［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

時計の針が0:00を示していたのは、今から既に12時間も前に遡る。







今この狭間世界に降り立っている者はすべて例外なくこの時刻に案内役に出会っている筈だった。
イバラシティから喚ばれた者たちは白南海が。アンジニティから顕れた者たちはエディアンが。


そしてこれは後者の話になる。

---

「──さて、ここは能力『ワールドスワップ』により創られた『ハザマ』という侵略戦争の場です。
　早速ですが、この世界および侵略方法について説明させていただきます」



眼鏡を掛けたプラチナブロンドの女性が語る。
否定の世界の案内役。
相手の事情はお構いなしに次々言葉を並べ立てていく様子を、アンジニティから顕れた者は只眺めていた。

《……。》

その表情の色は戸惑いでも憤りでも無い。恍惚とも狂気とも言い難い。
早い話がきょとんとしていた。



ややあった後で漸く説明を終えた案内役に。
否定の者は暫くの間が空いてから第一声を出した。

































幽霊は愚痴った。
ふよふよと地面から浮かびながら、半透明の体に狭間世界の赤を透けさせながら。至極マイペースな様子で軽く膨れっ面をして見せる。
そんな顔をしようが状況は変わらない。



気が付けば案内役のエディアンが"あ、後ろ"と声を出し、その先には赤く溶解した顔だけの存在がいた。

《……。》

幽霊は目線を送る。明らかに興味が無い様な冷めた目線。
この者はアンジニティを長らく彷徨っていた。咎人が墜とされるとされた其処は【世界の掃き溜め】【無法者が集まる】と称される。
劣悪な環境で有象無象の物共が蠢いていた世界。
その場所を経て今、眼前のナレハテ程度が敵意を示してきたところで取るに足らないらしい。






幽霊はやはりマイペースに独り言を呟いた。
「うーん」等と悠長に声を出しながら顎に人差し指を当てる仕草をしつつ。
右に左に目線を巡らせると──。





嬉々とした声を──正確には声と言うより思念を──出す。
女の視線の先には大きな黒猫が体を揺らしていた。
黄色い大きな瞳を煌めかせたその猫は瓦礫に崩れた街並みで、ビルの2階程度まである巨体を蠢かせていたのだった。

---

これは現在の11時台。
次元タクシーを待つ間、ツバキは自分のエイドと話をしていた。
狭間世界の存在と話をするというのも側から見ればおかしな話かもしれない。

ツバキ 「でも今んとこ手掛かり無いんでしょ？ 　　アタシも試しに知り合いに聞いてみたけど知らなかったし。……もう無いんじゃないの、その世界」

大黒猫 《そうかも知れませんね。それでも私は……兄さんを見つけるまで在り続けるでしょう。 　　ふふ、私気が長い方なので。それに今はツバキさまの従者ですし》

ツバキ 「そう。じゃあ精々役に立ってよ。 　狭間世界でアンタの兄貴に会えるかは保証しないけど」

取り立てて情けを掛けるような言葉は投げられなかった。
狭間世界に巻き込まれた男と未だ死に切る事が叶わない女。
その関係性は主従であり互いの経緯はまるで重ならない。この協力関係は信頼、という小綺麗な言葉で飾る事が出来ない。
しかしツバキはこのエイドを現在時刻まで切り離していなかった。



その理由の一つに。この亡霊は珍しく理性を保っていた事がある。
自身の異能力が──狂愛の魔眼が捉えているにも関わらず。この女は未だ自分の目的を見失わないまま主人の男に付き従っている。
今まで異能力を使って来た出来事を鑑みると珍しい反応だった。
己の力は相手に依って効き目に差がある。何らかの信念、信仰、愛情、自己肯定感、理性的な考え……自軸がある者の場合は効きづらい。
その逆の場合は強力に支配権を握ることとなる。



眼前の幽霊女はどうも自分の目的の為、己に付き従っているらしい。
即ち──広大な狭間世界を渡り歩いて兄探しをする為に、支援者となる茨街の住人に付き従う事。
アンジニティの亡霊はこの方法を採用しているのである。
それを隠す様子も無くにこにことした表情で浮いている女。
手駒にするなら理性が無い方が都合がいい事は確かだった。それを踏まえた上で男は、この女を引き連れる事にしていた。



男は生きてこの世界から脱出するために。女はいつか兄と再会するために。
数奇な運命の2人は歩みを進め続けるだろう。
狭間世界が終わるまでは。

ENo.315 ウチモ とのやりとり


ENo.548 葵 とのやりとり

ItemNo.13 ケミカル手羽先 を食べました！
　体調が 1 回復！（17⇒18）
　今回の全戦闘において 活力10 防御15 鎮痛20 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

幻術LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）
付加LV を 40 DOWN。（LV40⇒0、+40CP、-40FP）

武術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
装飾LV を 45 UP！（LV30⇒75、-45CP）

ItemNo.23 赤い薔薇 から装飾『ウエディングブーケの花束』を作製しました！
　⇒ ウエディングブーケの花束／装飾：強さ85／［効果1］火纏10 ［効果2］－ ［効果3］－


ロッテ(948) とカードを交換しました！

エンチャント・ダガーハッシュ （デスブロウ）


サモン：サーヴァント を研究しました！（深度0⇒1）
サモン：サーヴァント を研究しました！（深度1⇒2）
サモン：サーヴァント を研究しました！（深度2⇒3）

ストライク を習得！
レッドショック を習得！
ヴィジランス を習得！
クリーンヒット を習得！
チャージ を習得！
デストロイ を習得！
ユニティ を習得！
ガーディアンフォーム を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ツバキ(805) は 緑星石 を入手！
ツバキ(805) は 毛 を入手！

ウシ区 Q-2（草原）に移動！（体調18⇒17）
ウシ区 R-2（草原）に移動！（体調17⇒16）
ウシ区 R-3（森林）に移動！（体調16⇒15）
ウシ区 R-4（チェックポイント）に移動！（体調15⇒14）
チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

MISSION!!
ウシ区 R-4：チェックポイント《古寺》 が発生！
　　 - ツバキ(805) が経由した ウシ区 R-4：チェックポイント《古寺》

［843 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［396 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［440 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［138 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［272 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［125 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［125 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［24 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　






　





　





ロストのふたりがチャットに入り込んできた。

　

　

　





　





　







軽蔑の眼差しを向けるエディアン。

　








ミヨチンを制止する。





　







フレディオの胸倉をつかみ強く睨みつける！

　

　

　




　

　

　　　――ザザッ

　

　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！