［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

困った。

数時間ぶりに見たバツの姿。
彼が時たまコウモリのような翼手目の怪物に見える。

心当たりはあった。
リリィが最近友達になったキノコ。
精神に働きかける類いの毒気を振りまく。

流石にそれをリリィ本人には言いにくかった。
友達を悪く言うのはいつも気が退ける。
だから、ツナグに相談した。


機を見計らって、ツナグだけに小声で話しかける。


真剣に困っているが、ちょっとした笑い話だ。
それに対して、ツナグは軽い口調で答えてくれる。

「俺が観た感じ、キノコが悪さしてるようには見えないな」

意外な答えだった。

「多分だけど、フタバか結城の異能が原因じゃないか？
ちょうどいいし、本人に聞いてみろよ」

簡単な答えだった。
バツの異能は音楽で心に干渉する。
それなら強くなった異能の制御を誤って幻覚を見せることもあるかもしれない。


それにしても


そんなの簡単だ。


まっすぐ、問いを投げかけるべき本人のもとへ。


そんなの風に問いかけた。
クラスメイトに話しかけるように問いかけた。

返ってきた声の抑揚はとても低かった。
何を言ったのか最初は理解できなかった。
それは謝罪の言葉だった。

「――悪い。今までずっと、ウソをついてた……」

バツの口から語られる、怪人の本性。

咎人として堕とされた、アンジニティの住人であったこと。
此度の侵略戦争に参加した、尖兵の一人であったこと。
その正体を隠す為に、ツナグに半ば脅迫にも近い取引を持ち掛けたこと。
けれども、イバラシティを守りたい気持ちに偽りはないこと。

目の前のソレが言葉を重ねる度に眉間に力が入っていることに気づく。
今やチラついていた翼手の姿がはっきりと見て取れる。

胸にこみ上げるのは怒りだ。

悪かった。

締めくくるようなその言葉を聞いたとき、息を吸い込む。

結城の妹が何か言っている。
その言葉が耳に入らない。

その怒りは裏切りに対してではない。


イバラシティを守りたい
もはやそれを疑う余地はない。


ただ、それが許せなかった。
志を共にする命を預け合うはずの戦友が、全力を目の前に敵に注げていないことが許せなかった。



「なっ――
　違う！　そんなんじゃないッ！」

「アンジニティの咎人は、存在さえ許されない大罪人だ！
　馬鹿正直に姿を晒して、イバラシティの人間と一緒に行動してみろ！
　疑われんのは間違いなくおまえさんたちの方だぜッ！
　おまえさんたちの為なんかじゃない！
　おれは、おれの為に戦ってたんだッ！
　おれに生きててもいい居場所をくれた、大事なヤツらがいたからッ！！
　おれはおれなりに、借りを返したかっただけだ！」

台詞が長い。怒りに沸いた頭に入ってこない。


ただ、自分と同じだということはわかった。
あと、疑いの目が向けられると杞憂を抱いてたみたいだった。



言いたいことはそれだった。

「――はあ～～～～～～～～～～ッ！？」

「人の気も知らねーで、好き放題言いやがって！
　吸血鬼なんてイバラシティ中探せば一人くらい居るだろうが！
　ギリ言い張れるわ！！！！！
　おれなんて見てみろよ！　コウモリでもヒトでもねーんだぞ！
　完全にモンスターだよ！！　全然違うだろーがッ！！」


「――バカバカバカバカ言いやがって……
　おまえさんたちみたいに、バカみたいなお人好しばっかだからッ！！
　おれまで……バカになっちまったんだろーが……ッ！！」

「妹を守れるのか……そう言ったよな……。上等だ……！
　だったら見せてやらあ。こいつがおれの――
　妹ごと、イバラシティを守る為の……本気の本気、まじの力だッ！！」

視界にノイズが走り抜け、それとバツが一体となるような、そんな彼の在り方が実を結ぶ。


「イデオローグの力、『冒涜する奏者(ディフェムプレーヤー)』――
　そして結城伐都の力、『踊る阿呆に見る阿呆(バッド・トリップ・ダイブ)』――
　そいつを全部、ひっくるめて……おれはおれとして戦うッ！！」

いつものようにフローラを握る。
そして名前を叫ぶ。



「これがおれの……」
『絶えぬ火光(アンエンディング・ヒートヘイズ)』ッ！！』

在り方と同じようにその煌めきも重なる。

怪物の身体を鎧う少年と、白銀の騎士が並び立った。

特に何もしませんでした。

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

ツナグ(148) から 鉄くず を受け取りました。

ツナグ(148) に ItemNo.12 欠けた刃 を送付しました。

すごい石材（400 PS）を購入しました。
生命の宝石（800 PS）を購入しました。
生命の宝石（800 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。

呪術LV を 25 DOWN。（LV30⇒5、+25CP、-25FP）
防具LV を 29 DOWN。（LV30⇒1、+29CP、-29FP）

変化LV を 30 UP！（LV0⇒30、-30CP）
武器LV を 34 UP！（LV65⇒99、-34CP）

オニキス(301) により ItemNo.4 柿 から装飾『太陽のクローク』を作製してもらいました！
　⇒ 太陽のクローク／装飾：強さ381／［効果1］活力30 ［効果2］－ ［効果3］－

リリィ(494) により ItemNo.19 生命の宝石 から重鎧『トリスメギストス』を作製してもらいました！
　⇒ トリスメギストス／重鎧：強さ163／［効果1］活力30 ［効果2］－ ［効果3］－

ツナグ(148) の持つ ItemNo.25 柿 から射程1の呪器『学校用おしゃれメガネ』を作製しました！
ツナグ(148) の持つ ItemNo.29 欠けた刃 から射程2の呪器『ランニング用スタイリッシュメガネ』を作製しました！
オニキス(301) の持つ ItemNo.22 すごい木材 から射程2の呪器『サードニックス』を作製しました！

飢餓の魔女(394) とカードを交換しました！

『悪夢』 （サモン：ナイトメア）


ソウルビート を研究しました！（深度0⇒1）
ソウルビート を研究しました！（深度1⇒2）
ソウルビート を研究しました！（深度2⇒3）

ガードフォーム を習得！
クリーンヒット を習得！
ラトゥンブロウ を習得！
フェイタルトラップ を習得！
プロテクション を習得！
ディベスト を習得！
ガーディアンフォーム を習得！
ワイドプロテクション を習得！
アブソーブ を習得！
血気 を習得！
イクステンション を習得！
ブレイドフォーム を習得！
オーバーウェルム を習得！
フォースフィールド を習得！
グラトニー を習得！
シュロム を習得！
エレメントフィールド を習得！
千変万化 を習得！
ムスケルクラフト を習得！
奇想天外 を習得！
戦盾作製 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

フタバ(515) は 紅小石+2 を入手！
ツナグ(148) は 牙 を入手！
リリィ(494) は 紅小石 を入手！
フタバ(515) は 瑪瑙 を入手！
リリィ(494) は 瑪瑙 を入手！
フタバ(515) は 瑪瑙 を入手！

次元タクシーに乗り オオキタ区 H-12：チェックポイント《沼沢》 に転送されました！


オオキタ区 I-12（沼地）に移動！（体調30⇒29）
オオキタ区 J-12（沼地）に移動！（体調29⇒28）
オオキタ区 J-13（沼地）に移動！（体調28⇒27）
オオキタ区 J-14（山岳）に移動！（体調27⇒26）
オオキタ区 J-15（山岳）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - フタバ(515) の選択は リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - フタバ(515) の選択は リュウジン区 D-3：昇竜レジデンス（ベースキャンプ外のため無効）

［871 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［441 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［177 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［377 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［286 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［199 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［137 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［56 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［122 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［92 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［90 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［83 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［0 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［8 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

　

　






チャットにノウレットが現れる。

･･･が、どうも雰囲気が異なっている。

　





　




　





　





　

　

　

チャットが閉じられる――