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<< 11:00~12:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 








+ 全ては上書きされた事象である。 +






ハザマでの、3時間前の事。



小鷹
「……どこ行ったんやろなぁ、ほんまに」


迷子である。

いつの間にか仲間とはぐれていた自分は、見知らぬ森へと足を運んでいた。
確かこちらに進む予定だったから、こちらに進めば会えるんじゃないかなんて気楽な考えだ。
本当はこんなところで迷子になった場合、進まずじっとその場で待機している方が良い気がするのだが、
はぐれた他の仲間のことを思うと、早く見つけてやらねば危ないのではないだろうか、と。

そんなことを思いながら、遠くで聞こえる鳥の鳴き声と自分の足音をBGMに歩いていた。
1時間前までは一緒にいたのだからそんなに遠くに行っているはずはない。
実際、気配は一つ近くにあった。このまま歩けば、直に合流できるだろう。


……そういえば。ふと、久々に一人になったな、と思い出す。
こちらに来てからはなぜかアラトが付き纏い……もとい、同行していたし、
なんだかんだで"向こう側"での友人と合流し、行動を共にしていた。
言葉を交わし、助け合い。時にふざけ、真剣に。


なんでやろな。
本当は僕に友人なんかいなかったのに。


*
「……。」


設定だ。全ては世界に上書きされた設定。虚構であった。
しかし虚構から生まれるものもある。
本来いなかったはずの友人は確かに友達として共にいるし、
本来なかったはずの思い出も確かに存在していた。

確かに存在していたのだ。たとえ空であろうと。空虚であろうと。朧気であろうと。

真か偽かはどうでもよかった。曖昧な自身を繋ぎ止めるには十分だった。
揺らぐ自己を結びつけるには十分だった。

上書きされた設定がどうであろうが、それ以降の選択や行動、記憶は果たして偽であろうか?
偽であれば、奪われるべきなのだろうか?
持たざる者は求めてはならないのだろうか?
だけど、だけどだ。



歩くために動かしていた足が重たくなって、歩くのが億劫になって、立ち止まる。



もう嫌だった。独りでいるのは辛かった。だからこうするしかない。
これはチャンスだった。やっと自分が幸せになるための転機だった。
アンジニティの世界影響力はイバラシティのものを上回っているらしい。
このままいけば。このままいけば、






































小鷹
「     あ?」




眩暈。










ブツン。











「久しぶりじゃないか」


その声と共に、重たい瞳を持ち上げる。いつの間に閉じていたのだろうか。
一日眠って目が覚めた後のような体の重さが残っている。
気付けば見知らぬ場所に立っていた。赤い空はそのままに。それ以外は、何もなかった。
ただ、目の前に立つ男以外に。

声の主はそいつだった。赤い髪、二色の眼。
上着のフードを被り、いかにも気怠そうに立ちこちらを見ていた。
眺めていると、鏡を見ているような気分になる。



無題
「……。」
無題
「よぉ。元気そうじゃねえかよ」


小鷹
「……はあ、まあ。」
小鷹
「ははは。……今更何の用でしょう。」


せんせ
先生。

相手はそう呼ばれると、肩を竦めて呆れたように笑った。


無題
「よく言うよ。尊敬の念もないくせに」

小鷹
「あんたは僕を“書いた”先生ですから」


そう、そうだ。先生は僕を書いた人だ。
先生が居たから僕が居る。先生が居たから僕は、今ここにいる。
朧気な記憶を辿る。僕が『小鷹裕吉』として存在する前の事だった。
昔は僕は、『僕』ではなかった。


無題
「どーよ、楽しんでる?俺の分まで、友達作ってっか?」

小鷹
「ええ。おかげさんで、こんな僕でも友人に恵まれて」


そうだ。僕は『俺』の代わりだった。
目の前の俺の代わりに、『僕』は生きていた。
彼は『僕』であった。僕は『俺』であった。


無題
「そらええなぁ。僕も死なんで生きてりゃ出来たかね。」
 お前に席譲ったのは勿体なかったかもしれへんな!

小鷹
「…………。」

そうだ。
俺は死んだ。代わりに僕が生きている。


無題
「嘘だよ。」
無題
「そんなこと言ったら、殺してくれたお前に失礼やもんな」


そうだ。
僕が殺した。
僕が彼を自由にした。
殺してほしいと願われたから。
だから殺して、僕が貰った。
あの雨の日、アトリエの前、森の中で。



無題
「どうだ?『俺』ごっこは」



自分が殺したはずの男が目の前に立っている。
『小鷹裕吉』だった男が、立っている。


小鷹
「なんで」

無題
「ん?」


「なんでわざわざ出てきた」
「せっかく殺してやったのに」
「異能で保険までかけとったんか。死にたいくせに」



ああ、思い出してきた。
まだ自由に動けなかった頃、ノート越しの会話、油絵の具の匂い。
彼に綴られ、描かれた、一番最初の「作品」になるはずだったこと。
自分は最後まで綴られなかったこと。
最後まで描かれなかったこと。


名前を付けてくれなかったこと。


彼の異能のせいで、中途半端に目が覚めて。
被造物として吹き込まれた命を恨んで。
歳月が経てば自分は忘れられ、孤独に喘げどそれを訴える口も無くて。
ただただ、こんなことならなぜ自分を生んだのか、と嘆くしかなくて。
恨んで。
憎んで。
呪って。


復讐だった。殺してやりたかった。死にたいのはわかっていた。
だから殺してやろうと思った。器がいらないなら奪ってやろうと思った。
だから、殺して。上書きして、上書きして、上書きして、上書きして、上書きして。



無題
「…………。」
無題
「おお怖。やめてくれやそんな目で見んの。別に喧嘩したくて来たわけやないんやって」

小鷹
「うるさい。消えろ。もう一度殺されに来たんとちゃうんか」

無題
「だァから……通じねえ奴だな。俺はオハナシしに来た訳」


睨みつければ大げさにため息を吐く。
記憶と共に滲み出す殺意が、じりじりと頭を焼いている。
睨みつけたまま、相手に問う。


小鷹
「何や。話って」

無題
「せやなあ。……チヨ子は知ってるか?」

小鷹
「……は」


知っているも何も、僕の友達やけど。
今その名前が出てくるとは思わなくて、少し面食らう。
奴が怠そうに口を開く。


無題
「チヨ子から提案があったんだ。『俺』に席を作ってやるって。それができるって。」
俺に席ができるっつーことはだ。今のお前の席は、完全にお前のモンになるっつーことだ。

無題
「俺は俺として存在する。お前はお前として。それぞれ別のモンになる。」
鏡写しでも、なんでもなくなる。独りだけ宙ぶらりん、何てことはもう無くなる。


「お前は俺に、席を返さなくて良くなる。」
俺はこの誘いを飲もうと思っている。お前さえよければ。

無題
「どうだ?」



小鷹
「……。」


言葉が出なかった。
自分にとっては、突然の誘いだった。そんなの、願っても無い事だった。
だって、器が借りものではなくなるのだから。
奪い取ったものではなく、正真正銘譲り受けたものとなる。
自分は『小鷹裕吉』として。
彼は、彼として。双方が得をするのなら。


小鷹
「そういうことなら……僕も、」

無題
「なーんてな」




え、と思うのもつかの間。




無題
"従え"




瞬間。
声を出す暇もなく、バシャ、という音と共に体が砕けた。
否、インクでできた身体が強制的に液体に戻された。
インクの中は暗い。 相手の顔も見えない。 元に戻ろうとしても、なぜか戻れない。
暗い。
訳も分からず、閉じ込められている。


無題
「悪いな。俺ぁ自分の書いたモンのことは何でも分かんだよ。記憶とか、思考もな。行動ももちろん制御できるし、……まぁそういう異能なワケ。油断したなぁ、本当の"無題"クンよ」

黒い水面の上から声が聞こえる。

無題
「ハザマにいるんなら顔でも拝んでおかねえととは思ったが……お前の記憶、なんかアラがねえか?俺の覚えてることとやや違うんだが……」
無題
「仕方ねえか。そんだけ脚色されちゃあな……いや、」

無題
「それだけじゃないな。確かにお前は俺の書いたモンだが、他にも何か混ざってる」」



無題
誰だ? お前



無題
「……まあ、いい。お前に自覚があるかどうかは知らねえけど」
無題
「端的に言う。信用ならねえ。何をしでかすかわからねえ。
俺がチヨ子に会ってる間、お前は引っ込んどけ」

無題
「二時間やる。二時間経ったら、迎えに行く」
無題
「いいか」


無題
「下手な真似すんじゃねえぞ」



「     」







ブツン。





「……ぁ"、は…………っっ!!」

がは、ごほ、とせき込みインクを吐き出す。インクから体を引き上げ、形を確かにする。
やっと目が見えるようになって見渡せば、そこは元の森で、あの男の姿はどこにもなかった。
息を整えて、ゆっくり立ち上がる。


小鷹
「……誰?」


混ざってる、と言われた。何が?何が混ざっているというのか。
自分以外の何かが?彼の他の作品が?
自分が誰であるかなんて、あいつが一番知っているはずなのに。

小鷹
「誰……僕は、いや…………」

*
「僕、 は……」


設定だ。全ては世界に上書きされた設定。虚構であった。



――どこから、どこまで?



自分が上書きしたもの、世界に上書きされたもの。
それ以外にもしも、記憶から消された何かがあるとするならば。
もし、自分の中の「混ざりもの」が自分に手を加えているならば。
虚構から生まれたものは、なんだったのだろうか。
どこからが真で、どこからが偽なのだろうか。


「…………チヨちゃん」
「ソラちゃん、黒衣くん、アラト」




「僕 誰なんやろ……。」


途端に怖くなってしまった。自分が。世界が。
このままでいていいのだろうか。それともあいつの嘘なのだろうか。
わからない。わからなくなった。


揺らぐ記憶の中に立ちすくんだまま、森に一人 影のない男が立っている。
男が歩き出せたのは、しばらくしてからの話だ。












そうして。
時は過ぎた。






アラト
「おやおやおやおや、義兄さん!まさかこちらにいらっしゃるとは!
チヨ子さんもさぞお喜びに……」
海里
「義兄さんってか!まあ、まあそうなるわな……
つかよお、ホントは知ってたんだろ?俺が来る事。」
アラト
「いえいえ、私はな〜んにも。
小鷹さんの事に関してはどう致しましょう?」
海里
「……考え物だな。それを言うかは、
お前がどっちの味方かハッキリしてからや」
アラト
「おや、つれないですねえ。
私はいつでも、私が面白そうと思う方の味方ですよ」
海里
「一番胡散臭え回答するやつがあるかよ……

以下の相手に送信しました

ENo.717
Qimranut





チヨ子
「……!お兄ちゃん?えっ、どうして……」
チヨ子
「うーん、色々聞きたい事はあるけど……これは後で家族会議だね!!」

「え?知世子ちゃんってお兄さんなんていたっけ?義理とか?取り敢えずよろしくな~」

海里
こんにちわぁ〜〜!!あれこんばんはか?わかんねえ」
海里
「チヨ子久しぶり〜!そっちはチヨ子の友達たちやんな!
ちょーっと小鷹お兄さんから頼まれごとしてな、うん、代打で来ました!」
海里
「え、誰って? ………。」
海里
チヨ子の兄です。有心海里言います。どうぞよろしゅうな〜」

■■のチヨ子(121) から を手渡しされました。
チヨ子
柊をど~~~ん!!!!

ItemNo.19 エナジー棒 を食べました!
 体調が 1 回復!(17⇒18
 今回の全戦闘において 活力10 防御10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















スイーツ★インベーダー
ENo.119
*****
ENo.121
■■のチヨ子
ENo.199
独りぼっちの神父
ENo.249
『小鷹裕吉』
ハザマに生きるもの
洗濯機
キムナイヌ
山天狗
リビングミスト
















ラブ&ピース フォーエバー
ENo.52
ハイドリ
ENo.566
黒髪の少女
ENo.886
クレハ
ENo.1044
レノン
スイーツ★インベーダー
ENo.119
*****
ENo.121
■■のチヨ子
ENo.199
独りぼっちの神父
ENo.249
『小鷹裕吉』







具現LV5 DOWN。(LV10⇒5、+5CP、-5FP)
解析LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)
防具LV25 DOWN。(LV35⇒10、+25CP、-25FP)

武術LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
変化LV10 UP!(LV0⇒10、-10CP)
武器LV25 UP!(LV0⇒25、-25CP)
付加LV5 UP!(LV40⇒45、-5CP)

ItemNo.8 つばめの羽飾り に ItemNo.18 柊 を付加しようとしましたが、既に効果2が付加されていました。

ブランク(1112) とカードを交換しました!

自傷 (ワンオンキル)


グリモワール を研究しました!(深度0⇒1
グリモワール を研究しました!(深度1⇒2
グリモワール を研究しました!(深度2⇒3

ストライク を習得!
レッドショック を習得!
サンダーショット を習得!
ブラックバンド を習得!
クリエイト:シールド を習得!
クリーンヒット を習得!
コントラスト を習得!
ローバスト を習得!
ディベスト を習得!
ヒートイミッター を習得!
サンダーフォーム を習得!
敗柳残花 を習得!
上書き付加 を習得!
呪器作製 を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






*****(119)瑪瑙 を入手!
■■のチヨ子(121)霞石 を入手!
独りぼっちの神父(199)霞石 を入手!
『小鷹裕吉』(249)霞石 を入手!
独りぼっちの神父(199)不思議な雫 を入手!
独りぼっちの神父(199)鉄くず を入手!
*****(119)ビーフ を入手!
『小鷹裕吉』(249)吸い殻 を入手!
『小鷹裕吉』(249) を入手!
*****(119)ビーフ を入手!






■■のチヨ子(121) に移動を委ねました。

カミセイ区 B-10(山岳)に移動!(体調18⇒17
カミセイ区 B-11(道路)に移動!(体調17⇒16
カミセイ区 C-11(道路)に移動!(体調16⇒15
カミセイ区 C-12(道路)に移動!(体調15⇒14
カミセイ区 D-12(道路)に移動!(体調14⇒13







>> これまでのあらすじ


[845 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[409 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[460 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[150 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[311 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[202 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[149 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[68 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。


 


白南海
「・・・ロストの情報をやたらと隠しやがるなワールドスワップ。
 これも能力の範疇なのかねぇ・・・・・とんでもねぇことで。」

白南海
「異能ならリスクも半端ねぇだろーが、なかにはトンデモ異能もありやがるしねぇ。」


不機嫌そうな表情。

 


エディアン
「私、多くの世界を渡り歩いてますけど・・・ここまで大掛かりで影響大きくて滅茶苦茶なものは滅多に。」

エディアン
「そういえば貴方はどんな異能をお持ちなんです?」

白南海
「聞きたきゃまずてめぇからでしょ。」

エディアン
「私の異能はビジーゴースト。一定の動作を繰り返し行わせる透明な自分のコピーを作る能力です。」

白南海
「あっさり言うもんだ。そりゃなかなか便利そうじゃねぇか。」

エディアン
「動作分の疲労は全部自分に来ますけどねー。便利ですよ、周回とか。」

白南海
「集会・・・?」

エディアン
「えぇ。」


首を傾げる白南海。

 


エディアン
「――で、貴方は?」

白南海
「ぁー・・・・・どうすっかね。」


ポケットから黒いハンカチを取り出す。

それを手で握り、すぐ手を開く。

 

すると、ハンカチが可愛い黒兎の人形に変わっている。

 


エディアン
「わぁー!!」

エディアン
「・・・・・・・・・」

エディアン
「・・・手品の異能ですかー!!合コンでモテモテですねー!!」

白南海
「なに勝手に変な間つくって憐れんでんだおい。」

白南海
「糸とかをだなー・・・・・好きにできる?まぁ簡単に言えばそんなだ。
 結構使えんだよこれが、仕事でもな。」

白南海
「それにこれだけじゃねぇしな、色々視えたり。」


眼鏡をクイッと少し押し上げる。


エディアン
「え!何が視えるんです!?」

白南海
「裸とか?」

エディアン
「ぇ・・・・・」


咄嗟に腕を組み、身構える。

 


白南海
「・・・嘘っすよ、秘密秘密。言っても何も得しねぇし。」

エディアン
「ケチですねぇ。まぁ私も、イバラシティ生活の時の話ですけどねー。」

白南海
「・・・・・は?」

エディアン
「案外ひとを信じるんですねぇー、意外意外!」


そう言ってチャットから抜けるエディアン。

 


白南海
「あぁ!?きったねぇだろそれ!クッソがッ!!おいいッ!!!

 ・・・アンジニティぶっ潰すッ!!!!


 

チャットが閉じられる――












スイーツ★インベーダー
ENo.119
*****
ENo.121
■■のチヨ子
ENo.199
独りぼっちの神父
ENo.249
『小鷹裕吉』
ハザマに生きるもの
風使い
風使い
岩投げ師
暴走自転車




622 416



2nd
暴走自転車


3rd
岩投げ師




6th
風使い


7th
風使い


















2FA
ENo.896
ランプ
ENo.897
_____
ENo.899
ウィリアム
ENo.900
しあわせうさぎ
スイーツ★インベーダー
ENo.119
*****
ENo.121
■■のチヨ子
ENo.199
独りぼっちの神父
ENo.249
『小鷹裕吉』




616 443















ENo.249
小鷹裕吉



 日陰の燕は空を飛ぶ。
 ほんとうのことを煙に巻き、
 挽歌を囀り飛んで行く。




【名前】小鷹 裕吉(コダカ ユウキチ)
【年齢】26
【身長】181㎝
【すきなもの】自室で過ごす時間、煙草
【きらいなもの】知らん 色々あるよ

 小説を書いている気弱な男。関西訛りのある口調で
 腰が低……いわけでもない。図々しい時もある。
 自分の事について投げやりで、他人に過干渉しない。
 後ろ向き。厭世家。あとヘタレ。
 
 彼の小説を好いてくれているらしい子供達が、
 よく彼の元へ訪ねてくるようだ。
 
 最近自分の事を担当するようになった編集者が
 いじめて来てつらい。いじめないで。
 仲は良い方らしい。



 アンジニティの住民だが、自分の元の姿が
 思い出せないままでいるようだ。
 思い出せるまでは、そのまま「小鷹裕吉」としての姿を取るだろう。

【異能】偽戯の手帖 ―ぎぎのてちょう―
 紙に書かれた詩や物語の内容の事象や性質、結果を
 事実から反転させた状態で具現化させる。
 
 例えば、嘘を真に、真を嘘に。
 存在していたものは消え失せ、
 無かったものは存在するように。
 御伽噺は本当に、現実は幻想の中に。
 
 効果が発現するのはその文章を読み上げた時だが、
 自分が書いた文でなければ効果は現れない。
 効果の大きさは文章の長さに依存しており、
 特に「在るものを消す」のは短い文では難しい。
 
 ハザマでは、文章の長さの制限部分が消えて
 異能が使いやすくなっている。
 使いようによれば、何をする事も可能だ。
 考えて異能を行使しなければならない。



 
 夜空に浮かぶ星を導に歩く事の、
 何がいけないというのだろうか。
 光を求める事は、誰であれ許される筈だ。
 なにものにも。なにものでなくても。
 須らく。




Sub character 1

【名前】有心 新斗(ウココロ アラト)
【年齢】23
【身長】182cm
【すきなもの】読書、チョコ、彼女
【きらいなもの】退屈、無力である事

文芸編集の仕事をしている、丸眼鏡の男。
いつも笑顔を浮かべており、飄々ととしている。
誰に対しても物腰の柔らかい対応だが、
親しくなると扱いが雑になっていく。

小鷹とは旧知の仲であり、小説の担当編集もしている。
新斗の方が年下だが、小鷹より立場が強くなりがち。
小鷹がいじりやすいためである。人をいじるの楽しいね。

7歳年下の同居人がいる。所謂恋仲というやつなのだが、
年の差が年の差な為自分から表立って言う事はあまり無い。
合意の中だよ。合法だよ。ホントだよ。




アンジニティでの正体は、
アラト・アルハートと言う名の虚の化物。
旅の途中で巡り合った大切な人と手を繋ぎ、
新しい世界へ行く……はずだったが。

【異能】久遠の雫 ─テンポドロップ─

任意の物、場所の水分をそのまま結晶化させる事ができる能力。
自分から半径5m以内であれば十分な能力の行使が可能。
それより遠くへも行使できるが、離れた距離の分だけ
効果は減衰する。
結晶化する速度はある程度コントロールできるが、
手で触れた場合のコントロールが苦手な為、
暴発防止に手袋を着用している。

ハザマでは水分の無い所からでも
自在に結晶を発現させることができ、
コントロールも完全とは言えないが効いている。

【異能】深淵からの招待状 ─ガイド─
新斗のもう一つの異能。本人は秘匿しているが、
「ただの道案内」、とだけ言っている。
 


塗り潰されたキャンバスと白紙との違いは?
絵の裏に描かれたものを一体誰が見る?
上っ面だけだ。目に映るのは。
それだけだよ。

お終いだ。



sub character 2

【名前】不明。「無題」と名乗っている
【年齢】26
【身長】縦30cm、横50cm(額縁)
【すきなもの】おはなし、絵を描く事
【きらいなもの】寂しい事、自分

木製の額縁に納められた、男の絵。
……なのだが、この絵は自由に動くしよく喋る。
普段は背景しか写っていないただの絵だが、
話しかけられれば画面下から顔を出す。
非常にフレンドリーであっけらかんとした性格。

元々は人間だったらしいが、人間だった頃の名前や記憶は
薄れていて本人にはわからないらしい。
何者かの異能により今の状態になったようだ。
本人曰く「人間だった頃の自分の事は誰一人存在しない」らしい。
唯一、旧知の仲である新斗は彼のことを思い出しているようだ。
名前がわからないので、
題名の無い絵画である自分を「無題」と名乗る。

とある人物から身を隠している。

【異能】 ■■■■■ ─■■■■■■■─
 現在は使えない状態らしい。
13 / 30
1232 PS
カミセイ
D-12
行動順4【特攻】AT・DX↑
18450
600







両陣営の和平を真面目に考える会
6





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4燕の羽ペン武器10【射程1】
5偽戯の手帳防具30防御10
6花びら素材10[武器]混乱10(LV25)[防具]舞魅10(LV10)[装飾]祝福10(LV20)
7ネジ素材15[武器]貫撃10(LV25)[防具]地纏10(LV25)[装飾]舞乱10(LV25)
8つばめの羽飾り法衣26活力15風柳10幸運5
9燕の羽ペン武器40束縛10【射程1】
10ネジ素材15[武器]貫撃10(LV25)[防具]地纏10(LV25)[装飾]舞乱10(LV25)
11大蒜素材20[武器]体力15(LV30)[防具]体力15(LV30)[装飾]体力15(LV30)
12石英素材15[武器]光纏10(LV20)[防具]加速10(LV30)[装飾]地纏10(LV25)
13毛皮素材15[武器]道連10(LV20)[防具]鎮痛10(LV30)[装飾]耐災10(LV25)
14毛皮素材15[武器]道連10(LV20)[防具]鎮痛10(LV30)[装飾]耐災10(LV25)
15若葉水晶のブローチ装飾60復活10闇纏15
16毒牙素材20[武器]猛毒15(LV30)[防具]反毒15(LV30)[装飾]耐疫15(LV25)
17毒牙素材20[武器]猛毒15(LV30)[防具]反毒15(LV30)[装飾]耐疫15(LV25)
18素材25[武器]連撃20(LV40)[防具]反反20(LV40)[装飾]深手20(LV40)
19霞石素材30[武器]反水20(LV30)[防具]放凍20(LV30)[装飾]凍縛20(LV30)
20エナジー棒料理10活力10防御10
21素材30[武器]守護25(LV45)[防具]舞凍20(LV35)[装飾]風柳25(LV45)
22焼き肉料理85攻撃13防御13増幅13
23たけのこご飯料理170貫撃13器用13深手27
24不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
25ぬめぬめ素材10[武器]列撃10(LV25)[防具]舞反10(LV25)[装飾]幸運10(LV10)
26素材25[武器]連撃20(LV40)[防具]反反20(LV40)[装飾]深手20(LV40)
27吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]火纏10(LV25)[装飾]耐火10(LV20)
28素材10[武器]風撃10(LV25)[防具]風柳10(LV20)[装飾]風纏10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術5身体/武器/物理
魔術10破壊/詠唱/火
幻術25夢幻/精神/光
呪術25呪詛/邪気/闇
具現5創造/召喚
変化10強化/弱化/変身
武器25武器作製に影響
防具10防具作製に影響
付加45装備品への素材の付加に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン6050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
練3ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ティンダー5050敵:火撃&炎上
ウィンドカッター5050敵3:風撃
練3ライトニング6050敵:精確光撃
カース5050敵:闇撃&束縛
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
ガードフォーム60100自:DF増
リフレクション5050自:反射
プリディクション50120味列:AG増(3T)
レッドショック5080敵:3連鎖火撃
練3サンダーショット5080敵貫:光撃&麻痺
ブラックバンド5080敵貫:闇撃&盲目
練2クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
クリーンヒット5060敵:痛撃&次与ダメ減
練3サンダーボルト5080敵痺:光痛撃&麻痺
ダークフレア5060敵:火撃&炎上・盲目
クリエイト:ダイナマイト50120自:道連LV増
コントラスト5060敵:火痛撃&炎上&自:守護・凍結
マジックミサイル5070敵:精確火領撃
デイドリーム6080敵:SP風撃&SP光撃&自:復活LV増
イービルカード5050敵:風撃&名前に「纏」を含む付加効果があれば、1つ消滅させて闇撃化(1T)
インビジブルウォール5080味傷:反射
練3カマイタチ50100敵:風撃+領域値[風]3以上なら、敵全:風撃&領域値[風]減
タッチダウンライズ5030自:AG増(2T)+HP減+連続増
カタルシス6060敵強:SP光撃&強化を腐食化
練3クリエイト:グレイル6070味傷:精確光撃&HP増&祝福
ビューティーフォーム50120自:魅了特性・舞魅LV増
ピュリフィケーション5050敵味腐:SP増+腐食状態なら、精確光撃&腐食を猛毒化
レイ5030敵貫:盲目
クリエイト:スパイク5060敵貫:闇痛撃&衰弱
ラトゥンブロウ5050敵強:闇撃&腐食+敵味全:腐食
デッドライン60100敵列:闇痛撃
シャドウラーカー5060敵傷:闇痛撃+自:HATE減
ローバスト50100自従:MSP・AT増
クリエイト:メガネ50100味:DX・AG増(5T)
ファイアボルト50100敵貫:火痛撃
アゲンスト50120敵貫:風領撃&DX減(2T)
ディム5050敵:SP光撃
ダークネス60100敵列:闇撃&盲目
ディベスト5070敵:強化奪取+痛撃
ガーディアン5050敵:攻撃+味傷:護衛
ブロック5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛
練3マインドボム51100敵:SP火撃
練3ワンオンキル50100敵:闇撃+自:闇撃
クリエイト:ファイアウェポン50200味:炎上LV・反火LV増
ヒートイミッター50100敵列:火撃&麻痺+自:凍結
コンセントレイト5030自:次与ダメ増
タイムツイスト50120敵:SP風痛撃&朦朧+自:麻痺
ディケイドゲイル50110敵列:風撃&腐食
マインドブレイク5080敵:SP闇撃&混乱
サンダーフォーム50140自:光特性・麻痺LV増
パージ50120敵列:粗雑SP光撃
練3ライトジャベリン50150敵貫3:光痛撃
ディバウア5080自従傷:喰LV増
タクシックゾーン60140敵全:猛毒
アバンダン5080敵:精確SP闇撃&自棄LV増
サモン:サーヴァント55300自:サーヴァント召喚
サモン:シャドウ65400自:シャドウ召喚
ショックウェイブ50160自:連続減+敵全:風撃&朦朧
練3カレイドスコープ50130敵:SP光撃&魅了・混乱
ダウンフォール60130敵傷:闇撃
ミッドナイトカーテン70220敵全:精確闇痛撃&盲目+自:盲目
ヘジテイション50160自:祝福消費でDX増(1T)+敵:SP闇痛撃&自失LV増
練3アルシナシオン52300敵:SP光撃&魅了状態ならDX・AG奪取
ファルクス50200敵列:闇撃&強化ターン効果を短縮
練3ミゼラブルメモリー52200敵:6連鎖SP闇撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻850【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守650【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽650【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者650【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
召喚強化620【戦闘開始時】自:具現LVが高いほど自身の召喚するNPCが強化
転移門530【スキル使用後】自:直前に使用したスキル名に「サモン」が含まれるなら、隊列後退
鏡像530【被HP回復後】自:反射
敗柳残花530【攻撃命中後】対:祝福を腐食化
修復530【被HP回復後】自:守護
上書き付加500【常時】生産行動『効果付加』で、効果2に既に付加があっても上書きするようになる。
風の祝福550【戦闘開始時】自:時空LVが高いほど風特性・耐性増
光の祝福550【戦闘開始時】自:幻術LVが高いほど光特性・耐性増
闇の祝福650【戦闘開始時】自:呪術LVが高いほど闇特性・耐性増
時の牢540【攻撃回避後】対:束縛・麻痺+連続減
神護550【戦闘開始時】自:祝福・守護+領域値[光][闇]増+AT・DX減(1T)
法衣作製500【常時】生産行動『装備作製』で防具「法衣」を選択できる。法衣は効果3に幸運LVが付加される。
呪器作製500【常時】生産行動『装備作製』で武器「呪器」を選択できる。呪器は強さが高いが効果3に自滅LVが付加される。
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
つぼ押し
(ヒール)
050味傷:HP増
きゅーけつ!
(ドレイン)
050敵:攻撃&味傷:HP増
耳なしエルフの嘆き
(ペネトレイト)
050敵貫:痛撃
し~かぐ君
(サモン:ハンター)
4300自:ハンター召喚
火炎竜
(イグニス)
0120敵傷3:火領撃
微風に戦ぐ
(キュアブリーズ)
070味傷:HP増+AG増(2T)
練2
影蜥蜴のポーション
(クイックレメディ)
0100味傷:HP増+自:混乱+連続増
Monsoon
(デスペラート)
0130敵:報讐LV増+6連撃+報讐消滅
花精魔術:三花守
(ハーバルメディスン)
0100味傷3:HP増+DF増(1T)
虚の水晶
(サモン:シャドウ)
5400自:シャドウ召喚
練3
自傷
(ワンオンキル)
0100敵:闇撃+自:闇撃





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ミゼラブルメモリー[ 3 ]クリエイト:グレイル[ 2 ]ガードフォーム
[ 1 ]ディム[ 1 ]レッドショック[ 3 ]ビッグウェイブ
[ 3 ]パワフルヒール[ 1 ]ウィンドカッター[ 2 ]ハードブレイク
[ 2 ]イレイザー[ 1 ]マナポーション[ 3 ]グリモワール
[ 3 ]グランドクラッシャー[ 3 ]ダウンフォール[ 3 ]アルシナシオン
[ 2 ]チャージ



PL / すすや