［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

正直、見とれていた。

俺がコイ共を追いかけ回して木刀で殴っている間、ジツの周囲はそこだけが時間の流れが異なるかのように鮮明だった。力任せな自分とも、イタズさんのマタギの生きる術とも異なる、それは確かに確かに戦いの技だった。


突き詰めた強さは美しい——

俺がかつてアリステアに感じた、あの感覚。二人の背後にあるものも積み重ねたものも、全く異なるとしても。

コイ達の操る水の術が一斉にジツを追いかける。あるものは光跡を引き、あるものは飛沫を撒いて。脅威であるはずのそれさえも、この舞台の上ではジツを彩る演出でしかない。


ジツが舞う。
コイが追う。


俺が、俺の心が、俺の世界を見る目が。
事実を曲げて好き勝手に解釈して、この光景を美しいと感じたのか。

見とれて、飲まれかけて、そうしていれば。
戦いが始まる直前に告げられた言葉について、巡らす思考を心の隅に押しやれるだろうと。


問題ない。

この調子なら俺たちはコイ共を倒せるだろう。

この戦いに問題はない。
そう。


なら、どうして。


——どうしてそんな、悲しい顔をする？



♦︎



色々、考えた。
わからねぇことばかりだ。

なぁ。
アランさん、しっかりしてそうなアンタの割には説明が足りねぇよ。

そんな、時間もなかったって事か。
そんなものがなくても、後を任せられると思ったのか、思うしかなかったのか。
いや、全部か。

あの小さい女の子は大体なんなんだ？
アランさんが居なくなってあの子が現れた。一瞬アランさんがあの子になったのかとさえ思ったが、この空気でそんな事言えるわけねぇし。


信頼か。
たった一日にも満たない関係で。
あのアダマも囁いていただろう。


『三十時間だけの関係だ。あとはボロが出ても構わない。特に、アンジニティの君と、イバラ市民の彼女は、侵略が終われば二度と会う事はないんだ。彼女の拠り所を否定したくない？その逡巡に価値は無い。本来は』


その通りだ。たった三十時間の関係で、恐らく二度と会うこともない。ジツが何処の出身なのかも俺は知らないが。

価値はない。
本来は。
続くアダマの言葉が思い起こされる。


『……だから、それは、美点だ。信頼に値する』


あのとき、アダマにだけ届くように伝えた、どうしょうもない本音。そうだ。


『俺は、安易に野生の猫を撫で回すこともしたくなければ、暖かい家と食事を与え最後まで見守る覚悟も、戦士として鍛え上げる術も持たない』


だから触れないのがいい？

そうかもしれない。恐らくリヨに俺は必要なかったし、彼女には友人やアダマという大人もいて。

まぁ、それが良いか悪いかは俺に分かりようもない。いや、きっと今は誰にもわからないか。良かったか悪かったかなんてのは、後になってその時の視点でああでもないこうでもないと相対的に意味付けるだけで。

けれど、今この瞬間は。
今、このハザマでは。



俺には…… ジツを最後まで見守る覚悟も、何か与える力もない。

だから触れないのがいい？



いや、違う、そうじゃない。

見守るとか、与えるとか、そうじゃねぇ。
そうじゃ、ねぇよ……

一日も経たない内に二度と会わなくなる？
関係ねぇよ。

関係、ねぇんだ。


二度と会わなくても、共に記憶を失ったとしても。
今この選択が、行く先に繋がるなら。
一つ一つの選択が未来を動かしているのなら。


少なくとも俺にとっては……
何かをする意味がある。


その何かってのが、ジツに関わらない選択つう可能性だってある。
例えイタズさんがそうしたって俺に止める道理はねぇわな。

まぁ、でも。
そうだな。

どうせ、生きるなら楽しい方がいい。
俺が楽しいと思う選択をしたい。
ついでに win-win になればハッピーってワケよ。

だから俺は、アランさん、アンタの誘いに乗ったし。




まずは……
ジツとサシで話す必要があるな。

ENo.17 サクマ とのやりとり

現実(1152) から 明烏の羽織 を手渡しされました。

ItemNo.13 ハザマフィッシュの塩焼き を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 活力5 体力5 防御5 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

龍は起き上がり、再び上空へと消える。

　

龍の頭から小さな光の玉が出て、

空へと飛び去って行くのが見えた。

柊(412) に 30 PS 送付しました。
現実(1152) に 70 PS 送付しました。
血糊子さん(1478) に 400 PS 送付しました。

柊(412) から 橙小石 を受け取りました。

現実(1152) から 蒲公英 を受け取りました。

とれー(1433) から 謎の肉 を受け取りました。

血糊子さん(1478) から 角閃石 を受け取りました。

ものすごい木材（1500 PS）を購入しました。

武術LV を 5 UP！（LV25⇒30、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV13⇒18、-5CP）

くるい(69) により ItemNo.13 橙小石 に ItemNo.10 蒲公英 を合成してもらい、謎の肉 に変化させました！
　⇒ 謎の肉／食材：強さ20／［効果1］増幅10(LV5)［効果2］攻撃10(LV15)［効果3］強撃10(LV30)

ItemNo.34 綺麗な鱗 から装飾『循環する輪』を作製しました！
　⇒ 循環する輪／装飾：強さ545／［効果1］蘇生10 ［効果2］－ ［効果3］－

現実(1152) の持つ ItemNo.19 活力漲る魔力溢れる滑々な造花 から装飾『一輪の手向け花』を作製しました！

サイタマ(884) により ItemNo.37 謎の肉 から魔香『ユーカリのなんかスースーするやつ』をつくってもらいました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 1 4 2 = 7 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ ユーカリのなんかスースーするやつ／魔香：強さ109／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］強撃12

早乙女ちえり(936) とカードを交換しました！

断線 （ワイルドインスティンクト）


アルヒェ を研究しました！（深度0⇒1）
ルミネセンス を研究しました！（深度0⇒1）
フォレストオファリング を研究しました！（深度1⇒2）

怪力乱神 を習得！
ムスケルクラフト を習得！
コンターギオ を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

現実(1152) は 黒龍の鱗 を入手！
現実(1152) は 白龍の鱗 を入手！
現実(1152) は 龍の牙 を入手！

現在のパーティから離脱しました！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

現実(1152) からパーティに勧誘されました！

『カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - ⅥTEX(667) の選択は カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》
　　 - 現実(1152) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》

MISSION!!
カスミ区 M-12：チェックポイント《本の壁》 が発生！
　　 - トコシラズ(20) が経由した カスミ区 M-12：チェックポイント《本の壁》

［861 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［444 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［397 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［305 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［216 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［156 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［79 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［134 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［128 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［182 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［48 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［22 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［49 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［0 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




　

　

　

　

　

　




　






　

　

　

　

　

　







　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！




（初発生のイベント戦：異能FP+5！生産FP+5！）