　

　

　

･････大きな足音。

　



　

巨大な鶏が目の前に現れた。

　




しゃべりかけてくる。

　





肩を落とす。

　




こちらを見つめる。

　




興奮した大鶏が、大声をあげて襲い掛かるッ！！