［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

//side:イバラシティ


「ここをこう引っ張ると、毒虫が噴射されるんです」
「うわ」
「最高にキモい」
「毒じゃなくて毒虫なのがいやらしくて最高」

わいわいと顔を突き合わせて話しているのは、カメリアの技術者達だ。
本来の意味での清掃に使う道具や、カメリアが手を広げている事業に関するものを提案及び開発、改良をしていくのが彼らの仕事だ。
そしてその技術者の内一握りが、裏の仕事に使用する道具も開発している。
今日も開発部の一室で、雑談に限りなく近い会議が行われている。

「でも問題があるんですよぉ。使用する場に生息する虫じゃないと確実に怪しまれるんです。確実にバレます。回収も難しいですし、そうなると一般人に被害が及ぶ可能性もありますし、生態系も破壊しかねません」
「あ～……」
「虫の出処を探られるのがオチ。そしてミドリガメにウシガエル……外来生物は大繁殖後駆除対象がお決まりの流れだねえ」
「毒のある生き物は大概生息地は把握されているし、大型は管理されていますしね」

ああそれに、とまた別のものが声を上げる。

「……虫って敵味方の区別つくんですかね？　逆に襲われそう」
「ああ、あと軽い虫だった場合、風下に自分がいたら顔面にアタックして来そうですね。俺、高校生の頃に自転車でユスリカの虫溜まりに顔から」
「おいやめろ」

虫を操る異能者がいればまた別なのに、と開発者は残念そうに首を振る。
けれど、しかし面白い、ロマンがある、と技術者たちはやんややんやと盛り上がる。
こうなったら小型の毒虫ロボットを作るのはどうか、とまで発展する会話は、しかし殺人兵器を作ろうとする残酷さが滲む。

「わーお、サイコパス～✩」

そんな様子を、クウィリーノは頬杖をつきながら見守っている。
珍しく時間が出来たからと顔を出したものの、マッドな技術者たちは社長がいるのに、己の欲望に忠実に話を進めている。
こちらの要望通りのものを作るよりも、こういった『使えるかも知れない』『作って見たかった』『思いついちゃいました✩』と言う軽いノリのほうが、妙に熱がこもるものらしい。
好きなことを好きなように出来るのは確かに楽しい。
クウィリーノにもよくわかる感情だけれど、脱線しがちなそれらを多少軌道修正出来るような人材も必要かもしれない。

「今の所不確かなものを現場では使用出来ないかな～。残念ながらね」
「ですよね～」
「でも失敗から学ぶことも多いから、色々考えるのは自由にして。……守秘義務は守るようにね」
「はい！」

にっこりと笑ってから、手元を見る。
手の中にあるのは、華奢な金色のバングルだ。
自身の身を守ることが難しい者、あるいは咄嗟に対応出来るようにと、つい最近開発してもらった護身具だ。
幾人かの異能持ちを交えて開発されたのは、言ってみればスタンガンである。
ただし、一定の攻撃を受けた際に発動するように別の異能持ちによって条件が付加されている。
発動の方向指定に関しても、実験を何度もした。

これは自身に一部の過激な者が近付いた際に、やはり必要だと開発を急がせて、今に至っている。
出来れば防御の異能も込められたらよかったけれど、それを付加出来るような強い能力者は一握りだろうし、何より何かを介する度に力は弱まっていくように感じる。
非効率的、燃費が悪い、そんな印象だ。
それこそ金に糸目をつけない者であれば作るだろうけれど、どうにも現実的ではない。
そしてそれは、大っぴらに広められるようなものではないだろう。
これだって、使用者に制限をかける予定だ。
勿論、これも広められるようなものではない。

ああそういえば、と技術者の一人がクウィリーノに声を掛ける。

「例の水、こっちでも使えませんかね？　こう、麻酔銃みたいなものに仕込んで相手の血を消す、みたいな！　空気注入よりも大雑把に使えそうだなと」
「例の水、ね」

それは、とある人物の異能が込められた水だ。
確かに、その使い方も考えないではない。
表向きは清掃に、そして裏向きにも痕跡を消すのに役立ってはいるけれど、直接的な使い方も出来るかもしれない。
そうは思うけれど。
技術者のきらきらしい視線を受け止めながら、こて、と首を傾げた。

「あれはだーめ。珍しいものは探られたらすぐ、でしょ？　それに、コトに及ぶ時には結局使い慣れたものを使うほうが効率がいいし」
「えー、ロマンがー」
「ふふ、駄々をこねたら駄目だよ」

でも、ちょっとだけ、と、どこか夜街で聞きそうな台詞を吐く技術者に目を細めた。
寒い夜の公園、冷たい水、雪のようなあの色。
あの色が血に塗れると考えると、僅かに苛立ちが湧く。
それも腹の底に押し込めて、クウィリーノは今度こそにっこりと微笑んだ。

「君たちも、消えたくはないでしょう？」

技術者たちは、はい、と揃って返事をしてくれた。

ItemNo.9 駄物 を破棄しました。
ItemNo.16 駄物 を破棄しました。
ItemNo.17 駄物 を破棄しました。

ItemNo.1 サラダチキンの胡麻ダレ冷麺 を食べました！
　体調が 1 回復！（21⇒22）
　今回の全戦闘において 攻撃10 防御10 増幅10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

MISSIONによる獲得影響力の誤り分を現在の影響力に反映しました。
［第11回］カミセイ大公園 ／ 誤：26 正：29

合成LV を 5 UP！（LV85⇒90、-5CP）

雪里(1373) の持つ ItemNo.9 駄物 に ItemNo.16 花びら を合成し、駄物 に変化させました！
　⇒ 駄物発生！駄物 を入手！
ItemNo.3 不思議な装飾 に ItemNo.12 ハーフリムの眼鏡 を合成し、駄物 に変化させました！
　⇒ 駄物／素材：強さ10／［武器］攻撃10(LV50)［防具］活力10(LV50)［装飾］体力10(LV50)／特殊アイテム

ItemNo.29 たけのこ に ItemNo.6 霞石 を合成実験し、黒い塊 に変化することが判明しました！
　⇒ 黒い塊／素材：強さ20／［武器］疫病10(LV20)［防具］耐闇10(LV20)［装飾］放衰10(LV10)


雪里(1373) により ItemNo.2 お肉 から料理『BBQ風の串焼き』をつくってもらいました！
　⇒ BBQ風の串焼き／料理：強さ100／［効果1］攻撃10 ［効果2］防御10 ［効果3］増幅10

ヤヅキ(1692) とカードを交換しました！

炸裂弾：水爆型 （ビッグウェイブ）


チャクラグラント を研究しました！（深度0⇒1）
チャクラグラント を研究しました！（深度1⇒2）
チャクラグラント を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

クゥ(1372) は 月長石 を入手！
雪里(1373) は 霞石 を入手！
チュイ(1519) は 方解石 を入手！
クゥ(1372) は 羽 を入手！
雪里(1373) は 紅小石 を入手！
雪里(1373) は 羽 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
クゥ(1372) のもとに 山天狗 がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
クゥ(1372) のもとに レッサードラゴン がものすごい勢いで駆け寄ってきます。

リュウジン区 C-10（山岳）に移動！（体調22⇒21）
リュウジン区 C-11（道路）に移動！（体調21⇒20）
リュウジン区 C-12（山岳）に移動！（体調20⇒19）
リュウジン区 C-13（山岳）に移動！（体調19⇒18）
リュウジン区 C-14（森林）に移動！（体調18⇒17）

MISSION!!
リュウジン区 C-11：リュウジン橋 が発生！
　　 - クゥ(1372) が経由した リュウジン区 C-11：リュウジン橋
　　 - 雪里(1373) が経由した リュウジン区 C-11：リュウジン橋
　　 - チュイ(1519) が経由した リュウジン区 C-11：リュウジン橋

［852 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［422 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［483 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［161 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［354 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［251 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［182 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［118 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［44 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［111 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　



　




Cross+Rose越しにどこかの様子を見ているエディアン。

　

　

　








元気よくチャットに入り込むノウレットと、少し機嫌の悪そうな白南海。

　

　






見ていた何かをサッと消す。

　

　

　






　








ノウレットにゲンコツする白南海。




　






検索方法をエディアンに教わり、若を検索してみる。

　

　

　






ノウレットにゲンコツ。





ノウレットの頭を優しく撫でるエディアン。






　







　

　

　

こっそりと、Cross+Rose越しに再びどこかの様子を見るエディアン。




　

チャットが閉じられる――

大きな川に架かる大きな橋。

川の水は他の地域と比べて綺麗に見える。

　

　

　　　ゴォゥ――

　

　

突風。

　

橋の上の雲が散り、何かが姿を現す･････

　



　

巨大な龍がこちらを睨み、襲いかかるッ！！