富武家書庫内の書物より抜粋
べにさらさどうだん
《紅更紗灯台》
生物の体外に出た血液を、針もしくは刃物状に凝固させ操る能力。乾燥してしまった血に対しては効果がない。
操作の自由度は、己との血の繋がりが濃ければ濃いほど上がる。二親等程度までは、ほぼ自在に操ることが出来る。
なお人間以外の動物の血に対しては、操れないことはないが効果が薄いためあまり実用的ではない。
当然ながら、自身の出血が多いと体力が消耗し戦闘の継続が難しくなるため、
血族と戦闘を共にしその血液を武器とすることで真価を発すると云われる。
異能名は、初代の保持者が無数の血針で相手を突き刺した様子が紅葉を思わせたためと伝えられている。
歴代富武家の男性に散見される異能である。女性の所持者は極稀。
ふらくのてつじょう
《不落之鉄城》
自身が「身体の前で両手を組んだ姿勢で静止している」場合、
ほぼ全ての物理攻撃・異能による攻撃を無効化する能力。
この力は、自身が付帯物と認識している物(服・鞄等)にも適用されるほか、
身体の前に何かを抱き込んだ姿勢であれば抱き込んでいる物・者にも適用される。
ただし、この場合抱き込まれた者は静止していなければならず、自身の意思による異能の発動(※)もできない。
なお、被攻撃ではない自然な消耗については無効化できない(長時間同姿勢でいることによる体力の消耗など)。
また所持者が意識を失った場合は姿勢に限らず効果が解除される。
歴代富武家の女性にしばしば見られる異能。
(※)常時発動型の異能などについては無効化されない。
せんようりゅう
《潜耀龍》
一秒間、自身及び付帯物を他人の五感から消す能力。
発動は能力者の任意だが、一度発動した場合、次の発動まで六十秒間空ける必要がある。
カメラ等のデジタル機器にも記録されないが、一部の感知系異能からは消えることができない。
他人の感覚から消えているのみで、物理的な攻撃等からは逃れられない。
一秒間の間にどう動くかが戦闘において非常に重要となるため、
効果を最大に活かすためには所持者が体術を極めることが求められる。
歴代富武家の男性に稀に現れる異能である。
おやどりのくちばし
《親鳥之嘴》
自身が蓄えた栄養を他者に分け与える能力。
対象は人間を含む動物及び植物で、発動のためには自身の指先で対象に触れる必要がある。
怪我、病気等で経口で栄養をとれない対象への恩恵が大きい。
この異能の所持者は、健啖家あることが多い。
歴代富武家の女性に稀に現れる異能である。
たぬきのはひらひら
《狸葉一翻》
他者に異能を解析された場合に、ダミーデータを提供するための『狸の葉』を任意の人物に付与する能力。。
『狸の葉』は付与した本人以外には感知できず、
本人が解除または死亡するか、他者に解析されるまで継続する。
ダミーの内容はランダム。同時に10人にまで付与することができる。
付与または解除を行うは、指で付与対象者の額に触れる必要がある。
富武家において、三代に一人の間隔で顕れてきたとされる異能で、
戦闘異能を持つ直系の者には常に『狸の葉』を付与しておくのが望ましいとされる。
おぼろみつき
《朧満月》(※)
自身が「意図的・偶発的に与えられた損害」と認識したものを、
「損害を与えられなければこうであるはず」と思う状態に近付ける能力。
時間経過を巻き戻すものではなく、また自身が「時間経過による自然な風化」と認識しているものを
元の状態に戻すことは出来ない(例えば溶けた氷を元通りにすることは不可。同様に、病気を治すことも不可)。
発動範囲は円形の光に包まれた領域であり、範囲を広げれば広げるほど、光が淡くなり効果も薄くなる。
(※)当異能の所持者は現時点で二名しか確認されていないため検証不十分であり、認識誤りの可能性がある。
若泉(旧姓:富武) 菊乃
富武家第一子、長女。二十九歳。二児の母。
七月二十二日生まれのA型。
好きな餅の食べ方はずんだ餅。
所持する異能は《親鳥之嘴》。
富武 士郎
富武家第二子、長男。二十七歳。富武道場師範代。
四月五日生まれのB型。
好きな餅の食べ方はお汁粉。
所持する異能は《紅更紗灯台》。
富武 士柳
富武家第三子、次男。二十五歳。富武道場師範代。
九月二十八日生まれのO型。
好きな餅の食べ方はお雑煮。
所持する異能は 《潜耀龍》。
富武 松乃
富武家第四子、次女。二十三歳。社会人二年目。
十一月十八日生まれのAB型。
好きな餅の食べ方は砂糖醤油。
所持する異能は 《不落之鉄城》。
富武 士円
富武家第五子、三男。十八歳、高校三年生。
六月八日生まれのA型。
好きな餅の食べ方は磯辺焼き。
所持する異能は《朧満月》。
富武 桃乃
富武家第六子、三女。十五歳、中学三年生。
四月二十一日生まれのO型。
好きな餅の食べ方はあんころ餅。
所持する異能は《紅更紗灯台》。
富武 梅乃
富武家第七子、四女。十一歳、小学六年生。
二月二十六日生まれのAB型。
好きな餅の食べ方は安倍川餅。
所持する異能は《狸葉一翻》。
甲斐中(221) に
20 PS 送付しました。
ソラ(639) に
60 PS 送付しました。
ウチモ(315) に
ItemNo.18 首下型空間除菌剤 を送付しました。
武術LV を
5 UP!(LV15⇒
20、-5CP)
武器LV を
5 UP!(LV87⇒
92、-5CP)
明楽(303) により
ItemNo.24 橙小石 に
ItemNo.29 紅小石 を合成してもらい、
青い塊 に変化させました!
⇒ 青い塊/素材:強さ25/[武器]回復20(LV30)[防具]充填20(LV40)[装飾]列撃20(LV40)
 |
「……そんなに警戒しないでくださいよ、 合成は博打要素ないですから」 |
甲斐中(221) により
ItemNo.10 頭蓋骨 から装飾『
気骨稜稜御守』を作製してもらいました!
⇒ 気骨稜稜御守/装飾:強さ254/[効果1]体力20 [効果2]- [効果3]-
 |
甲斐中 「怪我とかしませんよーーーに!!…無病息災のお守りではない?」 |
ItemNo.16 方解石 から射程1の武器『
方程式の解』を作製しました!
⇒ 方程式の解/武器:強さ357/[効果1]回復30 [効果2]- [効果3]-【射程1】
チャンディー(1321) により
ItemNo.1 ポプラ から防具『
防護服』を作製してもらいました!
⇒ 防護服/防具:強さ254/[効果1]耐災25 [効果2]- [効果3]-
 |
チャンディー 「防護……」 |
ウチモ(315) により
ItemNo.22 ビーフ から料理『
牛肉のタタキ』をつくってもらいました!
⇒ 牛肉のタタキ/料理:強さ51/[効果1]活力5 [効果2]体力5 [効果3]防御5
 |
ウチモ 「よく洗いました」 |
明楽(303) の持つ
ItemNo.24 ビーフ から料理『
ソーメン丸(ビーフ味)』をつくりました!
ソラ(639) により
ItemNo.10 気骨稜稜御守 に
ItemNo.20 腐肉 を付加してもらいました!
⇒ 気骨稜稜御守/装飾:強さ254/[効果1]体力20 [効果2]耐疫15 [効果3]-
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ソラ 「エネルギーを移動、固定。これでよし。」 |
ソラ(639) により
ItemNo.16 方程式の解 に
ItemNo.24 青い塊 を付加してもらいました!
⇒ 方程式の解/武器:強さ357/[効果1]回復30 [効果2]回復20 [効果3]-【射程1】
 |
ソラ 「エネルギーを移動、固定。こっちもうまくできたわ。」 |
スミ(532) とカードを交換しました!
スミの炭になりたい
(パワフルヒール)
ハーバルメディスン を研究しました!(深度0⇒
1)
ハーバルメディスン を研究しました!(深度1⇒
2)
ヒールミスト を研究しました!(深度0⇒
1)
ハードブレイク を習得!
オーバーウェルム を習得!
ドラスティックレメディ を習得!
覇気 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[852 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[422 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[483 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[161 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[354 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[251 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[182 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[118 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和
[44 / 500] ―― 《堤防》顕著な変化
[111 / 400] ―― 《駅舎》追尾撃破
[5 / 5] ―― 《美術館》異能増幅
―― Cross+Roseに映し出される。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
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エディアン 「・・・・・・・・・うわぁ。」 |
Cross+Rose越しにどこかの様子を見ているエディアン。
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。
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ノウレット 「こんちゃーっすエディアンさん!お元気っすかー??」 |
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白南海 「・・・・・・チッ」 |
元気よくチャットに入り込むノウレットと、少し機嫌の悪そうな白南海。
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エディアン 「あ、えっと、どうしました?・・・突然。」 |
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白南海 「ん、取り込み中だったか。」 |
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エディアン 「いえいえいえいえいえー!!なーんでもないでーす!!!!」 |
見ていた何かをサッと消す。
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エディアン 「・・・・・それで、何の用です?」 |
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白南海 「ん・・・・・ぁー・・・・・クソ妖精がな・・・」 |
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ノウレット 「コイツがワカワカドコドコうるせぇんでワカなんていませんって教えたんすわ!」 |
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エディアン 「・・・・・・・・・」 |
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エディアン 「・・・何かノウレットちゃん、様子おかしくないです?」 |
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白南海 「ちょいちょい話してたら・・・・・・何かこうなった。」 |
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エディアン 「え・・・・・口調を覚えたりしちゃうんですかこの子。てゆか、ちょいちょい話してたんですか。」 |
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ノウレット 「問い合わせ含め58回ってところっすね!!!!」 |
ノウレットにゲンコツする白南海。
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ノウレット 「ひいぅ!!」 |
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白南海 「いやそこはいいとしてだ・・・・・若がいねぇーっつーんだよこのクソ妖精がよぉ。」 |
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エディアン 「そんなこと、名前で検索すればわかるんじゃ?」 |
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白南海 「検索・・・・・そういうのあんのかやっぱ。教えてくれ。」 |
検索方法をエディアンに教わり、若を検索してみる。
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白南海 「――やっぱいねぇのかよ!」 |
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ノウレット 「ほらー!!言ったとおりじゃねーっすかー!!!!」 |
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白南海 「だぁーまぁー・・・れ。」 |
ノウレットにゲンコツ。
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ノウレット 「ひいぅぅ!!・・・・・また、なぐられた・・・・・うぅ・・・」 |
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エディアン 「システムだからっていじめないでくださいよぉ、かわいそうでしょ!!」 |
ノウレットの頭を優しく撫でるエディアン。
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エディアン 「ノウレットちゃんに聞いたんなら、結果はそりゃ一緒でしょうねぇ。 そもそも我々からの連絡を受けた者しかハザマには呼ばれないわけですし。」 |
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白南海 「・・・・・ぇ、そうなん・・・?」 |
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エディアン 「忘れたんです?貴方よくそれで案内役なんて・・・・・」 |
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エディアン 「あー、あと名前で引っ掛からないんなら、若さんアンジニティって可能性も?」 |
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エディアン 「そしたらこちらのお仲間ですねぇ!ザンネーン!!」 |
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白南海 「・・・・・ふざけたこと言ってんじゃねーぞ。」 |
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白南海 「まぁいねぇのは寂しいっすけどイバラシティで楽しくやってるってことっすねー!! それはそれで若が幸せってなもんで私も幸せってなもんで!」 |
こっそりと、Cross+Rose越しに再びどこかの様子を見るエディアン。
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エディアン 「さてあいつめ・・・・・どうしたものか。」 |
チャットが閉じられる――